このゲームの舞台って一体何処なんですか?
ちなみに牛に触れるとエネルギーが減ります


アストロロボ・ササ

アスキー ファミコン

一度でもプレイした人ならば(どちらかといえば悪い意味で必ず心に残るゲーム、『アストロロボ・ササ』。
メーカーはアスキーで、当時4000円台が相場だったファミコン初期の作品ながら、5000円を超えるという高級感漂う定価ということで、発売当時は妙に話題になったものです。
ゲームは固定画面制のアクションゲームで、ササのエネルギーがゼロになる前にステージ内に配置されたエネルギーパックをすべて回収するか、または破壊するとステージクリア。 そして次のステージに進みます。


さてここからが本題。
このゲームでミソとなっているのは、主人公であるササの移動方法
彼の持っている銃は発射するたびにエネルギーを消費しますが、その反動で彼は空中に浮かぶ事が出来ます
どういうことかというと、上に浮き上がりたければ下に向けて銃を撃ち左に移動したければ右に向かって銃を撃つ必要があるということです。もちろん連続で発射するとスピードアップします。
『アストロ』という由来はおそらくここらから来ているんですね。
ちなみに空中で銃を撃たなければササの体はもちろん重力の法則にしたがって落下しますが、実の所、この落下速度、異常なまでに遅いです。
ササの体重はロボットのくせに羽毛かホコリ程度みたいな感じ。
まあそれはさておき、とにかくこの銃の反動をうまく使ってエネルギーパックを回収していきます。
しかしながらエネルギーパックは非常にもろいもので、ササの弾が一発当たっただけで壊れてしまうし、空中に浮かんでいるものも下に落ちると同じく壊れてしまいます。
また各ステージには地上や空中を移動する敵が配置されていて、ササのエネルギー回収作業を邪魔します。
敵達は様々な種類がいて、エネルギーパックを壊してしまうものやササを攻撃してくるもの、またエネルギーパックを他の場所に移動してしまったりするものなど様々です。
もちろん、彼らの攻撃を受けたり触れたりすると、ササのエネルギーは一定量減ります。
当然ササもただ無抵抗なわけではなく、銃で彼らを攻撃する事で倒す事が可能です。
しかし敵を倒すことに専念すると銃によるエネルギー消費量が激しくなり、またエネルギー自体も壊してしまいやすいのでそう簡単にはいきません。
逆に敵を倒さずにエネルギー回収のみを考えていると、今度は敵に当たりやすくなってしまうという事に。
このゲームでの移動方法はかなりクセの強いもので全然思ったように移動が出来ず、こういった敵に当たる事しょっちゅうでした。
とにかくこのバランスが非常に厳しく、本当に難しいゲームでした。

ステージ構成はこのような感じです。
ステージ1から3までは風船に浮かんだエネルギーパックを回収。
時たま空とぶハサミが風船を割ってエネルギーパックを壊そうとします。
でも序盤なのでまだ簡単。
ステージ4から6はエネルギーパックが分厚い扉の中に収められていて、銃で扉を破壊してからエネルギーを回収します。 確か30発か50発ほど撃てば壊れたような。
後半ではヘリがササを攻撃してきます。
ここからエネルギー回収のための弾の消費量が多くなるのでかなり難しくなってきます。
ステージ7から9は倉庫らしき場所。
ここは今までのステージよりも重力が強いので、銃を撃った時の反動が少なく、上に移動するためには多くのエネルギーを消費します。
またこのステージにはブルドーザーらしき敵キャラがいて、コイツがエネルギーを他の場所に移動してしまいます。 当然、触れるとエネルギーが減る野で注意が必要。
しかも、エネルギーパックを運んでいる時に倒すと、エネルギーパックもろとも壊れてしまうという。 さらには壊した後の残骸に触れてもエネルギーが減るというおまけ付き。
移動速度が遅いというのが幸いですが、でもステージ自体が狭いので思った以上に難しいです。
ステージ10から12は海中。
このステージは重力ではなく、上に浮くという浮力が働いています。
エネルギーパックは下にあるので、基本的に上に向かって銃を撃つ事になります。
ちなみに海面に出るとなぜかエネルギーを消耗します。 海面に高圧電流でも走ってるんでしょうか。
このステージのエネルギーパックは壁に囲まれていて、この壁を壊さないと回収できません。
ステージ4〜6に似ていますが、しかしあちらは3つまとめておいてあったのに対し、こちらは1つずつ別々に置いてあるので、こちらの方がはるかにエネルギー消費量が多いです。
さらに所々、触れると問答無用でエネルギーを消費する海藻などもあり、難しさに拍車をかけています。
またそれだけではおさまらず、ステージによっては横に流される海流が加わったり、タツノオトシゴがプレイヤーを攻撃してきたりします。
とにかくこの海中ステージが異常に難しく、私はここで断念してしまいました。
ステージ13から15は宇宙の面。
無重力なのが特徴で、とにかく難しい。
隕石が高速で飛来するので、避けるのなんてほとんど不可能。
それに、海中のステージで相当にエネルギーを消費するので、この宇宙ではたいていすぐにくたばってしまいます。
私は奇跡的に2回だけこの宇宙の面に行ったことがあるのですが、しかし2回とも最初の宇宙ステージで秒殺されました。
ムズ過ぎ。


このゲームは2人協力プレイ(同時プレイ)がサポートされてますが、しかしヒドイ事に、相手の弾が当たるとエネルギーが減ってしまうというシステムになってます
プレイ中はバルーンファイト顔負けの壮絶なエネルギー争奪戦デスマッチになる事しばしば。
ちなみに互いの体に触れるととんでもないほどエネルギーが減るというおまけ付きです。
なので、ある意味協力プレイというよりも殺し合いプレイするためのゲームといえるかも。


まあとにかく、このゲームは難易度が非常に高く、プレイヤーによっては『クソゲー』扱いされても仕方のないものかもしれません。
私も同感で、難易度調整があったらもう少しプレイしやすいゲームになったと思います。
もしくはエネルギーパックに耐久度をつけるとか。
そういえばこのゲームでは謎のカラオケモードというものがあるらしいです。
何でそういう無駄な機能をつけるのか、もちろん謎です。

2000年7月9日


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