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アルカディア

 

美食倶楽部バカゲー専科外伝という本では、『史上最凶のマシン』などとえらい言われようのゲームマシン、『アルカディア』。
まあ私自身も知り合いの家で何回かしかした事がないので詳しくは知りませんが、けっこうでかい本体でかいカセットだったということだけは覚えています。
あ、あとこの時代のゲーム機って今では考えられないけど、縦型コントローラーが多かったんですよね。
カンペンを縦にしたようなコントローラで、下半分にはスティックがついていて、その上の方にボタンが並んでいるという形だったっけ。
言うならテレビのリモコンの上に出来損ないのジョイスティックをつなげたような感じです。
そしてそのボタンの数がプレイステーションよりも多い12個時代を先取りしてたというべきでしょうか。
でもボタンがパソコンのテンキーみたいに並んでるので、アクション性の強いゲームとかだととても使い分けることなんか出来ないような気がするんですけど……。
ついでに言ったら、ボタン時代も今のゲーム機みたいにカチカチいうやつではなく、携帯電話のボタンみたいな薄型のものです。 なので、非常にやりにくいものでした。
ちなみにこのコントローラーは二つセットで、本体両側にに収納できました。
ファミコンでもこのように本体に収納できるコントローラーがありますが、最近のゲーム機ではとんとみかけませんね。


アルカディアのソフト達


2P側がなぜか有利な不公平対戦ゲー

R2Dタンク

超スーパーウルトラマイナーなゲームマシン、アルカディアのゲーム。
多分これ知ってる人いないんじゃないかな。
私もおもちゃ屋さんで一度見たことあるだけでした。
しかし意外なことに、私の同級生はこれをなぜか持っていたので、少し遊ばせてもらったことがあります。
ゲームはファミコンの『バトルシティ―』をよりチープにしたような画面構成で、1Pは白い戦車を、2Pは(記憶が正しければ)赤い戦車を操縦して、画面に散らばるドット(戦車の弾)を取りながら、互いの戦車を撃破していき、相手の残機を0にすれば勝ちといいうもの。
いわゆる対戦ゲームですね。
ゲーム中に取ったドットの数はそのまま自分の戦車の弾数になり、たくさんもってればもっているほど有利なのでいかにすばやく集めるかというのがポイント。
そしてこういうゲームではどちらのプレイヤーも同性能で平等というのが普通ですが、このゲームでは1P、2Pともに特長が違います。
1Pの戦車はちょうどパックマンみたいに普通にドットを集めるタイプ。
2Pの戦車はドットを取ること自体は同じですが、取った後にはバツマークが残していきます。 1Pがそのバツマークに触れるとやられるので、つまり地雷みたいなものです。
ただドットを集めているだけで壁を作れるので、2P側にだけ圧倒的に有利極まりないゲームです。
もちろん1Pもその地雷をショットで撃つとそれをまたドットに戻すことが出来るという特長もありますが、回収したければいちいち撃たなければならないので、不利なことこの上ない。
このゲームをプレイする時は、いつもじゃんけんで2P優先権を争ったものです。
しかもそれだけではなく、たまに2Pに破壊された1Pの戦車が再スタートした瞬間にいきなり破壊されるというへんなバグまで発生する始末
対戦ゲームでかつてこれほどまでに1P側のみが圧倒的に不利なゲームがあったでしょうか。
知ってる人がいたらご一報を。


テーマソング以外はガンダムに見えません

機動戦士ガンダム

R2Dタンクと同じくアルカディアソフトのひとつ、起動戦士ガンダム。
版権モノです。
当時、ガンダムが大ブームで、私の小学校でもガンダム関連のものは、持っているだけで友人達には結構な人気者だったものです。
そしてアルカディアのガンダム。
クラスメートの一人がこれを持っていましたが、もちろんこれもゲームの質などは二の次として、当時は「おお、すげえ!」とかいわれてたものです。
ゲームはというと、十字キーでガンダムを操作して、画面上方の戦艦から降ってくる敵機を撃墜していくだけのもの。
まあ、昔のゲームだけあってとても単純な内容です。
ショットの種類も一種類しかなく、敵との戦闘も淡々と進むだけ。
まあ当時はまだ家庭でコンピューターゲームをする事自体が珍しい時代だったので、人気のガンダムが動かせるというだけでけっこう楽しんで遊んでいたものです。
しかし今思うとこのゲーム、起動戦士ガンダムと名乗っていても音楽以外ではまったくガンダムと思える部分がありませんでしたね
一応ゲームが始まる時に『燃えあが〜れ〜、燃えあが〜れ〜、燃えあが〜れ〜ガンダム〜』というメインテーマが流れていましたが、メインテーマが終了しゲームが始まるとゲーム中は効果音だけで音楽は流れません
そしてグラフィック。
ほとんど一色しかない原色ベタ塗りの絵です。
プレイヤーキャラのRX-ガンダムは『一体どこがガンダムなの?』といいたくなるくらいショボイ(ていうか、判別不能)です。
落書きでよくある棒だけの人間に、なんか盾らしきものが付いただけ
これを見ただけでガンダムと判別できる人は絶対存在しません。ありえません
それにしても、オープニングテーマ以外はまったくガンダムといったものを感じさせないゲームでしたが、こんなものでも「おお、ガンダムや!すげ―!」とか言ってた子供時代が懐かしいものです。