初めて買ったフライトシミュレータです

エアーコンバットIIスペシャル

システムソフト FM−TOWNS


PC-9801シリーズで出ていた『エアーコンバットU』のFM-TOWNSへの移植版。登場は1992年頃だったかな。
タイトルに『スペシャル』と名打っているだけあって単なる移植ではなく、PC9801版では別売りだったミッション集1とミッション集2が同梱されていました。なので、総ミッション数は30を超えていたと思います。
したがって、非常にコストパフォーマンスの高いソフトでした。
当時、少しばかりフライトシミュレータに関して興味があり、またせっかくパソコンを持っているんだからどうせならパソコンらしいゲームをやってみようという事で、このゲームを購入しました。


ゲームは一言でいうならコンバットフライトシミュレータです。
プレイヤーは複数の戦闘機の中から一つを選択し、与えられた任務を遂行していきます。
特にこれといったストーリーなどは無く、各ミッションはほぼ完全に独立した形で行われます。今でいうなら、『エースコンバット2』に近いでしょうか。
画面はポリゴン表示なんですが、やはり昔のゲームなのでオブジェクトは全てポリゴン剥き出しでカクカク。勿論ポリゴン数も今と比べて遥かに少ないです。
多分、今のゲームを見慣れた人がこのカクカクポリゴンの画面を見ると単なる抽象画にしか映らないかもしれませんね。
まあ、オリジナル版が出たのは今から10年以上も前になるので、さすがに比べるのは酷といえますが。
あの当時は、ゲーム上でリアルタイムポリゴン表示ができるということ自体が凄い事だったんですよ。
そんなわけでして、当時はそんな単純なポリゴン表示でも、動いているだけで『うぉーリアルだー』と思ったものです。


操作はパソコンゲームらしく、キーボード。
基本的にテンキーで操作するんですが、これがなかなか本格的で、左に旋回したいならば、まず機体を左に傾けてそして機体を上に向けるという2つのステップが必要になります。なので、機体が斜めに傾いたらずっと傾きっぱなし。
これが『アフターバーナー』のような常に機体が水平方向に戻ってくれるという、単純で親切な操作系統のゲームしかプレイした事の無い私にとっては、やけにリアルに感じたものです。
ただ操作が本格的な分、慣れるまで結構大変でしたが。


さてこのゲーム、実の所私はミッション6くらいまででやめてしまいました。
というのも、ゲームがフライトシミュレータなだけあって、少しもったりした展開だったんですよ。
ミッション自体は空中に浮かぶターゲットを機銃で撃つ、ミサイルで撃つ、地上のターゲットを破壊する、敵戦闘機を迎撃するなど、なかなかバラエティに富んでいたんですが、ミッション中盤あたりから敵の戦闘機がやけにすばしっこく、またこちらの攻撃をやたら回避しまくるので、そこからなかなか先に進めなくなってしまい、結局最後まで行くことなくやめてしまいました。いや、ミッションは選択できるのでやろうと思えば最後のミッションをいきなりプレイする事も出来たんですが、やはりなんとなく全ミッションを最初から制覇したかったんですよね。
また、アーケードゲームをメインでプレイしていた当時の私には、この手のフライトシミューレータはどうにも地味で、それに処理も重かったのであまり熱中出来なかったようです。
画面はポリゴン表示で立体感はありましたが、オブジェクトの面は単色なので地味だったし。
で、最終的にはその後続けてプレイすることなく、いつのまにか中古ショップに売ってしまいました。
やっぱり、こういったフライトシミュレータ系って当時の私には合わなかったんでしょう。


ただ、このゲームはオープニングとゲームプレイ中の音楽が非常によかった
特にオープニングは戦闘機の『キィーン』という効果音が織り交ぜられていて、かなりよい曲でした。勿論プレイ中の音楽も良かったです。音楽の雰囲気が戦闘というよりも、大空を飛びまわるといった感じの曲でしたね。
ちなみにこの『エアーコンバットIIスペシャル』、パソコンのスペックの差異を考慮してか、画面表示をポリゴンとワイヤーフレームの2つを任意に切り替える事が出来ました。
といっても、私のパソコンではワイヤーフレームにしてもあまり速度は変わりませんでしたが。(^^

2001年3月12日


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