実は、プレイするより見ている方が多かったゲームです。
隕石を避けつつ、平らな場所に着陸すべし!


ルナレスキュー

タイトー アーケード


ルナレスキューは、1979年に登場したゲームです。
タイトーはこれより少し前に、ゲーム史上初めて『敵が攻めてくる』というシステムを導入した『スペースインベーダー』という超ヒット作を輩出しましたが、ルナレスキューはそれとは全く異なる『助ける』というのを目的としたゲームでした。
当時、スペースインベーダーの影響から、大抵のゲームは『敵を倒す』のが基本的な目的となっていたもので、そんな中、『救出』をメインに据えたルナレスキューはかなり異質な存在でした。
しかし、その異質な外見とは裏腹に非常に完成度の高いゲームで、インベーダーほどではありませんがかなりのヒット作となりました。
『ゲームセンターあらし』というマンガでも取り上げられていましたね。
帰りは撃ちまくりのシューティング。でもUFOはどこから出て来たんでしょ?

このゲームならではの特徴は2つあります。
1つは上でも上げたように、当時にしては珍しく、敵を倒すのではなく助けるという行為が目的となっている事
基本的な内容は、母船から降下するロケットをうまく月面まで降下させ、そして人を乗せて再び母船に帰還するというモノ。
母船から着陸地点の間には無数の隕石が飛び交っているので、それらをうまく避けつつ安全な場所に着陸しなくてはなりません。
そして着陸すると、月面にいる人が1人ロケットに乗り込み、プレイヤーは母船に帰還します。
この避けつつ移動する、というのが当時にしては非常に珍しい内容でした。


このゲームのもう1つの大きな特徴は、行きと帰りで全く異なる内容のゲームとなっている事
上の手順通り、隕石を避けつつ月面に着陸、そして人を乗せて母艦に向けて飛び立つと、今まで隕石だったのが突如UFOに変化し、プレイヤーめがけて攻撃をしかけてきます。
プレイヤーはそのUFOを撃ち落しつつ、母艦へ帰還するのです。
つまり、行き(月面へ降下)は敵を避けるゲーム、帰り(母艦へ帰還)は敵を撃つシューティングゲームと、ルナレスキューは一粒で2度おいしいゲームだったのです。
シンプルな内容のゲームばかりだった当時、1つのゲームで2種類の異なる内容が楽しめるというのは非常に珍しかったんですよね。
ミスりました。画面が真っ赤に染まるというのが、妙に生々しい感じでしたね。

ルナレスキューはこのように非常に珍しい内容のゲームとなっていましたが、しかしヒットしたのは見た目が珍しかっただけではなく、降下と上昇中はボタンによってスピードを調節で着たりなど、ゲーム自体もかなり戦略性の高い内容だったからだと思います。
もっとも、当時ガキんちょだった私はまだ全然まともにプレイできず、主に兄や他の人がプレイしていたのを横で見ている事が多かったんですけどね。


そう言えばこのゲーム、3面か4面をクリアするごとにインベーダーが登場するというデモがありましたね。
あとタイトル画面では、インベーダーが『PLEASE INSERT COIN』と頼んで微笑むというデモがあったり(笑)


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