爆発シーンがバッチリ再現
見事に爆発シーンが再現 一面のボスはやっぱりハート様(笑)


北斗の拳

東映動画 ファミコン


ジャンプで大ヒットを放った人気漫画の記念すべきゲーム化第一弾。
友達の家で数回だけプレイした記憶があります。
一応原作での第一話からラオウを倒すまでをモデルにしてるらしいです。
ゲームはオーソドックスな横スクロールアクションで、主人公ケンシロウを操作してモヒカンなどの雑魚敵を、パンチやキックで蹴散らしていきます。


原作のケンシロウは一子相伝の暗殺拳である北斗神拳の正統伝承者で、もちろんその設定はゲームでも生かされています
彼のキックは敵をはるかかなたにふっ飛ばし、パンチなどは当たると敵の体が爆発四散
木っ端微塵です
今ではさすがにおいおいヤバいんじゃないかというような表現ですが、まあなにぶんファミコンなので、人が爆発するといっても大したグラフィックではないです。
でも、こういった演出をしっかりと取り入れているのは原作のファンとしてうれしいものです。
余談ですが、ケンシロウはライフが無くなると彼は足をジタバタしながらすっ飛んでいきます
とても一子相伝の暗殺拳の伝承者とは思えないほど情けない格好

まあそうこうして進んでいき、最後に待ち受けるボスを倒すとステージクリア。
ステージ構成は最初の頃は分かりやすい一本道ですが、面が進むにつれて次第にややこしくなり、後半辺りになるとマップをちゃんと把握してから行かないと、いつまでたってもボスにはたどり着けないようなステージ構造になっていきます。
こうなるとかなりいらいらします。
そして道中出てくる雑魚敵も、面が進むごとに飛び道具を打ったり斧を投げてきたりなど、次第に強くなっていきます
さすがのケンシロウもスタート時の単発のパンチとキックだけでは少々つらいので、パワーアップして敵に対抗。
パワーアップの方法は、赤い色の敵をパンチで倒した時にのみ出る悲鳴『あべし』を取ること。
ハイ、マンガでおなじみのあの叫び声です
あべし』をとってパワーアップ
敵の悲鳴を取ってパワーアップするなどというゲームは、後にも先にもこれしかないと思います
今だかつてない斬新なパワーアップ方法。
すごいぞ!『あべし』システム!
パワーアップは全部で7段階まであって、一つ取るごとに連続蹴りが出せたり、高くジャンプできたりと次第に使える技が増えていきます。
そして『あべし』を7つ集めると、原作でおなじみの上半身の服が破れて怒りのケンシロウに。
こうなるとステージボスに対して北斗神拳奥義が使えます。(ここらへんは私の記憶あいまい)
後半辺りのステージのボスの中には、これらの奥義を使わないと絶対倒せないものもいました。
ということでパワーアップは必須ということですね。
このゲームはファミコンが出てそれほど経っていない時期に発売されたので、ゲーム的にはかなりあらが目立つものですが、原作に出てきた技を再現できるなど、原作を忠実に再現しようとする開発者のこだわりが感じられて、妙に好感が持てます。
ただ、難易度的には難しい部類で、クリアするにはかなりの気力と根気が必要なので、よほどのファンでない限りこのゲームはつらいかも。


この作品の後、北斗の拳は多数の続編が作られ約8作ほどシリーズとして作られました。しかも原作が終わった後でもゲームは作られてたという珍しいゲームです。
しかしこのシリーズは、その時の流行によって時にはアクションゲームになったり、RPGになったり、はたまた対戦格闘ゲームになったりと統一性がまるでなく、なかなかに節操のないシリーズでした
他にも北斗の拳はメガドライブやマスターシステムなどにも進出していたらしいです。
うわさによると、マスターシステム版のはとても完成度が高かったとか。


戻る