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日本語は難しい言葉だ!

 

2001年2月19日

さて今回のお題は『日本語』について。
皆さんは『日本語は難しい』と意識した事がありますか?
私の場合、『日本語』ってはっきり言って他の言語よりもかなり難しい言語だと思うんですよね。
いやといっても私自身、言語学者じゃないし、このサイトで扱われている文章を見れば分かるように日本語自体もそんなに達者とは言えないですけど。
なもんであくまで私の考えの範囲内での事ですけどね。

私は1人の日本語ネイティブスピーカーとして、どう考えても日本語が他の言語に比べて遥かに難しいと思う部分がいくつかあるんですよ。
まあ文法の法則や言いまわしの変化、語形の変形など、専門的な話は言語学者の範囲内という事でここではノータッチとします。
私があげようとしているのはもっと基本的な部分、それこそ日本語を全く知らない人が日本語を習った時に感じる日本語の難しさに関してです。


まず日本語が難しいと思う原因の一つに、基本的な文字の数(いわゆるアルファベットみたいなの)が非常に多い!という事。
例えば英語の場合、文字の数は全部で26個じゃないですか。
しかし日本語の場合、50音といわれるように、全部で50つの音(+ん)がありますよね。
となると単純に考えてもその数は英語の約2倍。
もうこの時点で日本語って難しいような気がするんですよね。


そしてもう一つの原因と思われるのが、『カタカナ』の存在
私の知り合いに日本語を勉強しているネイティブの韓国人がいるんですが、彼曰く『ひらがなは読めるけどカタカナが難しくてどうしても読めない』そうです。
なるほど、確かによく考ると、カタカナを読むにはひらがなとは別にさらに50(+1)もの新たな文字を覚えなければいけないんですよね。発音こそ一緒ですが。
実際に子供時代を思い返してみると、確かに私も子供の頃にカタカナがなかなか覚えられなくて苦労した思いがあります。 多分、多くの人も子供時代にカタカナが覚えられず四苦八苦したのではないでしょうか。
というわけで、結果的には合計100(+2)の文字を覚えなければならないわけですね。
これは確かに難しい。
多分、子供が扱わなければならない基本的な文字の数が100を超える言語ってそうはないんじゃないでしょうか。
例えば韓国語の場合、日本語とは言語形態がまるで違うので一概には比べられないんですけど、あえてあげるとするなら韓国語は基本的に21の独立した母音と19の独立した子音、すなわち合計40の記号で全ての文字が構成されていて、基本的にこれの組み合わせで文字が作られます。
でも日本語はひらがなとカタカナだけですでに倍以上。やっぱりキツイと思いますよ。
あと英語にも大文字というのがありますが、それでも小文字と合わせて合計52個。日本語の約半分です。


そして最後が最も厄介な『漢字』という存在
普通、日本の普通の子供ならば、小学校1年から漢字を習い始めるわけですが、そう考えると合計100を超える数のひらがな、カタカナをマスターしたといっても、それは所詮幼稚園児のレベルになるわけなんですよね。
100(+2)もの文字を覚えて、やっと幼稚園レベルですか。何ともはや厳しいですなあ……。
しかも漢字という存在は、『ひらがな』や『カタカナ』よりも遥かに厄介なのが更にキツイのに拍車をかけているし。
確か文部省が定めた常用漢字の総数は約1900文字だとか。
となると、一般生活を営む為には合計1900もの数の漢字を覚えなければならないことになりますね。
考えてみるとハンパじゃないですよ。これ。
そしてひらがな、カタカナも合わせると総数は約2000。基本的な教養課程として2000種類もの個別な形の文字を習う言語って、ほとんどないんじゃないでしょうか。もしあるとすれば中国語くらい?
更におまけとして、ほとんどの漢字には音読み、訓読みと複数の発音があり、状況に応じてその都度読み方が変わる。
ムズカシー!
先ほど話した私の知り合いの韓国人ですが、彼はカタカナですら読めないのですから、当然漢字は全く読めません。
まあ簡単な漢字ならばいくつか読めるんですが、やはり音読みと訓読みの違いを区別する事は出来ず、各漢字の発音は1種類しか知りません。
彼曰く、『なんで同じ文字なのに読み方がまるで変わるのか?』と言ってました。

とまあ以上の3つが、日本語が難しいと思われる原因の大まかな内容です。
こう考えてみると、難しいはずですよ。日本語をイチから習うというのは。
人間、自国語については子供の頃に形態が完全に構成されるのでそれほど難しいと感じる事はないのですが、外国人が習うとなるとそれはそれは難解で難しい言葉になるんですよね。


ちなみにこれを作成するにあたって参考にしたのは、先ほど上げた韓国人の方です。