走ることに全てをかける漢達……。

Wit's

メーカー不明 アーケード


題名は『ウィッツ』と呼びます。
ゲームボーイやファミコンなど、いくつかの機種に移植されていますが、私はアーケード版のをやったことがあります。
見た目は固定画面制で、数人の小さなキャラ達がちょこまかと走り回るゲームって感じですね。
ゲーム自体は2人から4人まででおこなう、いわゆるデスマッチ系の対戦モノです。


ゲームの内容は至極単純で、プレイヤーの通過した後になぜか出現する壁に、相手をぶつけるというもの。
つまり、後方に出現した壁を使って相手を追い込んで、ぶつけてしまうというわけですね。
で、相手のキャラがすべて壁に衝突すると、勝負あり。
10秒あれば理解できる、非常にシンプルなルールです。
画面もスクロールなどはせず固定画面の中で行われ、キャラが動けば動くほど壁が出現していくので、次第に移動範囲は狭まっていきます。
プレイヤーの操作は十字スティックで行いますが、ボタンを押しながら動かすことによってキャラがスピードアップ
基本は対戦ですので、一人用の時はCPUが対戦相手を担当します。
これがこのゲームのすべてです。
まさに単純明快。


さて、このゲームの特徴は、展開がすごく早いという事。
固定画面で行われるゲームであり、またプレイヤーは移動すればするほど行動可能な範囲が狭まっていきます。 そのため、時間がたてばたつほど勝負がつきやすくなります。
また、もともとのゲームのスピードが速いので、スピードボタンを押しながらだと、もう本当にものの数秒で勝負が決まってしまいます。
といっても、相手をじわじわと追い詰めていく方法や、反射神経を頼りにとにかくハイスピードで相手の周りにまとわりつく方法など、勝とうと思ってプレイすると、多少は奥が深いです。 まあ、半分以上は反射神経に頼るゲームなので、そこまで深くはないのですが。
とにかくルールが単純なこのゲーム、長くやるにはあまり向いてないのは確かですが、しかし深く考える必要なくハイテンポでスピーディな対戦が楽しめるので、ちょっとした息抜き的にやるにはぴったりなゲームではないでしょうか。


ちなみに先ほども上げたように、このゲームはいくつかの機種で出ていますが、私のやったのはアーケード版で、機種ごとにちょっとした追加要素が違っていたようです。
私がプレイしたアーケード版では、スピードボタンのほかにジャンプボタンがあり、これを押すと自キャラがジャンプして一度だけ壁を超えることが出来ました(連打で飛距離が少し伸びる)
また、ステージが進むと『チャリンコモード』というモードになって、それまで走るだけだったキャラがスタート時にはなぜか自転車に乗るようになり、壁に当たってもミスにはならず、自転車だけが壊れて再び走り出します。 で、もう一度壁にぶつかると負け。
いわゆる一度だけミスしても大丈夫ということですが、敵キャラも同じく自転車に乗っているので油断は出来ません。
ちなみに自転車時にも、一度だけジャンプが出来ます。
Wit'sは、ほんの5、10分くらいの短い時間でパパッとプレイしてパパッと終了するような、そんなファーストフードのような感じのゲームでした。


ちなみにいまだに覚えている、アーケード版でのインストカードに載っていたキャッチフレーズ。
君はうわさのチャリンコモードを見たか?

2000年6月18日


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