最後の多画面ゲーム。
タイトルロゴ。 シャープでカッコいい!


ウォーリアーブレード

ラスタンサーガ・エピソード3


タイトー アーケード


 ストーリー
私がいかにして王と成り得たか、その長き物語は一夜ではとても語れぬ。
だが時が許す限り語ろう、危険と財宝に満ちた冒険の日々のことを……。

かつて私は、デポンの秘宝が眠るといわれている地方を訪れた事がある。
すでに廃墟となったそこは、その秘宝に群がる魔族軍と、そして彼らの従える怪物どもが徘徊する魔の領域だった…。

昔を語るラスタン王。 昔取った杵柄なのか、老人でもムキムキです。

 ゲームの概要
ウォーリアーブレードは、1991年に登場した、ラスタン達の大活躍を描いた乱闘型アクションゲームです。
プレイヤーキャラを操作し、多彩な武器と技を駆使して敵をアチョアチョ斬ったはったで蹴散らしていき、最後に待ち受けるボスを倒すとクリア。 いわゆるファイナルファイト型で、至極オーソドックスな内容です。
プレイヤーはラスタンのほかにドゥーイー、ソフィアと合計3人いて、それぞれ武器や性能が違います。
2人同時プレイも可能。
ゲームはライフ制で、ゼロになるとゲームオーバー。 なお残機の類はありません。 いうなれば同社のニンジャウォーリアーズと同様のシステムというわけですね。
操作は1レバーに3ボタン。
レバーでプレイヤーキャラを操作し、それぞれのボタンで武器攻撃、ジャンプ、魔法となっています。
武器攻撃は手に持っている武器で攻撃するアクションで、状況によって振り下ろしや突き刺しや蹴りなど多彩な攻撃が繰り出せますます。 また、ジャンプボタンと同時押しで振り下ろしなど強力な攻撃が繰り出せます。
ジャンプは文字通りジャンプで、ジャンプ攻撃を繰り出したり、穴を飛び越えたりする事が出来ます。
魔法は魔力を放出して自分の周囲を一掃する攻撃手段。 無敵時間が有り周囲の敵を一掃できるピンチ回避手段として使えますが、しかし使用すると体力を少量消費します。
レバーを二回素早く入力でダッシュし、ダッシュ中は攻撃ボタンでタックル、ジャンプボタンでダッシュジャンプ攻撃、同時押しで強力なダッシュジャンプキックがが繰り出せます。
敵に接近するとつかむ事が出来、そこからつかみ攻撃や投げなども行なえます。 ただ、全ての敵がつかめるわけではないです。
ステージは全部で6つ。
構成が若干特殊で、ステージ1をクリアした後は、ステージ2〜5はどこから始めるかプレイヤーが任意に選べるようになっています。 ステージクリア時に入手したアイテムでプレイヤーはスピードが速くなったり防御力が上がったりなど部分的にパワーアップするので、どのパワーアップを優先的に入手するか戦略的な攻略が行なえます。 そしてステージ2〜5のステージを全てクリアすると最終ステージへと突入し、ラスボスを倒すとオールクリア。 なお二周目はなく、ラスボスを倒すとオールクリアとなりゲームオーバーになります。
ステージの合間にはそれまで入手した財宝(アイテム)が計算され、そしてその入手量によってライフが回復します。 もちろん財宝を多く入手すればそれだけ回復量は大きくなるので、財宝はひとつ残らず入手していくのが基本。
道中の途中では財宝以外にも武器アイテムなどがあり、取ると攻撃に雷撃や炎が発生したり、リーチが長くなったりします。 また、あるアイテムを取ると魔法使いを呼び出して敵を一掃できる魔法を使わせたりする事も可能。 他にも、ライフ回復アイテムなどがあります。
プレイヤーキャラを選ぶのだ!

ウォォォォーーーッッ! 戦士ラスタンここにあり!

 ラスタンサーガ・エピソード3
ウォーリアーブレードは、『ラスタンサーガシリーズ』と呼ばれるシリーズのひとつです。
『ラスタンサーガシリーズ』とは『ラスタン』というバーバリアンの戦士が剣を片手に魔族や魔物と戦っていくというファンタジー活躍劇のゲームで、現在は4作目まで登場している、けっこう息の長いシリーズです。
一作目の『ラスタンサーガ』が1987年、そして二作目の『ラスタンサーガ2』が1988年に登場し、そしてこの『ウォーリアーブレード・ラスタンサーガエピソード3』が1991に登場しました。 なお1作目と2作目は真横視点のジャンプアクションでした。
その後長いこと音沙汰がなく、このシリーズも3作目で終わりと思われていたものが、2003年にGCとPS2用ソフトとして12年ぶりに『ウォーリアーブレイド・ラスタンvsバーバリアン編』として突然格闘ゲームへと変貌したシリーズ4作目が登場し、旧シリーズを知るプレイヤーを驚かせました。
こんな感じで2006年現在においては一応4作目を数えるそこそこ息の長いシリーズだったりしますが、しかし実を言うと日本ではそんなに人気のあるシリーズとはいえなかったりします。
主人公からして腰巻き一丁でムキムキな野蛮人だし、どうみてもスマートとは言いがたい濃い絵柄など、イマイチ一般に受け入れられやすいゲームではなく、一作目はゲーム性もよく出来ててゲーム的にはけっこうヒットはしたものの、タイトーの代表作といえるほどではありませんでした。
タイトーのシリーズモノといえば『ダライアス』や『レイフォース』、『バブルボブル』シリーズなどが有名ですが、それらと比べると、ラスタンシリーズはどちらかといえばマイナーで地味なシリーズといえるかもしれません。 数年前に出たラスタンvsバーバリアン編を、これがシリーズ4作目だと知ってる人がどれほどいたのやら。
ただ、ダライアスシリーズのような超大ヒットを飛ばしたタイトルでもないのにこれだけシリーズが続いていたという事は、もしかしたら海外ではけっこう高い評価を受けてたのかもしれませんね。 絵柄などなんか海外向けなゲームという感がしますし、もとから海外向けに作られ物なのかも。
もっとも、バリバリのファンタジーな雰囲気や、劇画チックかつ硬派でストイックな世界観、結構出来のいいゲーム性(二作目除く)などは魅力はあるのなので、日本でも一部のプレイヤーには受けていたようですが。 私も、こういう無骨なキャラが活躍するシリーズはなんともいえないカッコよさがあるので、世間的な認知度は今ひとつながら、個人的には好きなゲームです。
ちなみにこのシリーズは、とある国の王であるラスタンが、過去に体験した冒険活劇を回顧していくという、物語形式でつづられたストーリーになっているのが面白いですね。 いわゆるどのシリーズもラスタンの冒険のひとつとしてつづられているという。 イースとかと同じように、ある意味、いくらでもシリーズが続けられる上手い手法ですな。
ステージ選択画面。 選択したステージにナイフが刺さるという演出がイカス。

海賊船サザンキッド号に巣食う魔物達。 ラスタンも斧で応戦だ!

 最後の多画面筐体ゲーム
このゲームでもっとも大きな特徴といえば、2画面を使用した大型筐体だということでしょう。
ウォーリアーブレードは、多画面筐体シリーズ第4弾です。
多画面筐体シリーズとは、タイトーのリリースした、複数のブラウン管モニタを横に繋げ、ハーフミラー方式を使って継ぎ目のない横長の画面を実現した一連のタイトルシリーズです。
1986年に登場したダライアスと1987年に登場したニンジャウォーリアーズでは3画面を、そして1989年に登場したダライアス2とこのウォーリアーブレードは2画面モノとして登場しました。
もちろん、単に横に画面をつなげただけのゲームではなく、その長く広い画面を利用して大きなキャラや迫力ある映像を実現していたり、長さを活かした特徴あるステージ構成、また専用筐体を利用したボディソニックなどもこのゲームならではな魅力のひとつでした。
実際、当時専用筐体でリリースされたこのシリーズは、他のゲームとは一線を隠すインパクトを出していました。 また同時に、それがこのシリーズの強烈な個性にもなっていました。
その筐体でリリースされたダライアスやニンジャウォーリアーズのインパクトと知名度は、もう当時を知る人は知るところです。
かくいう私自身も、ゲームセンターに本格的に通い始めたのは3画面筐体だったダライアスのあまりにすごすぎるインパクトがきっかけだったりします。 イヤーあれはすごい衝撃だった。
そんなわけもあってか、どうにもこのタイトーの多画面筐体シリーズは好きだったりします。
ただしかし、ダライアスが出た頃は相当なインパクトで客の目を釘付けにしていたこの多画面シリーズも、シリーズを重ねるごとにそのうちものめずらしさや個性は薄れていったのか、それとも時代的に大型筐体ゲームはコストや流行の関係からあまり売れなくなってしまったのか、このウォーリアーブレードを最後に、リリースされなくなってしまいましたが…。
私のゲーム人生において非常に大きな意義のあった筐体だけに、ちょっとさびしいですね。
2人同時プレイだと、パートナーに背中をまかせられるので安心。

ピシピシッ! ソフィアのムチは痛いよ〜ッ。

 ド濃い絵柄のド硬派ファンタジー
ウォーリアーブレードは、一言でいえばファンタジー世界を舞台にしたゲームです。
しかし、ファンタジーといっても日本のゲームであるような、カッコいい青年が鎧を着て感動エピソードを経て仲間と世界をすくうために戦う、といったドラクエ、もしくはライトノベルみたいなとっつきやすいタイプのものではなく、どちらかといえば海外のファンタジーモノ、それも渋い雰囲気のゲームです。
へヴィファンタジーとでもいうのかな。
例えるなら、映画『コナンザグレート』みたいな感じ。
いやむしろコナンザグレートそのまんまな世界、といったほうがいいかもしれませんね。 コナンが元ネタである事はまず間違いないと思います。
キャラはごつくていかつく、主人公ラスタンにいたっては等身の高いムキムキマッチョ、そしてパンツ一枚といういでたち。 もちろん美形とはいえない顔。
バーバリアンもしくは蛮族といった方がしっくり来る。 というか実際そうらしく、少し前に出た4作目では他のバーバリアンに混じって戦ってます。
そしてグラフィックはリアルタッチで濃い。
この当時のタイトーの絵柄といえば海外市場メインだったのか、劇画調タッチのモノが多かったものですが、このラスタンシリーズもまさにその魂を受け継いでいて、徹底的にリアル劇画な雰囲気してます。
他の2人、ドゥーイーやソフィアも、どう贔屓目に見てもカッコいいよりもいかついといった外見ではなはだ濃い。 ソフィアなんかは紅一点ですが、悪い意味で劇画風外見なので全然かわいくないってのがすばらしい。
また年齢設定も全員20代後半と妙齢で、日本でよくみられる、10代の若人な主人公ではない。
よくいえば硬派。
悪く言えば濃すぎる。
こんなグラフィックやキャラが日本で好まれるほうがどうかしている。 つまりマイノリティーってわけですな。
そしてそんなキャラプロフィールに加え、世界を救ったり大切な仲間ために戦うといったお涙頂戴で意義正義した大仰な目的で戦うのではなく、王となるため、財宝を手に入れるために戦うという欲望に忠実な主人公達。 ある意味リアル。
登場する敵もガーゴイルや獣人、マジシャンなどファンタジーではおなじみなものの、かわいい外見のキャラなどおらず、リアルで不気味なやつらばかり。
良くも悪くも、海外のファンタジーな渋い雰囲気がバリバリなゲームです。
日本ではファンタジー世界にまだなじみが薄いためか、深い世界観よりもどちらかといえばモダンでとっつきやすい世界観のほうが受けやすく、本格的な海外ファンタジーはあまり受けないようで、そのひとつといえるこのウォーリアーブレードもあまり受け入れられないものだといえます。
ただしかし、そういったヘヴィなファンタジーが好きな方、コナンザグレートなどの蛮族な雰囲気が好きな方、肉体乱舞が好きな方には、たまらないゲームといえるかもしれませんね。
なお私個人的には、ラスタンの戦い方や剣の振り方がよく出来てるなーと思いました。
プロフィールでは剣術に優れているとは書かれているものの、しかし彼は蛮族、未開人出身なので、彼の扱う剣は華麗な美しい剣術というのではなく、実戦でもまれた荒々しく力任せに剣をブンブン振り回すものだという。
刃の鋭さで斬るではなく、力でブッた斬る。
他にも、魔法使いを蹴飛ばして魔法を使わせるという演出もナイス。 「魔法を使ってくれ!」ではなく「オラ魔法使え!」という命令風なのがいかにもそれらしい。
まさに蛮族、バーバリアンな感じがすごく出ていて、地味ながらいい演出だと思いました。

余談ですが、これと似た世界観といえば、セガのゴールデンアックスですね。
あれもコナン系のムキムキバイオレンスバーバリアンなゲームでした。
魔法を使わせるには、魔法使いを蹴るのだ! まさに蛮族。

デスブリザードが敵を氷漬けに!

 ド迫力演出
ウォーリアーブレードのウリのひとつといえば、多画面筐体を利用したド迫力な演出です。 これはダライアスなど他の多画面筐体シリーズにも共通している点ですね。
2画面筐体なので、他のゲームよりも画面が広く使える分、キャラは大きく、そんなキャラたちが何体も登場し所狭しと画面内を暴れ回り斬ったはったの剣劇を繰り広げさま、もうそれだけで迫力大。
しかも巨大なキャラが多数登場する割りに、それでいて画面が狭く感じられないのが強み。 一画面内に全て収めなければならないほかのゲームでは、こうはいきません。
他にも、ステージによっては馬に乗っての騎馬戦や、ドラゴンの背にまたがっての空中戦、山の斜面を滑り降りながらの戦いなど、変化に富んだシーンもあり。
魔法の演出もいかしており、画面中を襲う吹雪や隕石の演出はド迫力。
ボスはもちろん巨大で、画面いっぱいを使うような巨大サイズのボスがプレイヤーを襲う。 バラバラになっても再生するガイコツや、魔族に操られている死者の軍団、巨大な大タコなどに対し、そいつらに剣ひとつで真っ向勝負を挑むラスタン達。
はっきりいって、カッコいいです。
そしてそんな雰囲気にばっちりマッチした、斬ったはったの硬派な世界観とグラフィック。
効果音もいい感じで、ナイフ系の攻撃はシュパッ!シュパッ!と小気味いい切れ味を感じさせ、そして剣の攻撃はスブシャッ!ドブシュッ!とまさに力で叩き斬ってる感じがして爽快感があります。 力任せに斬るラスタンのモーションと効果音がうまく合ってる。
他にも、ボイスの量が豊富で、ナレーション風のものや女性の声、不気味な怪物っぽい声、魔法使いの低い声などなど、英語音声で喋りまくるボイスはナイスな演出として機能しています。 聴いてて盛り上がるんですよねえ、これが。
もちろん、音楽も忘れちゃいけない。
水面下の敵を突き殺す。 ポーズがカッコいい。

エビルスケルトン出現。 ここで朽ち果てた白骨が集まってこいつらが形成されたのか…。 にしても頭デカいよな

 絶好調・ZUNTATA節
タイトーといえば音楽、音楽といえばタイトーといえるくらい、当時のタイトーゲームのZUNTATAによるBGMはすばらしいものが揃ってました。
もちろんこのウォーリアーブレードもそのひとつ。
相変わらずゲームの世界観とばっちりマッチして、なおかつ単体の曲としても聴き応えのある名曲が演出として大いにゲームを盛り上げてくれます。
もちろん、ZUNTATAおなじみの、静かな曲も盛り込まれている。 テンションの高くなる激しいアクションやシューティングゲームでは、普通は静かな曲というのはあまり使われないものなんですが、それをやってなおかつムードにぴったりマッチさせているというのがすごい所。 戦っている中に流れる静かな雰囲気は、何だかファンタジーっぽい世界観にスゴく合っている。
ちなみに私個人的には、メインテーマとも言える、ステージ2〜4の前半かかる曲が一番好きですね。
決してバリバリとした騒がしい曲ではないのですが、しかしまさに「戦っている!」という感じがひしひしと感じられて、アップテンポで勇ましい雰囲気のこの曲は、聴いててテンションが上がるようです。 ZUNTATAの曲はメロディラインがしっかりしてるので口ずさみやすいってのもいいですね。
特にステージ1の妙に落ち着いた感じの曲からこのステージ2〜4の勇ましい曲につながるコンビネーションがグッドで、さすが。
音楽を聴くだけでも、このゲームをプレイする価値はあるほどです。
海賊船に巣食う大ダコと対決!ブッた斬れ!

秘宝のきらめきが体を覆ってます。 汗をかいてるわけではないですよ。

 ゲームとしての出来もわりといいぞ
ウォーリアーブレードは多画面筐体や演出、音楽の面ばかりが目立つゲームですが、しかし実はゲーム自体の出来もけっこういいです。
何より切ったときの爽快感と効果音がよく出来てる。 スブシャッ!ドブシュッ!といった派手目の効果音はいかにも攻撃を叩き込んでいるという感じがして爽快感が高い。
またゲームバランスも良好で、理不尽な場所もほとんどなく、比較的とっつきやすい。 またパターンになりにくいランダム性のあるゲーム展開は毎回緊張感を持って遊べます。
2画面なので、画面を広く利用して闘うことが出来るのも、このゲームのいいところです。
他には、ステージ攻略の自由度が高いというのも、特徴。
ステージ2〜5はどのステージから始めれるか自由に選択できるので、パワーアップを考慮してどのステージから攻略していくかという戦略が練れる。 動き回る戦いが得意ならスピードがアップするステージ4を選択し、堅実に行くならステージ2を選択して先に防御力を挙げていく、など。
他にエキストラステージなどもあり、ここではまた一風変わったステージが展開されたりなどのバリエーションもあります。
ゲーム全般通して別段理不尽な所もほとんどなく、プレイしててすぐに馴染めるゲーム性は誰でも楽しめる、よく出来た内容だといえます。
巨大食虫植物と対決! ズバシャッ!

妖精の薬草で、大ダコから受けた毒を中和する。更に体力もアップ!

 難易度はそれほど高くない
ウォーリアーブレードは、実はかなり難易度の低いゲームです。
多画面筐体であるダライアス、ニンジャウォーリアーズ、ダライアス2と比較しても最も簡単で、またラスタンサーガやラスタンサーガ2と比較してもやはり簡単。
いうなれば、誰でも気軽に遊べるゲームにもなっているわけです。
その難易度の低さたるや、そこそこアクションゲームの経験があるならば、初めてのプレイでも2、3コインあればコンティニューでオールクリア可能。 コツをつかんで多少やりこめばワンコインでのクリアも十分出来る。 というか慣れれば数日、上手いプレイヤーならばプレイを始めてその日のうちにワンコインクリアを実現する事も出来るほどです。
残機無しのライフ制ゲームな上に体力回復もそれほど多くないなど、ニンジャウォーリアーズと同様のシステムな上にあのゲームがかなり難易度高いので有名なため、このウォーリアーブレードも一見難しそうに見えますが、しかし実際にはそうでもない。
敵の攻撃力はそれほど高くないし、またきちんと戦っていれば敵の攻撃を喰らう事はあまりない。 それに攻撃を喰らった時にはらわずかながら無敵時間があるので、ファイナルファイトほどボコボコに喰らったりして一気にライフが失われてしまう事もない。
またステージクリア後の回復の量は少ないながらも、道中にて回復薬がそこそこ出てくるので、回復する機会は少ないわけではありません。
ワンプレイも短く、全6ステージしかないので、集中力が途切れる事もない。 また各々のステージ自体もかなり短く、最後までプレイしても20分程度。 最速だと10分程度でクリアできる。
異様に意地悪な敵もほとんどおらず、どの敵もある程度は強引に戦えば何とかなる。 またちょっとしたコツをつかめば、ほぼノーダメージで倒せる。
さらには、すべてのボスが特に戦略を練らずとも目いっぱい接近しての連打というゴリ押し力押し倒せてしまうので、体力があればほぼ確実に勝てるという。 もちろんきちんと戦えばダメージを減らして勝つことも可能。
ラスボスも思ったほど強くなく、コツさえつかめばけっこうあっさり勝ててしまう。 上手くいけばノーダメージ撃破も可能。
他にも、従来のファイナルファイト系のゲームのように出現した敵をすべて倒していかねばならないというわけではなく、無視して先に進むとボスまでたどり着ける、というのも難易度の低さととっつきやすさに一役買っている。
大半のステージは敵を無視して一直線にダッシュで先に進んでいけばほとんど戦わずボスまで到達できるんですよね。 もっとも、その分回復の機会が減るのでこれはこれでデメリットはあるんですが。
まあとにかく、そういうのを考慮しても、このゲームが簡単だというのに変わりはなく、誰でも気軽に楽しめるゲームである事は確かです。
騎馬戦もあるぞ。 大迫力だ!

ウラァ! ラスタンのソバットは敵を切り裂くほどの超威力。


 欠点は
とまあ、グラフィックも演出も難易度も良好なこのゲームですが、かといって完璧なゲームというわけでもなく、欠点もあります。
 ・アクションが若干不自然
もっとも大きく感じた欠点は、剣を振るアクションはまだいいとしても、それ以外のアクションにあまり重量感や力が感じられないのと、動きが少々不自然だということです。
アニメーションパターンは多い方なんですが、しかし少し滑らかさが足りない。
ここで言う滑らかさというのは、アニメーションが滑るように自然に、そして重量感ある形で流れていくということ。
例えばパンチの場合、踏み込みやパンチを放つ動作、そして力のため具合などを調節する事により、同じモーションでも見た目の力強さなどはかなり変わるものです。 速く表示したらジャブになるし、遅く表示したら力がこもった感じになる。 そして前に踏み込むような動作なら腰が入っている感じになるし、その場で動かないのなら腕だけで打つ感じになる。
で、このウォーリアーブレードですが、グラフィックは綺麗なんですが、しかし一部のアクションがなんか軽い感じ、ぎこちない感じがするのが少々残念な所です。
はっきり言ってしまえば、大きな踏み込みや力強さが若干感じられない。
通常攻撃のアニメーションはかなりいい感じなんですが、しかしそれ以外の、特にジャンプ動作がどうにも変。
ジャンプの軌道が横だけでなく縦にも自由に変えれるのや、直立に近い感じモーションでのジャンプはど何か不自然。 またジャンプの軌道が着地際に若干ホバリングするような感じになるので、加えて妙に軽いジャンプに見えるんですよね。 おかげでラスタンなんかはヘビー級なのにあまり重さが感じられない。
またダッシュ時の動きも少し変で、そこから出るタックルもイマイチ力強さが伝わってこない。 また勝ちポーズの動きも同様。
他にも、同時押しの振り下ろしなんかも踏み込んだ感じがないのでちょっと軽い。
なまじ、通常攻撃のモーションが力強く斬った時の音がかなりイイだけに、ジャンプ攻撃やそのほかの動作が軽く感じられるのは残念。
もう少し踏み込みを大きくして力強さやタメの感じられるアニメーションにしてほしかったなーというのが、正直な所です。
 ・キャラが濃い
この欠点は、仕方ないといえば仕方ないかもしれませんが、さすがに日本の市場では受けが悪くなるのは避けられないですな。
実際、キャラ的な見た目にどうみても人気の出るゲームではいえないですし。
カッコいいではなくいかつい、濃いし、リアルタッチ。
こういうのが好きな人にはいいかもしれませんが、しかしさすがにマイナー向けなのは避けられないといえましょう。
 ・やりこみ要素が薄い
これも欠点といえば欠点ですね。
難易度が低いので非常にとっつきやすく、誰でもあまり苦労せずクリアできるゲームにはなっていますが、しかし難易度が低い分上手いプレイヤーにとってはやりこみみがいが少ないのも事実。
ハイスコア要素も薄いので、あまりスコア狙い的なゲームでもないし、またダライアスのような分岐がない上にワンプレイの時間が短いので、長く遊ぶにはちょっと不向きなゲームだったりします。 一応、エクストラステージはあるものの、突入条件が不明確で上手いプレイだとここにはいきにくいというので、やりこみに向いていない。
まあそういうとっつきやすい内容な分、気軽に遊べるゲームである事は確かなんですが…。
 ・3人同時プレイができない
これは特に欠点といえる部分でもないんですが、でも選択できるキャラは3人もいるし、また2画面という広いフィールドと大きな専用筐体があるので、どうせなら3人同時プレイが出来るようになっててもよかったなーという気がしないでもないです。
魔族に操られている死霊達の呪いが襲う。 「助けてくれ〜」と悲痛な呻きがこだまする…

ヤッター宝物手に入れたよー

 終わりに
とまあこのように、ウォーリアーブレードはゲームとしては非常によくまとまっていてプレイしやすいタイトルなんですが、しかし当時、市場ではほとんど受けなかった、というのが悲しい現実だったりします。 私自身も、ダライアスやニンジャウォーリアーズ、ダライアスIIなどはけっこうよく設置してる店を見かけたものなのに、このウォーリアーブレードは1箇所でしか見たことがないというのも、そのいい例でした。 もっとも、海外ではどうかは知りませんが。
というかこの頃は何もウォーリアーブレードのみならず、大型筐体や他のゲーム自体があまり受けなかった時期だったといえます。
その原因としては、おそらく時期的に世間的な不況や対戦格闘ゲームの大ヒットによる影響があったのかもしれませんね。
プレイヤーは対戦格闘ばかりプレイするので、対戦格闘ゲームでは莫大なインカムが見込める反面、他のゲームではインカムがあまり取れず、そのため大型筐体を導入するメリットがあまりない。 不況なのでコストのかかる大型筐体入れるより低コストで高インカムを見込める通常筐体の対戦格闘ゲーム入れたほうが儲かる。
そんなせいか、このころの大型筐体を含む格闘ゲーム以外のジャンルのゲームって、あまり盛り上がってなかったような気がします。

実際、私自身もこの頃はスト2を筆頭に対戦格闘ゲームに大熱中しており、お金の大半をつぎ込んでいたもので、当然、他のゲームはあまりやってませんでした。
もちろん、このゲームも同様で、当時は数回程度しかプレイした記憶はないです。
多画面筐体は好きなシリーズなので、今みるとけっこう気に入ってるんですが、しかし当時の私はこのゲームの魅力にまだ気付いてなかったようです。
まさしく、対戦格闘に熱中しすぎてた、まさに典型的な当時のアーケードゲーマーの一人でした。
こんな私みたいなプレイヤーばかりだったから、このウォーリアーブレードもイマイチ受けなかったんだろうなあ。
大戦格闘ゲームがブームになるもう少し前に出ていたら、けっこうヒットしたのかもしれませんね。 ファイナルファイト系のゲームとしてはよく出来てるほうだし。
運の悪いゲームでした。

個人的にはぜひともプレイしてほしいゲームですが、しかし大型筐体という事と、すでに10年以上前のものということで、プレイする機会はまずないでしょうね。 レゲーを入れるゲームセンターでも、大型筐体を入れることってほとんどないですし…。
ラスタンキック炸裂! 悶絶モノの威力!

ドラゴンに乗っての渓谷での戦い。 このまま塔を目指せ!

 小ネタ
その1
画面端にあるアイテムは取れない事が多いですが、しかし攻撃ボタンを押すと取れるようになる事があります。 攻撃モーションで若干前に身を乗り出すので、それにより少し取得判定が前に出て取れるようになるわけです。

その2
デモンストレーション画面を見ていると、いかだに乗りながらの戦いや溶岩地帯での戦いが展開されます。
が、デモンストレーションで展開されるシーンは、実は本編ではほとんど見ることのないエクストラステージで、一定の条件(途中でコンティニューするなど)を満たさないとこのステージに到達する事は出来ません。
エクストラステージには専用のボスがいて、またパワーアップアイテムも手に入るので、一見の価値はありです。
時には敵に捕まる事もあります。 魔法使いの手を借りて、牢を脱出だ。

様々な戦士がラスタンを襲う。 負けるな!

ドラゴンヘッドとそれを操る悪魔との対決! 斧でそいつらを叩き斬れ!



 ウォーリアーブレード小攻略
さて、ここでは別に大して必要がないと思われる、ウォーリアーブレードの攻略を書いていこうと思います。
必要ないなら書くなよといわれそうですが、まあ私が書きたいんだからいいじゃないですか。

 プレイヤーキャラの紹介
 ラスタン
未開人の子供として生まれ、その生い立ちから悲惨な幼少時代を送るも、後に成長。
王となれる国を捜し求めるため、様々な地を旅し、そしてあまたの財宝を手に入れてきた。
どこで習ったのかは不明だが、剣術にかけて彼の右に出るものはいない(キャラプロフィールより)

28歳の戦士で、ラスタンサーガシリーズの主人公です。 鍛えられた逞しい肉体と剣一本を武器に戦うさまは、漢と呼ぶにふさわしいキャラです。
コナンザグレートが好きなコナニスト(なんだそりゃ?)は迷わず彼を使うべきでしょう。
その外見の通り、彼はパワー型キャラで、スピードは少し遅いものの攻撃力は3キャラ中一番。 またリーチも一番長く、ブンブン剣を振り回してるだけで大抵の敵を蹴散らしていけるでしょう。
一般的にアクションゲームにおいてパワー系のキャラといえば概して扱いにくいものですが、しかしこのゲームでの彼はその範疇には含まれず、ゲーム中もっとも使いやすいキャラです。 
理由は後述。
ラスタンのプロフィール。 ムキムキです。

 ドゥーイー
はるか遠くとある東の国で習った小型の短剣を器用に扱う戦士。
彼は赤ん坊の時、彼の父と母を魔族に殺されている。 したがってそれ以来、彼は魔族への復讐を成し遂げるために生きている(キャラプロフィールより)

25歳の戦士で、今作で新たに登場したキャラです。 両手に短剣を装備した、いわゆる軽業が得意のスピード系で、リーチは短いもののすばやいスピードと多彩な連続技で相手を叩きのめす、手数で押すキャラです。
リーチが短いので敵を攻撃する際にはかなり接近せねばならず、動き回るのが忙しくてそのため他のキャラに比べていささか苦しい戦いを強いられますが、しかしジャンプ攻撃を連続で出せたり移動スピードが速かったり、コンボが豊富だったりするので、テクニカルなキャラ好きには使ってて面白いキャラといえます。
余談ですが、彼の武器を見るに東の国というのはおそらく日本で、ドゥーイーはいわゆる忍者の修行をしたんでしょうな。
ドゥーイーのプロフィール。 スピード方だけどムキムキです。

 ソフィア
美しい美貌を持った、ムチを扱う女盗賊。 かつてはリンドスバーグ国の王女だったが、魔族に滅ぼさた(キャラプロフィールより)

26歳の女盗賊で、今作で新たに登場したキャラです。 設定では美しい女性とかかれてはいうるものの、プロフィールの画面を見る限りあまりそうは見えないです(笑)
ラスタンがパワー、ドゥーイーがスピードなのでソフィアはバランス方キャラに見えますが、しかし実際には特殊型とも言うべき存在です。
武器はムチで、コレで敵をバシバシしばきまくります。 リーチはラスタンとドゥーイーの中間的存在で、長すぎず短すぎず。 攻撃力もそれほど高くなく、若干中途半端な性能なので少々扱いが難しいです。 ただ、同時押しで出る特殊攻撃のリーチが非常に長く、これは相当強力。
それにしても、年齢設定が微妙ですな。 よくあるファンタジー系ならこの手の女性キャラは17歳とか19歳あたりに設定されそうなのに。 全然プレイヤーに媚びてない、硬派な設定です。
ソフィアのプロフィール。 顔が濃いです。

というわけで3キャラの簡単な紹介をしてきましたが、ここで書く攻略はラスタン前提で行なっていきます。 他のキャラでも応用できると思いますが、基本はラスタンだと思ってください。
というのも、私自身ほとんどラスタンしか使ってないし、またラスタンがもっとも使いやすいキャラだからです。
理由は、リーチが長い、攻撃力が高いというのが利点であり、またスピードは若干遅いものの攻略でそれをカバーする事が出来るからです。 いや、言ってしまえばラスタンのスピードの遅さは攻略する上ではまったく問題ない、というべきかも知れませんね。


 敵の特徴
敵の種類は大小さまざまで、中には飛んでいたりするものもいますが、プレイしていればおおよその敵の特長はつかむ事が出来るでしょう。
ただ、このゲームでは敵の種類はけっこう豊富なものの、基本的な戦い方はおおよそのどの敵も似たような戦い方でOKなので、敵ごとに細かい攻略を立てていく必要はありません。 おおよそは正面からバシバシ斬るか、ジャンプ攻撃をしていけば倒せる事でしょう。 詳しくは下で紹介します。
ただ、一部の敵はラスタンよりも長いリーチを持つものがいて、そいつらは正面から攻撃すると間合いの外から攻撃されるので注意。
ちなみに敵が放ってくる飛び道具は剣で叩き落す事が出来ます。
ウォーッ! ラスタンの肉体が盛り上がる!

 敵は特に全てを倒さずともよい
レビューでも書きましたが、このゲームでは決して全てのザコ敵を倒さずともOKとなっています。
ステージ中は敵を倒そうが倒すまいがどちらでもよく、とにかくボスが待ち構えている地点に到達すればボス戦が始まります。
加えて、道中は全ての敵を倒さないとスクロールが進まないといった場所もないので、つまり言ってしまえばスタートしてすぐダッシュで一気に最後まで進んでしまえば、敵を一体も倒さずにボスまでたどり着けるという事になります。
ボス戦が始まるとザコは去っていくので、雑魚をためすぎてボス戦が苦しくなるといった事もないので、この方法は先に進むための手段として非常に有効。
ただ、いい面ばかりでもないわけで、敵を倒さないという事はそれだけ財宝が手に入らない事になり、ステージクリア時のライフ回復量は期待できなくなります。 また途中で隠れている回復薬などが入手できなくなるというのもデメリットです。
つまりは、一気に進んで道中をノーダメージでいきライフ回復は無視するか、もしくは道中でダメージを受ける可能性は高いもののライフ回復の機会を期待するか、という二択。
前者ならばじっくり進めれる利点があるし、後者ならば特にステージ4や最終ステージなどザコ敵が手ごわい場所にて効果を発揮します。 メリットもデメリットもあるので、状況によって使い分けるのがいいでしょう。
私としては、おおよそは全ての敵を倒してから進むのがいいと思います。 それだけクリア後のライフ回復は大きくなるし、途中のオブジェクト内に回復薬で回復できる可能性も高いですし。 しかしながら、一気に進んで回避するといった手段も場合によっては有効なので、自分なりに最良の方法を選択するのがいいかもしれません。
ちなみにその応用として、一気に最後まで進むのではなく、大量に敵が出てきた時にはスクロールをある程度まで先に進めてスクロールアウトで消してしまう、というテクニックも使えるので、うまくすれば有利に戦いが運べます。
ルート変更するも、この後敵に見つかってしまいます。

 基本はジャンプ攻撃
さて、ラスタンを使った場合の攻略ですが、はっきり言ってしまうならば、ジャンプ攻撃(振り下ろし)が基本、の一言です。
ラスタンは通常攻撃のリーチが長いので、最初のうちは通常攻撃でバシバシ切りながら進めるといいように思えますが、しかしこのゲームのジャンプ攻撃は非常に強力なので、実は攻略する上ではジャンプ攻撃を使用したほうが効率よく敵を倒せるようになってたりします。 もちろん通常攻撃も場合によっては有効ですが、しかし集団戦など、大量の敵相手にはジャンプ攻撃のほうがはるかに強力です。
まず、ジャンプ攻撃は移動しながら攻撃できるのが強い。 このゲームの通常攻撃はあまり大きく踏み込まないので、移動しながらのアクションあるジャンプ攻撃はそれだけでリーチが長くなる事になります。 また、移動しながらの攻撃なので、なかなか近づいてこない敵やリーチの長い敵相手にも攻撃を叩き込める。
しかも、ジャンプ中は地上にいるときよりも敵の攻撃頻度が若干下がるのも強み。 つまりジャンプ攻撃を連打しまくっていれば、あまり敵は攻撃してこないので、敵に囲まれててもダメージを受けにくくなる。 これだけでもジャンプ攻撃をしまくる価値は大です。
さらには、ジャンプは地上の行動をキャンセルして行なえるというのも利点。 いわゆるキャンセル技としてジャンプ攻撃を盛り込めるというわけです。 例えば攻撃モーション中にジャンプを押す事で攻撃時のスキをなくせるし、また攻撃を叩き込んでる最中にジャンプ攻撃を盛り込んで強力なコンボも可能。 さらには敵に囲まれそうな時にも攻撃モーションをキャンセルしてジャンプで回避する事が出来る。 ジャンプキャンセルは、使いこなせば相当強いです。
そして最後に、ジャンプは軌道が自由自在なのが、最大の強み。
しかもこれは何も左右方向にだけでなく、縦方向へも移動したり軌道変更したりが可能というのがすさまじく使える。
つまり縦方向への移動しながらのジャンプが可能というわけで、これにより、ジャンプ攻撃と組み合わせたら、縦方向へ移動しながら攻撃できるという、極めて便利な攻撃が可能になります。
通常、この手の乱闘型ゲームのジャンプ攻撃というのは横方向にしか移動できず、当然攻撃も横方向にしか出せないようになっています。 そのため、縦軸をあわせたりずらしたりするのが重要で、それが戦略的に戦う上で重要な要素となっているわけです。
が、しかしこのウォーリアーブレードのジャンプは縦方向へも移動できるので、とにかく強い。 ダッシュジャンプ攻撃が横方向にしか移動できないのに比べると、使いやすさは雲泥の差。
縦方向移動と攻撃が同時に行なえるため、敵とすれ違いざまに攻撃を叩き込める、敵の攻撃を喰らわないように移動しながら攻撃を叩き込めるなど、通常攻撃に比べて非常に強力。
実際、敵に囲まれていても、縦方向に移動しながらジャンプ攻撃を連打してるだけで大抵何とかなってしまうほどです。 そのため、使い勝手は相当高い。
というか、これさえマスターしてしまえば、おおよそどんな敵相手でもほぼ戦える、といってもいいくらいです。
何気にラスボスですら、この戦い方を実践すれば、上手くいけばノーダメージで撃破する事も可能だったりします。
したがって、ジャンプ攻撃はぜひとも使いこなしていきましょう。 ちなみにラスタンの場合、ジャンプからの同時押しによる振り下ろしの方が攻撃力も下方向への攻撃判定も強力なので、若干操作は難しいですが、通常のジャンプ攻撃よりも振り下ろしの方が敵に攻撃を当てやすいです。
ドラゴンを倒すと、その口から大粒の宝石が。

 アイテム
アイテムは敵を倒したり道中に設置されている樽や箱などのオブジェクトを破壊すると出現します。
得点&クリア後のライフ回復になる財宝アイテムから、武器のパワーアップ、体力回復などいくつかありますが、基本的には全部回収していけば問題ないでしょう。
武器アイテムは、取ると攻撃力が大きくアップするもの、雷撃効果がつくもの、炎が飛ばせるものがあり、どれも強力なので是非残さず取っていきましょう。 なお武器は時間で消えてしまいます。 ちなみにこのれらの武器アイテムは初代ラスタンサーガで使われていたもの(斧、炎の剣など)と同じで、まさにシリーズらしい部分といえますね。
体力回復はポーションで、青が最も回復量が少なく、次に緑、赤、そして黄色が最も多く体力が回復します。 また、ヤギの頭のようなアイテムは体力が全回復します。 また、他にも取るとほんの少しだけ体力が回復する財宝アイテムもあります。
なお、アイテムは時間で消えてしまうので、ぐずぐずせず出現したらすぐに取ってしまいましょう。
炎に包まれたアンデッドと対決! ラスタンは勝つ!

 魔法使いを蹴れ
あるアイテムを取ると、魔法使いを呼び出す事が出来ます。 魔法使いを蹴って魔法を使わせると、画面中の敵全てを倒す事が出来る、強力な魔法を炸裂させる事が出来ます。 なお魔法使いは無敵なので、敵に殺されたりといった事はありませんが、ボスに到達すると去って行きます。
魔法はブリザード、隕石、カエル化ガス、石化ガス、眠りの風など色々ありますが、ほとんどは敵を一撃で倒せる魔法です。 ちなみにカエル化させた場合、踏み潰す事が出来ます。
魔法使いを呼び出すと、画面下にMPゲージが表示され、これを消費して魔法を使用します。 MP消費量は魔法をかける対象の数に比例するので、大量の敵相手に魔法を使えばそれだけMP消費は大きくなります。 MPがなくなると弱い飛び道具一発しか出せなくなるので、あまり使いすぎると役に立たなくなります。
MPはアイテムをとる事で少量回復します。
魔法使いは上手く使えば戦いを有利に運べるので、MPの回復なども考慮しつつ、出来る限り有効に使っていきましょう。 おおよそは、MPが満タンの時はあまり温存せず、こまめに使っていったほうが効率よく魔法使いを使えると思います。
傾斜を滑り降りながらのバトル。 ケツが擦り切れそうです。

 ステージ選択
このゲームは全6ステージで、レビューで説明したように、最初のステージ1と最後のステージ6以外は、プレイヤーは好きなところから選択できるようになっています。
 ステージ1
プロローグ的なステージで、敵も弱い雑魚が数体しかでてこないので、すぐにクリアできるでしょう。
ここで操作感覚を掴んだり技の練習などをしておくのもいいかもしれません。

 ステージ2〜5
最初にマップが表示され、好きなステージから攻略する事が出来ます。
どのステージから始めるかは自由ですが、私としては、おおよそカーソルの初期位置順にクリアしていくのがいいと思います。
つまりSHIP、CASTLE、TOWER、PALACEの順ですね。
これだと最初のSHIPで防御力アップが見込めるので、後の戦いがだいぶ楽になります。
基本的な戦い方はどのステージでもおおよそは同じなので、ここでは割愛します。 縦軸ジャンプと振り下ろしを利用して戦っていけば、ほぼ全ての敵は問題なく倒せるでしょう。
各ステージを簡単に紹介。

 SHIPステージ
港町と朽ち果てた海賊船が舞台のステージです。
海賊船内ではところどころ穴が開いています。 落ちても死ぬ事はないですが、ダメージを受けるので落ちてしまわないように。 逆に敵を落とせば一撃で倒せます。 また、敵は穴を乗り越えてこないので、穴を使えば敵の接近を阻む事が可能。 この穴の特性は城ステージでも同じなので、上手く使って戦いを有利に運びましょう。
中ボスは巨大な怪物ガイコツで、大きな鎌や炎を吐いたりして攻撃してきます。 また、一度バラバラにしても復活するという特性も持っています。
が、そんなに強いわけではなく、縦軸ずらしながらのジャンプ攻撃であっさり葬れます。 一度バラバラにして復活した後はしばらく動かないので、目いっぱい接近してきりまくれば速攻で倒せます。
ボスは海賊船に根付く大ダコ。
長い触手と毒液で攻撃してきます。 が、その場から動かないので、目いっぱい接近して斬りまくれば少しダメージはありますが割と簡単に倒せるでしょう。
基本的に2〜5どのステージのボスも、体力さえ十分なら接近しての斬りまくりで倒せてしまうので、体力が半分も残っていればほぼ100%ボスに勝てます。

 CASTLEステージ
城が舞台のステージです。
まず馬上での戦いが展開されます。
馬上では攻撃が限られますが、そんなに難しいわけではないです。 上手く接近して剣を叩き込みましょう。 ただ、弓矢兵が放ってくる弓矢と、途中である倒木(ジャンプで避ける)には注意。 なお、ここでは後ろを振り向く事は出来ませんが、レバーを上に入力しながらで後方に攻撃できます。
ここではアイテムの類はなく、クリア後には倒した数がボーナスライフとして計算されます。 したがって、出来る限り倒しまくるようにしましょう。 喰らうダメージも大きくないので、敵を避けていくよりも倒しまくる方がましです。
なお、中ボスはいません。
城内は通常のステージになります。 ところどころ海賊船同様に穴が空いている場所がいくつかあるので、上手く利用して敵を倒し、また穴には落ちないようにしましょう。
ボスは魔族に操られている死霊。 玉座に座っている死体から次々とガイコツ兵士が放出されていきます。 接近してガシガシ玉座の死霊を斬りまくればけっこう簡単に倒せます。 そこそこダメージを受けてしまいますが、しかしうまく立ち回って戦うのはかなり難しいので、ダメージ覚悟で一気にやってしまう方がいいです。

 TOWERステージ
塔が舞台のステージです。
まず風の渓谷と呼ばれる場所を、ドラゴンに乗って飛行しながら戦います。 上下左右自在に動けますが、攻撃は左右にしか出来ません。 斜め方向からの敵は攻撃できないので、出来る限り敵を真横に位置させるようにして攻撃しましょう。 特に斜め下方向から攻撃を喰らいやすいので注意。 ただ、真下の敵はドラゴンの牙で追い払えるので、下から迫ってくる敵は真横に出来ないとなれば真下に向けるようにして追い払うのも手です。
なお、ここでもクリア後はアイテムではなく倒した敵の数の合計で回復量が決まるので、出来る限り沢山倒すようにしましょう。
中ボスはいません。
次に塔内で、塔をどんどん登りつつ戦っていきます。 塔内は階段を登っているという事から、若干斜めに移動する感じになっていて、また敵の位置も少し斜めに向いているので、それを念頭において戦う必要があります。 例えば右の敵は真横よりも少し上に位置してないと攻撃が当たらない、など。
ボスは炎をまとった巨大な怪物スケルトン。 炎のこぶしで殴ったり、ジャンプから体当たりしてきますが、腋の下あたりから攻撃を叩き込んでいけば、あまりダメージを喰らうことなく速攻で倒せるでしょう。 ただ、踏みつけには注意。

 PALACEステージ
宮殿が舞台のステージです。
まずケーファ山を滑り降りながらの戦いが展開されます。 ここでは馬上やドラゴンの場合と同じく、上下左右に移動しながら戦う事になります。 ジャンプも可能。 動き回って戦うとダメージを受けやすいので、基本的には画面左下に位置取り、そこで攻撃ボタンを連打していれば近づいてくる敵を全て切り払えるので、ノーダメージで越せます。 たまに翼のモンスターが左後方から迫ってくるので、その際には少し上に動いてよければOK。 ここをクリアするとすぐにポーションが2つ手に入る場所があるので、何とか耐え抜きましょう。
そして傾斜が終わると、通常ステージに。 中ボスまで問題なくいけるでしょう。
中ボスは魔法使い。 魔法で岩を飛ばしてきたり、ナイフを飛ばしてきたり、火の玉を炸裂させてきたりします。 周りを回ってる岩が邪魔ですが、それを叩き落しつつ接近してきりまくれば、多少ダメージは受けるもののあっさりと倒せます。 途中でナイフを出してきても、かまわず斬っていけばナイフを投げられる前に叩き落せます。 また、一定量ダメージを与えるとワープして別の場所に移動しますが、その際には出現地点まで移動してきりまくりましょう。 火の弾はその場に立っているとあまり喰らいませんが、ジャンプすると喰らいやすくなります。
宮殿内では、敵のほかにいくつかの罠が設置されており、槍が飛び出してきたり矢がとんできたりなどして、喰らうとダメージとなります。 出来る限り罠に引っかからないよう、進めていきましょう。 壁から刃物が飛び出してくるところはダッシュでタイミングを合わせて抜け、踏石の仕掛けは作動させないようにします。 ただ、これらの罠は敵にも効果があるので、飛び出してくる刃物などは上手く使えば敵を労せず片づける事が出来ます。 有効に利用しましょう。
ボスはどこぞの悪魔像みたいなヤツが操る、ドラゴンヘッドの群れ。 ここでは地面が水で覆われ、その水面下からドラゴンヘッドが飛び掛ってくるという仕掛けになっています。 ドラゴンヘッドは横座標を合わせた状態で飛び掛ってくるので、タイミングと座標を合わせて切り倒していきましょう。 なれないうちはダメージを受けやすいですが、慣れればほとんどダメージを受けることなく倒せます。 そして全部のドラゴンヘッドを切り倒すとクリア。

以上がステージ2〜4の内容ですが、実はこの4つ以外にも、各ステージにはエクストラステージと呼ばれるモノがあります。
出現条件こそイマイチはっきりしないのですが、おそらくステージ内でコンティニューするなど一定の条件を満たせば出現するのだと思います。 ワンコインクリアしていけばほぼ見ることはなく、コンティニューしまくってのプレイでは見る機会が多かったですし。
エクストラステージではそこ専用のボスがいたりなど、通常ステージのみの攻略よりも手間がかかりますが、しかしここでしか手に入らないアイテムが入手できるので、クリアする価値はあります。
ちなみにエクストラステージへの展開は選択したステージによって違い、例えばSHIPステージでは大ダコの毒に犯されたのでそれを直すために妖精の森を訪れる、PALACEステージでは敵に見つからないよう秘密の通路を通るも捕まって牢屋に入れられる、塔ステージでは道を見失って沼地に迷い込むなど、演出としてはけっこう面白いです。
4つの財宝(+おまけ)を入手した! 魔の島へ乗り込むぞ!
 ステージ5
最終ステージです。 4つの秘法を手に入れたラスタン達は、デポン最後の秘宝を求め、魔族軍の将軍が待ち受ける島へと乗り込みます。
ガーゴイルの像が立ち並ぶ魔の神殿は、まさに魔族の本拠地、という感じがよく出ています。
特殊なステージはなく、通常通り敵を倒しながら進めていきます。 ただ、体力回復があまり出ないし、敵も手ごわいので、ここでは一気に突っ切ってボスの所まで進んでしまうのも手です。
そしてラスボス。
ラスボスは魔族の将軍が変身した姿。
素早い上に火柱を放ったり、跳躍しての踏みつけが強力なボスですが、しかし大して強くないです。
ボスとY座標をずらし、縦軸ジャンプからすれ違うようにしてジャンプ攻撃を当てていけばOK。 ちなみにジャンプ攻撃はここでは振り下ろしよりも通常の横振りの方が効果的です。
注意すべきは踏みつけのみで、ボスがジャンプしそうな時には近づかないようにすれば回避できます。
で、ボスの踏み付けやその他の攻撃を回避しつつ、縦軸ジャンプを繰り返して20回ほど斬っていけば、ボスは死にます。
慣れればほぼノーダメージで倒す事も可能なので、ラスボスという割にはけっこう拍子抜けなボスだったりします。

で、そんなこんなでラスボスを倒し、魔の島から立ち去ったラスタン達は、財宝を3人で山分けし、そこで各々分かれて旅に出ます。
そして王は語る。
 この話は、私が王になるまでのひとつの出来事に過ぎない。
 機会があれば、また別の、冒険に満ちた話をしてあげよう。



ウォーリアーブレードは全般的にかなり簡単な部類のゲームなので、慣れれば数日もあればワンコインクリア出来るでしょう。
いよいよラスボスと対決! ラスタンの力を思い知れ!

エンディング。 まさにファンタジーな風景がいいですね。

地平線を眺めるラスタン。 そして王になるため旅を続ける…。
2006年2月7日


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