かめはめ波でしょ?これ
これがタイトル画面だ!まさにジャンプ漫画。 バイクで敵アジトに突進! この直後、功里金団はバイク上でグーチョキ波を放って転びます。


功里金団

タイトー アーケード


中国を舞台にした真横視点のゲームで、『功里金団』(くりきんとん)とは主人公の名前です。 変な名前ですな。 てか、食べ物やろ、これ。 こういう名前の中国人っているんでしょうかね。
ゲームは『スパルタンX』タイプのアクションゲームで、自らの功夫を駆使して次から次へと出現する敵をあちょあちょとちぎっては投げ、ちぎっては投げしつつ、先に進んでいきます。
金団のキックがヒット!敵さん、えらい吹っ飛びようですな。 英語の書き文字が楽しい。

独特なシステムとしては、主人公の金団はボタン押し続けることでグーチョキ波という飛び道具を発射できます。
ボタンを押しっぱなしにすることにより、画面上部の吹き出し内の絵がグー、チョキ、パーと変わっていき、最後の段階で放つと貫通力の破壊力のあるエネルギー波が撃てます。 いわゆるかめはめ波ですが、ネーミングが悟空のジャン拳レベルですな。
このグーチョキ波、最後の段階になる前に放ってしまうとカスしか出ません。 その際の金団のマヌケ顔が妙に笑える。
また他に、レバーやボタンの入力をしばらく行わないでいると、攻撃力のアップするオーラを3段階までまとうことができます。
このオーラは一段階で一回分のダメージを防ぐ事が出来るという、いわゆるバリアになるので大変便利。
グーチョキ波とオーラをいかに使いこなすかがゲームの勘所……といいたいところなんですが、しかしそれほど上手くいかないのが現実。
グーチョキ波もオーラも、出すまでに結構時間がかかるけど、しかしその間にもザコ敵はわらわらと間断無く出現しまくるので、なかなか出す事が出来ません。
グーチョキ波は構えている途中に向きを変えただけでもキャンセルされるので、使いどころが非常に難しい。
また、オーラはじっとしてるとまといますが、しかし1箇所でじっとしてると永パ防止キャラが出て来たりするので、これまた使いどころが難しい。
なので、実際にはグーチョキ波もオーラも余り使わず、とりあえずパンチ、キックの連打で先に進むというプレイをよくやってましたね。
全般的に敵の攻撃が激しく、とにかく難しいゲームでした。
中ボスの上段蹴りをかわして足払いがヒット! 敵さんムキムキですな。 必殺グーチョキ波! セリフをかめはめ波に置き換えてもOK(笑)

このゲームで面白いのは、世界観。
ゲーム内の雰囲気は、見たところ、中国っぽいようだけどなんかちょっと違うぞという感じです。
たとえるなら初期のドラゴンボールみたいな雰囲気をかもし出してるんですよね。
カンフーファッションに身を包んだ主人公は、いきなりバイクで突撃してるし。
技を出したときの『HA!』といった描き文字が良い味出してますね。
さて、ステージの最後には北斗の拳みたいな拳士が待ちかまえています。
もちろん、妙なプロテクターを付けてたり、戦う時にマントを脱いだりするのはお約束。
言い回しもいかにもそれっぽく、『我が名は雷牙。 我が拳は梟影拳。 せめてこの身を血に染めて、我が拳の奥義で葬ろう』、『功力真拳、恐るるに足らず!』、『だがお遊びはここまで、貴様の拳はすでに見切ったわ』といったセリフを言い放ってきます。
どいつもこいつも手ごわいですが、彼らを倒すことができればステージクリア。
なお、ステージ中盤には中ボスも出現しますが、こちらはなぜか北斗の拳っぽくはなく、マーシャルアーツだのキックボクサーだの、その手のキャラが勢ぞろいしています。
なぜに?
というわけで、大体わかると思うのですが、このゲーム、全体の雰囲気や敵キャラ、ボスとの一騎討ちなどが、一昔前(1980年代)の少年ジャンプみたいなノリで展開されているんですよね。
当時のジャンプを知るプレイヤーにとっては、どこと無く懐かしい感じのする、そんなタイトルです。
ちなみに私はまだ見たことはないのですが、うわさでは最終面の覇王の強さは尋常ではないのだとか。
ゲーム全体が難しくて、私は最後まで行った事ないです。

2000年7月9日
いかにもな出で立ちといかにもな台詞回し。 しかし紫の衣装とは…。 オーラをまとってパワーアップ!
負けるとこのようにコンティニュー画面に。 ところでこの亀仙人とクリリンを足して2で割ったような、このジジィは誰?


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