ロボとモボのデコボココンビが今日もゆく!

ボナンザブラザーズ

セガ アーケード


さて、セガの名作アクションゲーム『ボナンザブラザーズ』の紹介。
いやはや、このゲームはかなり燃えましたねえ。やりこみました。
これは私の中でもかなり上位のランクに位置するゲームです。
ストーリーはこんな感じ。


 赤くてノッポの『ロボ』と青くてチビの『モボ』は正義の怪盗二人組み。
 今日も悪徳商社からはお宝がっぽりいただいて、貧しい人にはお宝分け与えるぜ。
 おれたちゃ正義の盗賊だ!
 さて、今回のターゲットは……。



ゲームは二人同じプレイ可能な横スクロールアクションゲームで、操作はレバーとボタンが2つ。それぞれがジャンプ、ショット(麻酔銃の発射)となっています。
ゲーム画面は上下に二分割されていて中央部にマップが表示されるという一風変わった形をしており、上下それぞれが1P側、2P側の画面になります。
なので、同時プレイでもお互い別々の場所で行動する事が可能というのが面白いシステム。
BGMはジャズ調でなんかゲームの雰囲気にぴったりマッチしています。


さて、ゲームの基本的な流れはプレイヤーキャラである『ロボ』あるいは『モボ』を操作して、ガードマンや住人達に見つからないように各ステージ設置されているお宝を全て集めた後、屋上から脱出するというものです。屋上まで辿り着くとステージクリア。
全12面くらいで、金持ちの邸宅や銀行、デパートやピラミッド内などバラエティに富んだステージ展開でプレイヤーを飽きさせません。
ゲームは基本的にショットボタンの麻酔銃とジャンプで進んでいきますが、ゲーム中には様々なオブジェクトが存在し、ロボとモボはそれらを利用して事を有利に運ぶ事が出来ます。
例えば。プレイヤーが壁を背にして張りついていると相手に見つかりにくくなります。
他にも利用できるオブジェクトとしてドアなど。
ドアの側に立っているガードマンなどは、ドアと壁にはさむ事によって一定時間気絶させる事が出来ます。もちろん逆に自分がやられる事もあります
ステージ内には階段が設置されていて上の階や下の階に移動が出来ますが、基本的にガードマン達は同一の階から移動しない事になっているので、よほど近くまで追いかけられない限り階段の途中に身を潜めてやり過ごす事が出来ます。
他にもロープと滑車が着いていて、一瞬にして離れた場所に移動できるようになっているステージなどもあります。
他にも造幣局などではプレス機のレバーを使ってガードマンをぺしゃんこにする事も出来ます。
しかし彼らはなぜか気絶するだけで数秒後に復活するのがスゴイ!
他にも色々な仕掛けを使って敵の手をかいくぐっていきます。


さて、このゲームの見所はなんといってもその特徴的なグラフィックコミカルチックなキャラクター達のリアクション
ツルツルテカテカな3DレンダリングCG風で、ちょっとファンキーなアメリカンコミックという雰囲気のキャラクター達。
妙な味わいがあってなんかカワイイです。
こんな感じ。
robo.jpg (41588 バイト)
といってもうろ覚え状態で作った物なので、多少の食い違いはあるかもしれませんが、まあツヤツヤテカテカ具合はかなり忠実に再現できたはずです。
そして手に持っているのは麻酔銃。
銃身よりも銃口の方が大きいというのが笑えます。
ちなみにもう一人の主人公『モボ』は2P側のキャラで、ノッポの『ロボ』に対してデブでチビというお約束なキャラです。

敵キャラ達もプレイヤーキャラに負けず劣らずなかなか個性的。
こちらを見つけると笛を吹いたり銃の音で仲間を呼ぶガードマン達。
基本的な敵キャラなのでそんなに強くないです。
他にも機動隊ルックスで盾を持ったガードマン。
盾を持っているので正面からの攻撃は効きません。後ろ、あるいは側面から攻撃がベスト。近づくと警棒で手痛い一撃が待ってます。
コイツはなかなか手強い相手ですが、よそ見をしている時に盾に銃弾が当てると、『?』と妙な素振りを見せるのがちょっとカワイイ
そしてこちらを発見するとすぐさま発砲してくる気の短いガードマン。
気が短いという性格をそのまま表現したような細長いヤツで、こちらを見つけると仲間を呼ぼうともせずにいきなり発砲してくるという危険極まりないヤツです。実際にこいつの攻略はなかなか骨が折れる。
他にもこちらに向かって大量に爆弾を投げつけてくるタフなデカブツや、ツヤツヤテカテカな犬などがいます。
またガードマン以外にもお皿を運んでいる使用人らしき者もたまに見かけます。
こいつは気が弱いのか、こちらの姿を見かけると驚いて持っていたお皿を落としてしまいます。
しかしながら、その音で他のガードマン達が駆けつけてくるのでなかなか侮りがたし存在です。また、赤い服の使用人は気が強いのか、果敢にも持っているお皿を投げつけてこちらを攻撃してきます。
もちろん当たるとミス。


ゲーム中のキャラクター達は個性的な面々が多いですが、それに拍車をかけて面白いのが彼らそれぞれの取る様々なリアクション。
ロボとモボはお宝を取ると『ウヮッハッハ〜』と高らかに笑い声を上げます。
怪盗なのに場所もわきまえずに大声出すのが可笑しいです。
またロボとモボは壁に張り付いて敵をやり過ごしますが、いつまでも壁に張り付いているとどこからともなくプァ〜ンとハエが飛んで来て頭に止まりそれをたたくという笑えるアクションが拝めます。その上ハエは懲りずに何度でもやってきます
プレイヤーの邪魔をするガードマン達は夜に働くという仕事柄か、たまに勤務中に居眠りしているヤツがいます。
なかなかに不真面目な仕事ぶりですね。
また、中には居眠りしまいと必死に頭を振っているが、結局寝てしまうヤツなどもいます。
なんか、妙な人間くささがあって見ていて微笑ましいです。
デパートのステージは舞台が商店なだけあってか色々な品物がありますが、ロボとモボはそれらを利用して身を隠す事が出来ます。
しかしながら、その隠れ方というのが果物や帽子などで自分の顔を隠しただけ その上体はモロ出し
それで気付かないガードマン達はけっこうおマヌケさん
他にもトロッコで侵入するシーンで勢い余ってトロッコから転げ落ちたりもします。
また、二人同時プレイではお互い別々に行動できるので、片方が先に屋上に到着するともう一人がくるまで待ちぼうけです。
その間、待っている方は鏡を使って頭の手入れをしたりなんかします。 ハゲのくせに
このゲームではいくつかのステージの間にはボーナスステージが挿入されます。
ボーナスステージではサーチライトに見つからないように金塊を集めるというものですが、見つかるとガードマン達10人がかりで袋叩きにされます。あわれ正義の怪盗。


とまあ色々書きましたが、総合的に見るとこのゲームは全ての面で水準以上だったのではないかと思います。
特に難しいルールなどはないし、難しい操作などもない。
キーレスポンスは極めて良好で、プレイしててストレスがたまるような理不尽な展開はほとんどなし。
また、ゲームのキャラクター達も妙に味のあるキャラが多く、憎めないやつばかり。キャラ達の動きを見ているだけでも飽きません
なにぶん昔のゲームなので今ではもうほとんどないでしょうが、もし見つけたら一度はやってみるといいでしょう。味のあるキャラクター達にやみつきになる事必死です
ちなみにこのゲームの続編は残念ながら出ていませんが、同社の『タントアール』、『イチダントアール』にグラフィックのテイストのみ受け継がれています
でも、やはり個人的には未だに続編が出てほしいですね。
特に元々のキャラのグラフィックがCG風なので、ポリゴンにしてもそんなに違和感ないと思うんですがねえ。
このゲームに関して続編を希望しているのはおそらく私だけではないはずです。


しかしながら、このゲームは割とヒットしたはずなのに何で他の機種にほとんど移植されなかったんでしょうねえ。
唯一移植されたハードといえばメガドライブ版のみ。
メガドライブ版は少しだけやった事あるんですが、大体の感じだと色数が減ってキャラの動きが一部少しぎこちなくなりサウンドがしょぼくなった以外はほぼ完全に移植されていたと思います。
ただ、やはりああいうツルツルテカテカなキャラ達はたくさんの色数で再現してほしいものです。
セガサターン時代、私も私の従兄弟もこの『ボナンザブラザーズ』がいつかセガサターン上で移植されるとずっと期待していたのですが、とうとうされなかったのでがっくりでした。


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