『ハーレーに乗ってハレー!』というツマラン駄洒落を言うヤツ死刑!

ハーレーダビッドソン

&L.A.ライダーズ

セガ アーケード


さて、セガの大型体感ゲーム、ハーレーダビッドソン&L.Aライダーズの紹介です。
タイトルからして分かるように、超大型バイク『ハーレーダビッドソン』でロサンゼルスの街中を走り回るバイクゲームです。
登場は確か97年か98年くらいでしたっけ。
ルールは通常のドライブゲームと同じく、バイク型のハンドルコントローラを操作し、規定時間内にチェックポイントまで到着すればタイムが延長されるというものです。 そしてそれを5回ほど繰り返すとクリアとなります。


このゲームで面白いのは、舞台が通常のドライブゲームのようなサーキット状のコースではなく、ロサンゼルスの街中となっているという事ですね。 それも、聞くところによると結構忠実にロスの街を再現しているらしいです。
街中が舞台ということもあってか、当然路上には車や通行人など様々なオブジェクトが存在しており、これは当時にしてはかなり新鮮で、正に街中を爆走している気分を味わえるゲームでした。 この路線は後の名作『クレイジータクシー』などにも引き継がれていますね。
このゲームをプレイしていると、街中でレースゲームの如くバイクを飛ばしまくるというのがいかに危険なのか、というのが非常によくわかります(笑)
ロスの街は結構入り組んでいる上に、チェックポイントはランダムで決定されるというシステムでしたが、しかし交差点などではちゃんと矢印が出るので、迷うという事はありません。
グラフィックはモデル3基盤を使用して非常に綺麗で、また音もかなり迫力があっていい感じにさせます。 また音楽もバリバリのロックサウンドで、気分はバイカーってな感じです。
ところで当時にしては、これだけ大きな舞台を全く継ぎ目や読み込みナシでリアルタイム処理するというのは、技術的には結構すごい事なのでは。


このゲームは『街中での走りそのものを楽しませる』ゲームであり、またそれを非常によく体現した楽しいゲームだったと思います。
しかし、正直な所、ちょっと首を傾げたくなるという点もあります。
というのも、これはドライブゲーム全般にいえる事なんですが、このゲームもご多分に漏れずいかんせん時間が短すぎるということ。 これはツライです。
少なくとも私はこのゲームを4ヶ所のゲームセンターでプレイした事がありますが、しかしどの場所でのプレイにおいても、『時間が短い』というのは共通してました。
とにかく設定された時間がかなり短いため、チェックポイントまでうまく到達するには非常に緻密な走りをしなければならず、ちょっと大胆なプレイをするとすぐに時間切れ。 大体どのプレイも2、3番目のチェックポイントに到着するあたりで時間切れとなるのがお決まりのパターンで、『ロスの街を爆走せよ!』というキャッチコピーがついているわりには、時間が短いせいでどうもイマイチ『爆走している』ような気にはなれなかったんですよね。
ハーレーダビッドソンは『走りそのものを楽しませる』ゲームで、またチェックポイントを5つほど通過するとクリアと、全面クリア自体それほど時間のかからないゲームなので、せめてもう少し時間を長くして、走る楽しさをもっと存分に味あわせてくれるようなゲームになってくれたらよかったのに、と思います。
まあ、アーケードゲームということもあり、筐体自体高価な大型筐体においては、1回をあまり長くプレイさせるのはインカムの面からすれば厳しいと思いますが、でもやっぱりある程度満足にプレイ出来るように、それなりに余裕のある時間を設定するというのは必要なんじゃないかな、とこのゲームをやっててつくづく思いました。
そうする事で、何度もプレイしたいなーという気になりやすいですしね。


ちなみにこのゲーム、バイクのくせに車などに当たってもスピードが落ちるだけで全く転ばないというのがスゴイというか印象的でしたね。 これがハーレーの安定性なのか(ちがうぞ)。


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