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スーパーカセットビジョン

 

言わずもがな、エポック社の『カセットビジョン』の後継機。
さすがにカセットビジョンのスペックはあまりにも貧相すぎたみたいで、発売時期は『カセットビジョン』登場からわずか4年後の1984年と、ゲーム機としてはかなり早いサイクルでの世代交代でした。
これは当時、任天堂の『ファミリーコンピュータ』やセガの『SG-1000』などに対抗してではないでしょうか。
そのせいか、スーパーカセットビジョンではRGB端子の標準搭載(いわゆるパソコンのモニターの接続方式。色のにじみなどが無くてとてもきれいに映る。でもやっぱりアンテナ端子しか使わなかった)や、単色だけど16ビット機並の128スプライト表示、本体部分にテンキーの標準搭載などと、先代とは打って変わってこれでもかというくらいの怒涛のスペックを誇るマシーンでした。
このようにエポック社の意地が感じられるこのマシン、私の同級生の内の1人が持っていたので、よくそいつの家にこれ目当てで遊びにいったものです。
ただ、世間的には『ファミコン』が売れていくなか、このマシンはあまり売れなかったみたいで、そのスペックをまだまだ活かしきれないうちに世間から消えていってしまったのはとても残念。
コントローラーは縦型で下からつかんで使うというような形で、上部の両側面にボタンがひとつずついています。
丁度テレビのリモコンを手の平に載せているというような感じでした。
スティックは上面にあり、どちらかの手でそれを操作、そしてコントローラーを抱えている方の手の親指と人差し指でそれぞれのボタンを押すといったスタイルになるでしょう。
右利き、左利きでも使えるように考えられたそのスティックはなかなか考えられたものです。
デザイン的にもなかなかカッコイイ形をしていてジョイスティックの操作性もなかなかいい感触でしたが、ボタンの連打がしにくく、シューティングゲームなどは少々やりにくいコントローラーでした。
ソフトは全数十本とそれなりに数が出てて、わりと面白い佳作もけっこうありました。
中には『ドラゴンボール』とかの版権モノソフトも出ていたとか。

ちなみにこの『スーパーカセットビジョン』は、私のかつて持っていたタカラの『ゲームパソコン』とコネクタの形状が一緒で、流用することができました。
いわゆる『ファミコン』と『PCエンジン』が同じコードを使ってプレイできるのと同じことです。
なもんでその同級生とたまに交換して遊んでいたものです。


スーパーカセットビジョンのソフト達


自機のストックが8機もあるリッチ(?)なゲーム

アストロウォーズ

記念すべき(って言ってもどマイナーだけど)スーパーカセットビジョンソフトの第1弾。
まあ言うなら派手な『スペースインベーダー』です。
といってもさまざまなアレンジ加えられていて、なかなかに楽しめる内容のものになっていたので、かなり熱中したものでした。
ゲームの流れは左右に動く自機を操作して次々と吐き出されるロボットを、とにかく撃ちまくって破壊していくという展開。
敵ロボットは母艦から現れ、大きくジグザグに動きながら少しずつ陣地に迫ってきます。
面白いと思われるアイデアが、自機の残機システム。
スタート直後、自機のストックは8機もあります。
それらが全て画面下部の格納庫らしき所に別々に収納されていて、この格納庫の中から一ヶ所を選択して出動させます。 もちろん、出動した後の格納庫は当然ながら空になります。
そしてプレイヤーがやられてしまうと、残っている格納庫から再度自機を選択して出動させるという仕組みです。
しかし、この格納庫はゲーム中にも常に表示されています。
どう言うことかというと、まだ空になっていない格納庫に攻撃を受けると、その格納庫は次第に崩れていき、しまいには破壊されてしまいます。
そうなるとストックが一機減る事に。
攻撃を受ける所は当然ランダムなわけで、つまり、運が悪いと操作している機体以外は全て出動前に破壊されるといった自体も起こりうるわけです。
このシステムのおかげで、敵を攻撃することばかりに気を取られ、いつのまにか一機もやられていないのに残機ゼロという事態も起こりうるわけで、油断できないです。
敵機を攻撃するとともに自陣の防御をも取り入れたこのシステム、なかなかに面白いアイデアで前半シーンでは終始緊張感をもたせてくれます。
そうこうしてなんとか現れるロボット郡を全て無事に破壊すると、残った機体とともに逃げていく敵母艦を追いかけていきます。
そして次には敵母艦から降り注ぐ攻撃を避けながら、敵母艦を直接攻撃する場面へと移ります。
敵母艦の中心部に数発撃ちこむとクリアですが、これがなかなか手強くて慣れないうちはなかなかきつい。
そして見事敵母艦を破壊すると、ストックを8機に戻してまた最初のインベーダーステージからの再スタートで、敵の動きは少し速くなったりと多少難しくなります。
派手なグラフィックとなかなかに面白いゲーム展開。
音楽は重厚な雰囲気の曲で、子供だった当時の私には重苦しくてカッコイイゲームに思えました。
当時のゲームにしてはわりと楽しくあそばせてもらったものです。


確かテレビでCMやってたような……

エレベーターファイト

一昔前のSF的な雰囲気に、『エレベーターアクション』のシステムを組み込んだというゲームです。
説明おわり
……
……
……
……
……
……さすがにこれでは身もフタもないので、もうちょっと詳しく説明。
主人公は宇宙服を着て銃を持った戦士で、ボタン1でショット、ボタン2でジャンプができます。
そこら中を徘徊するエイリアンを銃で蹴散らしたり時にはやジャンプで避け、所々にあるエレベーターを使いながらあちこちに散らばる鍵を集め、最下層を目指すというもの。
ゲーム展開は基本的にエレベーターアクションを踏襲していて、たまに落とし穴があったりなどが目新しい所でした。
敵は青いタコ星人などといった古典的宇宙人で、これらがプレイヤーを殺そうと攻撃してきます。
最終面では沢山の動く床をジャンプで渡り、両端にある出っ張りみたいなのを破壊するとクリア。
なかなか面白いゲームだったけど、キャラが沢山出るとわりと処理落ちしていたような覚えがあります。


見た目はポップでかわいく、その上ボーナスステージが熱い

コミックサーカス

昔なつかしの、風船割りゲーム(ほとんどの人知らんだろうけど)がリメイクされたものです。
元ネタが昔のゲームなのでけっこう古臭い感がありますが、そこは舞台をサーカスにしたりボーナスステージを追加したりなど、なかなか明るい雰囲気で楽しめるような仕上がりになっています。
風船割りゲームを知らない人のために少し説明すると、上空に浮かぶ風船をシーソーの反動を利用して飛び上がり割っていくというもの。まあ言うならブロック崩しが発展したようなシステムです。
この手のゲームでは普通、ボリュームコントローラーを使うのですが、この『コミックサーカス』ではジョイスティックで操作します。
全3ステージで、最初のステージがシーソーを利用して風船を割っていくもの、ステージ2ではプレイヤーがトランポリンに変わり仕掛けなどが少し凝ったものに。 そして最終ステージでは2段構成になっていたりとこれまたいろんなフィーチャーが追加されます。
基本的には風船を集めるものですが、所々に飛んでいる白ハトをつかまえるとボーナス点が入ったりなど、当時のゲームらしくハイスコアを狙えるような要素が盛り込まれています。
また、上空にぶら下がってる空中ブランコにつかまるとボーナスステージになり、一定時間の間、両側の観客席から沢山投げ込まれるおひねりのドル袋(今では死語ですな)を取りまくるものです。
このドル袋を取りまくるというボーナスステージがなかなか面白くて、当時はゲームクリア目的よりもボーナスステージ目当てでプレイしていたものです。
ちなみにやっぱり、3ステージクリアで再び最初からループします。


カップにボールの入る音が妙にリアル

スーパーゴルフ

新しい家庭用ゲーム機が出ると、お決まりのように一連のスポーツものが出揃うという現象が起こりますが、この『スーパーカセットビジョン』も例外ではなくスポーツ物がいくつか出てます。
そしてこの『スーパーゴルフ』。
全18ホールで風の要素などもあり、そしてクラブも多数そろっていたりとそれなりにゴルフゴルフしてます
オープニングもホールインワンシーンから始まり、その際のカップにボールの入る『コットーン』てな音がなかなかにリアルで面白そうだったものです。
しかしやってみると大したことはありませんでした
まず、ショット方向の決定が全8(16だったかも)方向だけと固定されていたことでしょう。
もちろんフックもスライスなんかもありません。
このせいで微妙なライン取りがまるで出来なかったものです。
それはグリーン上でも変わりません。
グリーン上でもショットの方向は8方向(16?)のみで、細かな狙いなど出来ません。
グリーン上でボールの転がる音が『テンテンテン』とやたらデジタル音丸出しだったのが印象的。
そのわりにはボールがカップに入る音だけは『コットーン』とやたらと凝っていてボールの転がる音とのギャップが激しかったものです。

ただ、全般的に見ると、コースはそれなりにゴルフのツボを押さえた作りになっていて、なかなか遊べる作りでした。
ただ、ボールが画面の外に出ないとOBにならないので、木に囲まれたとことにボールが落ちてしまうの出すのにとても苦労したものです。
今のゴルフゲームと比べるとさすがに見れたもんじゃありませんが、当時としてはこんなゲームでも十分に面白く楽しませてもらったものです。
ちなみに2度だけホールインワンを実現した事があり、この時は豪華な音楽が流れます。


なかなか侮れない完成度。ドライブシュートも再現可能な脅威のゲーム

スーパーサッカー

サッカーをゲームにするのはなかなか難しいものですが、これは当時の家庭用ゲームにしては思ったよりも高い完成度でした。
もちろん時代が時代だけに、選手1人1人のデータなどなく、またチーム選択での差といってもユニフォームの色が違うだけというもの。
ゲームは縦型のグラウンド方式です。
ほとんど真上に近い斜め視点のフィールドで、選手1人1人ではなく画面に映っている全員を同時に操作可能というなかなかに大胆な操作形式です。
操作方法はレバーで選手の移動、ボール有り時にはボタン1でショートパス、ボタン2でロングパス、ボールを持っていないときにはボタン1でスライディング、ボタン2でジャンプ(と同時にヘディング)となってます。
キーパーの操作はボール有り時はキックで、ボール無し時はセービング、ジャンプが使えます。
このゲーム、当時はかなり熱い試合展開(特にジャンプしてのヘディング合戦がかなり熱い)が楽しめました。多分ファミコンの『サッカー』よりもいい出来だったと思います。
パスやロングパスも、ボールの軌道を多少変えたり出来るので、コーナーキックからのシュートなんかも狙えます。
そして私はやったこと無いのですが、工夫次第では『キャプテン翼』でおなじみのドライブシュートも打つことが可能です。
友達がよくしかけてきました。
あと秀逸なのがスライディングで、これを行うと簡単にボールが奪えます。
が、たまにファールをとられることがあるので気軽には使えないという考えられたシステムです。
ちなみに笑えるのが、スライディングでの移動は走るよりも早いということ。
ボールを取られて追いかける時には走るよりもスライディングで追いかけた方が早いという変な選手たち
なので当時はスライディング移動禁止ルールでやったりしたものです(笑)
展開はそんなにスピーディーではなく、ちょっともったりとした印象を受けますが、その分じっくりと戦略的な試合展開を組み立てたりなども出来るので、特に不満はありませんでした。
CPU戦もなかなかやり応えがあり、特にCPUのしかけてくるジグザグドリブルは奪うのにかなり苦労したものでした。


よく覚えていません

スーパーベースボール

家庭用ではハード立ち上げ時に売上に貢献するジャンル、『ベースボール』です。
この機種でも当然出ました。
何回かはやった記憶はあるのですが、どんなのかは忘れてしまいました。
確か難易度設定が『プロ・アマ』という風に分かれていたと思います。


『インベーダー』から『ギャラクシアン』へパワーアップしました

バトル・イン・ギャラクシー

副題は『アストロウォーズ2』となっています。
しかも、この作品は『スーパーカセットビジョン』ソフト第2弾です。
何も連番で続編出さなくても……と思います。なにか製作側の事情でもあったんでしょうか。
でもよく考えたら、ファミコンもドンキーコングとドンキーコングJrを連番で出してましたね。
まあそれはさておき、前作の基本ベースが『スペースインベーダー』系だったのに対し、今作では『ギャラクシアン』系(とちょっと『ギャラガ』)となりました。
前作での格納庫システムが廃止され、今回は完全な固定残機制。
ゲーム展開は前作同様に2つのシーンからなり、前半が『ギャラクシアン』みたいなの、後半が前作同様に敵母艦と直接対決。
この敵母艦、実は前作とまったく同じグラフィックです。
これはいわゆる使い回しというやつですか。または手抜き
ゲーム前半のシーンは前作同様に敵母艦から沢山吐き出される敵機を次々撃破していくというもの。
前作ではインベーダーみたいにちょっとずつ下りてきましたが、今作ではギャラクシアンみたいに編隊を組んだり、直接襲いかかって来たりもします。
まあ続編というだけあって、敵達もそれなりにパワーアップしてるということです。
もちろん自機(これもグラフィック使い回し)もパワーアップしていて、前作では1発ずつしか弾を撃てませんでしたが今作では2連射できます。
これにより前作よりも格段に派手でスピード感ある展開となっています。
そうして母艦以外の全ての敵機を破壊すると、またまた母艦は逃走。
そして後半シーン開始。
母艦と直接対決です。
前作とかなり似通ったシーンですが、前作では数発くらいしか攻撃してこなかった敵母艦が今作ではジグザグに曲がるミミズみたいなレーザーを発射します。
このレーザー、一応破壊できますが後から後から出てくるので事実上破壊はムリに近いです。 よけるしかありません。
そうして何とか敵母艦を破壊すると、多少難易度の上がった前半ステージからとループします。
このゲーム、前作よりも格段にスピード感が上がり忙しいゲームとなりました。
でもソフトの第1段と第2段をなにも連番で出さなくてもいいんじゃないかと思います。
一つにまとめて出していたら、もっとハードも売れたかもしれないのに……。


これも当時CMやってたな〜。 でもパンチボーイって何者?

パンチボーイ

昔のゲームらしい安直なネーミングセンスがイカス!
『パンチボーイ』と呼ばれる謎の生物を操作して、さらわれた彼女を助け出すというもの。
まあ、ゲームではこれといってごく普通の物語です。
主人公のパンチボーイは、なんか『ディグダグ』のプーカににぎりこぶしがついたような生き物で、攻撃手段はもちろんパンチ。
リーチが短いので少々当てづらいです。
パンチボーイの移動中には『ディグダグ』みたいに単純な音楽がなるのが特長。
なんか『ディグダグ』を意識でもしてたんでしょうか。
ゲームは固定画面の全3ステージ構成で、ステージ内の全ての敵を倒すとクリア。
敵はたしか2〜3種類だったかな。
敵を倒す手段はもちろんパンチですが、このパンチは壁際以外で当てても敵が吹っ飛んで気絶するだけで、完全に倒すためにはパンチで敵を壁に押しつぶす必要があります。
各ステージにはそれぞれ変わった仕掛けがあり、中にはゲーム展開を有利に進めることの出来る仕掛けなどもあります。
たとえばステージ1ではプレス機みたいなのが画面の4隅に取りつけられていて、これを利用(それぞれ一回限り)して敵をつぶすことが出来ます。
ステージ2には沢山の岩(らしき物)が転がっててプレイヤーを邪魔します。
そして最終面のステージ3は、大きな家の上で黒い野良猫や落ちてくる岩をよけながら全ての敵を倒すとオールクリア。
このステージだけは1、2とは違いサイドビュー画面で、特別にジャンプが使えます。
パンチボーイのリーチが思ったよりも短く、敵を倒すのにちょっとしたテクニックがあって、正面からよりも壁際で待ち構えて倒す方が安全です。
あと、このゲームは難易度調整がついていて、腕前に応じた難易度が選べます。
面白いのはハードで、ステージ3などでは野良猫の数が半端じゃなく多いです。この野良猫をパンチすると水面(ステージ3画面下方は水面)に落ちていくのが楽しく、いつまでもクリアせずにずっと野良猫倒していたりしてました。
とにもかくにも、なかなか面白いやりがいのあるアクションゲームでした。
ついでに言うとこのゲームもやっぱりループゲームです。


ピンクの背広がまぶしい第3部

ルパン三世

『ルパン三世』といえばもはや説明不用な程の人気シリーズ。
その『ルパン三世』の人気の起爆剤となったのはもちろんテレビアニメシリーズ。
まあ私もリアルタイムで見たわけではありませんが、実はこのテレビシリーズ、全部で3種類あったようです。
記念すべき初代の『ルパン三世』のアニメは、最近の映画とかで見られる雰囲気とはかなり違ったものでした。
元々の制作コンセプトが、大人向けのテレビアニメといったものだったらしいです。
しかし、当時のテレビアニメというものは子供が主に見るものだったわけで、当然視聴率的にもあまり振るわず、全部で十数話だけとすぐに放映終了してしまいました。
ただ、次元やゴエモンとかの出会いのエピソードが語られているのはポイント高いです。
また銭型の声がとっても若々しかったのは新鮮!
他に主題歌も延々と『LUPIN THE THIRD〜』と延々と言うだけというシンプルで覚えやすいものでした。
初代のルパン特長として、背広の色は青っぽい黄緑。
そして前作の反省点を踏まえ、子供にも楽しめるように出来たのが第2部。
前作があまりにもアダルティーだったのに対し、この第2部ではコメディ色が強くなり、かなり楽しい内容にしあがっていました。
この2代目がルパンシリーズで一番有名だったのではないでしょうか。
『ワルサーP−38』の歌や、新聞の印刷みたいなサブタイトル表示シーンは誰もが知ってるはずです。
2代目でのルパンの背広の色は赤。
そして第3部はさらに雰囲気が明るいものになり、絵柄も今風らしくオシャレなりました。
特に私はオープニングの主題歌が好きでしたね。
シリーズ中では一番明るい雰囲気で好きなのに、どうも一般的には第2部に比べてマイナーな域に収まっているのが残念です。
3代目のルパンの背広の色は、派手なピンクです。
さて、少々本題からずれてしまいましたな。
ちょっと『ルパン三世』に関しては思い出が多いもので。
そんなわけで『ルパン三世』は知名度も高く、当然のごとくいくつかゲーム化もされました。
ファミコンや、最近ではプレイステーションなどで出ているので知っている人もいるはずです。
でも、大体どれもが基本的に第2部か、または映画『カリオストロの城』をベースにしたものでした。
しかし、このスーパーカセットビジョン版の『ルパン三世』は、世にも珍しい第3部のゲーム化です。
ピンクの背広を着たルパンをゲームで見れるのはおそらくこれだけです
ゲームの方は横スクロールアクションで、ジャンプとパンチを駆使しながらと金庫の眠る部屋を目指して先へ先へと進むのが目的です。
ちなみになにも操作せずに立っていると、ルパンは頭をずっとボリボリかいています
なにやってんだルパンよ。
道中、ルパンの邪魔をするのはもちろん銭型警部。
後はなぜかこうもりとか。
その上ルパンの後方ではなぜか全ステージ通してワニが追いかけてきます。
このワニ、ダッシュで振り切ろうとしてもスクロールに押されてやってくるので、いわゆる残り時間的役割のようです。
でもなんでワニなんでしょうか? こっちが銭型警部だった方がよかったような……。
これらの連中に追いかけられながらルパンは金庫を目指して全3ステージを帆走します。
でも、金庫にたどり着くためにステージ1の下水道を通るのははいいとしても、ステージ2、3での洞窟やジャングルを進むというのには展開的にちょっと無理があるような気がします。
道中ではこうもりが襲いかかって来たり銭型警部が岩や爆弾を落として来たり、しまいには大蛇に襲われたりもします。
『ルパン、泥棒だったらもっと安全な道選べよ』といいたいです。
そして先程のワニも、隙あらばルパンにくらいつこうとじわじわ迫ってきます。
もちろんわれらがルパン三世もただではやられるわけはなく、銭型警部の妨害はジャンプで避けまくり、こうもりなどはパンチで蹴散らしていきます。
道中ではまれに、天井に宝石やら爆弾やらがなぜか釣り下がっています
宝石はボーナス得点になり、爆弾は後方のワニをひるませるのに使用します。
釣り下がってる物はジャンプで取れます。
このとき笑えるのが、爆弾の時はバッチリのタイミングでジャンプしないと手を伸ばさないのに、宝石だと多少離れていても手を伸ばして取ろうとします。もちろん手は届きません。
ルパンって、こんなにがめつい性格でしたっけ? はなはだ疑問です。
さて、そんなこんなでなんとか3ステージを乗り越えると、いよいよ最終ステージの金庫室。
この時初めてルパンは拳銃を使い金庫をあけようとします。
後方には針の壁と銭型の姿が!……っていっても簡単に金庫は開けられるんですけどね
金庫を開けるとルパンは原作らしく、明るい笑顔で逃げ去ります。
そして1面へループ。まあパターンですね。
スーパーカセットビジョンソフトとしてはそれなりの出来だったと思います。
ハードモードにするとこうもりの数が増えるのでなかなかやり応えありです。
このゲーム、ミスすると銭型につかまるシーンになるのですが、このときのルパンのすごく情けない顔は一見の価値ありです。