『足で作るハンバーガー』再び
タイトル画面。 これから料理しまくるゼ!


スーパーバーガータイム

データイースト アーケード


バーガータイム!!
数多くのプレイヤー達の脳裏に強烈なインパクトと衝撃を与えたハンバーガーゲーム!!(多分)
その続編が、装いも新たに帰ってきた!!!
ハンバーガーは前作よりさらに大きく、超巨大バーガーに!!!
もちろんそれらを足で踏みまくりの作りまくり!!!
楽しいゲームだ!!!
私がものごっつスキだったゲームだ!!
でもまるでヒットしなかった!!!!
なぜだ何故だナゼダWhy??
マップ。 右上のキングの城を目指し、ハンバーガー活動(?)をしつつ進みます。

というわけで、スーパーバーガータイムは、1990年に登場したゲームで、かの怪作『バーガータイム』の続編です。
いや、『スーパー〜〜』の名が示すように、正確には続編というよりも、リメイクといったほうが正しいですね。
私はこれまで、他の人が知らないような、見向きもしないような、あるいは覚えていないようなマイナーなタイトルをしばしば紹介してきましたが、『スーパーバーガータイム』も正にそんなタイトル。
このゲームは当時、ゲーメストにもそれほど大きく紹介はされず、もちろん大して話題にもならず、登場直後からブッチギりでマイナー街道一直線。
いやそもそも、プレイどころか置かれているゲームセンターを見つけるのすら難しい状態でした。
当時のアーケードゲームを知る人の中でも、バーガータイムは知っているけど、スーパーバーガータイムを知っている人ってあまりいないんじゃないでしょうか。
とりあえず、コレを書いている現在、Googleで『バーガータイム』と『スーパーバーガータイム』を検索してみました。
まず、『バーガータイム』だと995件引っかかりました。
そこそこ有名ですね。
しかしながら、『スーパーバーガータイム』だと91件だけしか引っかかりませんでした。
たった10分の1……。
これこそが、スーパーバーガータイムびマイナーさを物語っているといえましょう。
もっとも、バーガータイムの方はファミコンや蛍光表示管ゲームに移植されているので、それなりに知名度は高くなっていたとういのもあるでしょうが。
それでも、1作目と2作目で検索結果に約10倍もの開きがあるとは、あまりにヒドい…。
続編の割にひっそりとアーケードに登場し、ひっそりと消えていき、家庭用ゲーム機に移植すらされなかった、悲しき経緯をたどったゲームです。
ゲーム画面。 チョコチョコ動くキャラ達がカワイイです。

……なんですが、しかし!!
誤解の無いように私は力説しておきたいのですが、それほどまでに売れなかったタイトルだからといって、この『スーパーバーガータイム』はけしてつまらないゲームだった、というわけではありません。
いやむしろ、前作に比べて内容が遥かに面白く楽しく華やかにパワーアップしており、『こんな面白いゲームなのになんで誰もプレイせんのじゃ!?』と、このゲームをプレイしていた当時は、とても疑問に思っていたものです。
いやもうホント、面白かったです、これ。
売れなかったのは運が悪かったとしか思えないです。
というわけで、次からは、内容紹介とともにこのゲームの魅力を語っていきます。


 基本ルール
基本的なルールは前作バーガータイムと同じです。
ピーターペッパーを操作して、敵を避けつつ画面上に設置されたハンバーガーパーツを踏み落とし、全てのハンバーガーを完成させるとクリアという、ステージクリア型のアクション。
しかしながら、ルールこそ同じなれど、前作に比べてゲーム性は大幅にパワーアップしており、正にスーパーの名に恥じない内容となっています。
そりゃ前作から8年も経っているのだから、大幅な変化があるのはいってみれば当然といえば当然なんですが…。
ですが、好感が持てるのは、それらの様々な変更点はどれもこれもゲームをより楽しくするのに一役買っているという事であり、それによりスーパーバーガータイムはかなり遊べる面白い内容になっていたということなんですね。
ちなみに余談ですが、今作ではピーターペッパーは結婚した事になっており、彼の奥さんはゲーム中に様々なアイテムを設置してくれます。
ピーターペッパー食物相手に奮戦するの図。 敵は手強いゾ。

 グラフィックが大幅にパワーアップ
とりあえず外せないのが、コレです。
前作から8年も後に出たものなので、グラフィックが綺麗になるのは至極あたりまえな部分といってしまえばそれまでですが、しかしなんだかんだ言いつつも、続編としてグラフィックが綺麗になっていれば、それだけでよい印象となるものです。
このゲームはハンバーガーという食べ物を題材にしたものであり、したがってゲーム中に出てくるハンバーガーをどれだけ美味そうに表現するかというのは、ゲームにおいて非常に重要な要素となっています。
で、それに関してですが、はっきりいってよく出来ているの一言。
前作バーガータイムは時代が時代なだけあって、それなりにハンバーガーっぽい表現はされていたけど、さすがにそこまで食欲をそそるグラフィックには見えなかったのも事実。
ですが、スーパーバーガータイムでは、ハードの性能の向上によってもたらされたグラフィックのパワーアップにより、ハンバーガーがもうそれはそれはおいしそうに描かれているのです。
とにかく食欲をそそるので、このゲームをプレイしてると、ハンバーガーがやたらに食べたくなる事必至
いやホント。
多分、このゲームをプレイした事のあるプレイヤーならば、直後の食事に1度はハンバーガーを選択した事があるはずです。
もちろん私も経験あり。
グラフィックの表現力が上がった恩恵が、ゲームの魅力アップさせる方面に見事に発揮されているというわけですね。
さらにそれだけでなく、『スーパーバーガータイム』の方では、敵を挟む事によりハンバーガーがさらにウマそうに変化する、という要素まで追加されています。
これについては後述。
また、ゲーム全体のグラフィックもタッチがポップで明るく、この手のゲームのご多分に漏れず、殺伐とした雰囲気は一切感じられず、全般通して陽気な雰囲気を醸し出しています。
当然敵キャラについても同様で、目のついた食材達のグラフィックはカワイイく愛嬌たっぷり。
見てるだけで楽しくなってきます。
大量のタマゴ達にコショウをふりかけて料理するの図。 真ん中の一匹はコショウでひるんでます。

 ハンバーガーの大きさがパワーアップ
そこかしこでパワーアップ要素が見られる今作ですが、ゲーム中に登場するハンバーガーのサイズが前作よりさらにデカくなっているのも、今作の大きな特徴となっています。
前作では具の中身こそ違えど、登場するハンバーガーのサイズは全て均一でした。
それが、今作では大、中、小と3種類の大きさのハンバーガーが登場するようになっています。
で、その中の小サイズのハンバーガーが、前作と同じ大きさなんですね。
中サイズハンバーガーになると、小サイズの約2倍の大きさ(具が同じ場合)。
大サイズになると、中サイズハンバーガーの約4倍!(小サイズの約8倍!)
正にスーパー!!
コレをパワーアップといわずして、なんというのか。
グラフィックがパワーアップしただけでなく、ハンバーガーのサイズもパワーアップしたため、前作よりもさらにハンバーガーのアピール度がアップし、それによりうまそさを強烈に発揮してくれてます。
おっとイカン、なんかコレ書いてたらハンバーガー食べたくなってきました…。
このデカさ! しかも肉にチーズにトマトにレタスと具だくさんだ!

 二人同時プレイが可能になった
前作は一人プレイ専用(2Pだと交互プレイ)ゲームだったのですが、今作では二人同時(協力)プレイが出来るようになりました。
1Pが赤のピーターペッパーを操作し、2Pは青のピーターペッパーを操作します。
何気に、このゲームでの2人同時プレイは、かなり息の合ったコンビプレイが求められます
例えば1人が敵を倒している間にもう1人がハンバーガーを落とす、1Pの武器が無くなったら2Pが次の武器取得までフォローしてやる、お互い異なる武器をもってそれぞれの武器の欠点を補う、スクロールに引っかからないようにする、など。
2P同時プレイの場合、個人プレーでは到底先に進めず、お互い協力し合わないと先には進めないようになっているので、かなり協力している感を強く味わえます。
おまけに、2Pでわいわい騒ぎながらプレイするのも楽しいです。
赤ピーターペッパーと青ピーターペッパー奮戦するの図。 彼等は双子なんでしょうか…? 

 ジャンプできるようになった
これまた大きな変更点の一つです。
前作ではフロアやハシゴに沿って移動するだけだったので、プレイヤーの移動の自由度はかなり低く、またそれに伴い敵の攻撃を避けるのも異様に難しかったものですが、しかし今作では『ジャンプ』アクションが追加されたおかげで、プレイヤーの動きの幅が大幅に広がり、敵を簡単に避けれるようになりました。
さらに敵の攻撃を避けるだけでなく、フロア間の移動、ハシゴからの飛び移り、アイテムの取得、ハンバーガーパーツに乗っかるなど、ジャンプは様々な用途で使用できるため、比較的移動に関して自由度の低くちょっとストレス溜まりがちだった前作に比べて、かなり自由度の高い移動が可能になっています。
ジャンプの導入により、基本ルールは同じでありながら、ゲーム性が大幅にアップした、といっても過言ではないでしょう。
ハンバーガーの完成だ! 具が少ないぞ! 右のなんか、具が一切無いぞ!

 ハンバーガーの調理方法が変わった
前作からの変更点の一つに、ハンバーガーの落とし方が変わったというのがあります。
前作ではハンバーガーパーツの上を『ズカズカ踏み歩いて落とす』というという方式になっていましたが、今作ではそれが『バンバン踏みつけて落とす』に変化しました。
前作に比べてハンバーガーのサイズが飛躍的にデカくなったのを配慮しての変更点なのかどうかは知りませんが、しかしながら、コレにより、結果的には前作よりもさらに『足で踏み落とす』感がよく現れるようになりました。
また、これによりいちいちハンバーガーパーツの上を満遍なく踏み歩く必要は無く、端でだろうが真ん中でだろうが一箇所で踏みつけるだけで落とせるようになりました。
ちなみに踏みつけ動作は、『ジャンプして乗っかる』のと、『ストンピング』を使います。
ジャンプしてパーツの上に乗っかり、その上でストンピングを繰り返す事によりパーツを下に踏み落とします。
ストンピングはボタンを連打することで連続踏みが出来るので、慣れれば一瞬でパーツを落とせます。
このストンピングがなかなかイイ感じで、前作に比べてハンバーガーのサイズは大きくなっているけれど、しかしゲームのテンポがむしろ前作より良くなっていたりします。
踏みつけ踏みつけ! お客には『足で作りました』というのでしょうかね、やっぱ?

 プレイヤーの攻撃力強化
ルールは同じなれど、ゲーム性を大きく代えた要素の一つとして、これ、『プレイヤーの攻撃力が大幅にアップした』というのがあります。
前作バーガータイムでは敵を直接攻撃できる手段に『コショウ』というのが用意されていました。
がしかし、コショウは使用回数に厳しい制限があるため、使う機会は数えるほどしかなく、さらには当てても敵を一時的にひるませるだけと、はっきりいって頼れる攻撃手段とは言えませんでした。
しかし、スーパーバーガータイムではその点が大幅に変更され、デフォルトで武器を所持出来るようになりました。
それも、使用回数に制限などは無く、所持している限りいつでもどこでも攻撃可能。
前作では攻撃手段が貧弱で基本的に逃げ回るのが主体となっていたせいか、アクションゲームの割にアクションよりも戦略が重要な、幾分もどかしい内容だったものですが、しかし今作では武器を持って自由に攻撃できるようになったため、前作のようにいちいち逃げ回りながらちょっとずつパーツを落とすというこすっからい動きをする必要は無くなり、プレイヤーは敵を攻撃しつつ積極的にパーツを落としにいけるようになりました。
おまけに敵を攻撃しまくれるので、爽快感もあるという。
つまり、アクションよりもいかに動くかという戦略性が求められる内容だった前作から、よりアクション寄りの内容に変化したわけですね。
良い意味での、前作からの大きな変化点、といえるでしょう。
そうそう、言い忘れてましたが、前作から引き続き使えるバーガータイムならではの攻撃『ハンバーガーパーツ落とし』と『ハンバーガーパーツ挟み』攻撃ですが、実は『ハンバーガーパーツ落とし』の方は、残念ながら無くなってしまいました。
行う事は可能なのですが、敵をパーツに乗せて落としても倒せないし、敵を乗せても複数段落とすことが出来なくなってしまったんですよね。
まあこれは、ストンピングの存在によってパーツを落としやすくなり、また敵の種類が多種多様化した(飛び回る敵も多い)ため、敵をパーツに乗せて落とす必然性があまり無くなったためだと思われます。
しかし、『ハンバーガーパーツ挟み』の方は相変わらず健在
パーツ挟みについては後述しますが、こちらは前作に比べて良い意味でパワーアップしてます。
タマゴにウィンナーに枝豆が歩き回る。 下のタマゴを挟んでしまえ!

 多彩な調理用具
上で、スーパーバーガータイムでのピーターペッパーは敵から逃げ回るだけの無抵抗なコックではなく、自ら武器(調理用具)を手に持ち積極的に攻撃できるようになったといいました。
で、彼の使用する武器なんですが、色々と揃っています。
前作で出てきたコショウを筆頭に、料理で使われる様々な調理用具がズラリ。
これでウィンナーやらタマゴやらを調理して具にしつつ、ハンバーガーを作っていくわけですね。
これぞクッキングバトル(ん?)
また、武器の他にハンバーガー作成を助けるものや身を守るものもあります。
ここで、登場する武器(調理用具)とアイテムの紹介。

 コショウ
前作でも出てきた、コショウです。
が、今作では瓶詰めで登場し、前述したように使用回数は無限。 そしてリーチもけっこう長い。
スタート時に最初から装備している武器なので、一番使う機会の多いこの武器は、一番ノーマルな攻撃手段といえるでしょう。
パッパッとコショウをウィンナーやピクルスにふりかけて攻撃している様は、いかにも料理バトルって感じが出ててナイスですね。
コショウをパッパッ。 トウモロコシひるんでます。 色合いがうまそう。
 ステンレス串
グラフィックから察するに、多分、バーベキューなどに使うあのステンレス製の串でしょう。
ステンレスの串がハンバーガーと何の関係が?と思えますが、考えてみればアメリカでのバーベキューでは串焼肉だけでなく、野外で作るハンバーガーの事も指すので、あながち無関係とは言えないかも。
さてそんなステンレス串ですが、コショウと同等のリーチなので、頼れる武器です。
串でうりゃうりゃ攻撃だ! 右のフグに注意!
 フライ返し
フライやハンバーグなどをひっくり返す時に使うあれです。
正式名称を知らなかったので調べてみたんですが、『ターナー』って言うんですね、これ。
基本的なリーチはコショウとほとんど同じ武器ですが、上下方向への攻撃判定がコショウよりも僅かに小さいような気がします。
それにしても、これでウィンナーやらタマゴやらニンジンやらを攻撃してると、いかにも料理してるって感じがしますね。
フライ返しでひっくり返しまくれ! マントもつけて防御は完璧!
 フライパン
料理道具ではおなじみのフライパンです。
攻撃時にガンガンと音が鳴るので強そうですが、攻撃力は他の武器と同じです。
リーチが全武器中最も短く、かなり接近しないと攻撃が当たらないです。
そのため、あまり強力な武器とは言えませんが、しかしこんな武器でも無いよりはあった方が遥かにマシなので、とりあえず他に武器が無い時はこれで我慢しておきましょう。

 ポンプ
水の入ったポリタンクです。
一体どこが料理用具だよ!というツッコみをひとまず入れておきましょう。
まあ、飲み水だと考えれば強引に納得できるか…な。
そんなポンプですが、武器としての性能は抜群に高いです。
水を飛ばして攻撃するのですが、水は4連射できる上に、画面の端まで届くという驚異的なリーチ。
攻撃判定こそそれほど大きいものではありませんが、連射力とリーチの長さはダントツなので、近距離から遠距離まで、相当に強力な攻撃力を発揮する武器といえます。
水洗い水洗い!! 食材はまず洗うのが基本!!
 マント
身を守るマントです。
身につけていると、敵の攻撃を1度だけ防いでくれます。
ただ、マントはあくまで武器攻撃1回分の効果しかなく、耐久力のある敵に触れるとそのままやられてしうので、絶対的に信頼できるほどの防具ではありませんが、しかしつけていて損はないので、とりあえず見つけたら取っておきましょう。
なお、マントは敵に触れると無くなってしまいます。

 青い靴
ジャンプ力が約2倍にアップします。
通常の段差ならジャンプによって上の段に上れるようになるので、移動力が大幅にアップします。
が、しかし、ジャンプ力の調整は出来ず、これをつけている間はずっとジャンプ力が2倍で、通常のジャンプが出来ないという欠点も持っています。
そのため、特にフロア段差の多いステージの場合、ジャンプしてハンバーガーパーツの乗ろうとしてジャンプしたら上のフロアのってしまい、パーツがなかなか踏めなくなる、というケースが良くあるので、ハンバーガーパーツを落としたい時には逆に邪魔になる存在です。
うまく使わないと、逆に足を引っ張る存在となってしまうという、使い所の難しい靴です。

 赤い靴
移動速度が大幅にアップします。
これをつけていると素早く画面を縦横無尽に動き回れるので、敵のスクロールアウトやハンバーガーパーツへの到達が容易になります。
特に高次面はマップが広いので、使いようによってはかなりの効果を発揮します。
ちなみに移動力は高速になってもジャンプ力とジャンプ速度は変わらず、ズダダダダと高速で移動しててもジャンプしたらピョ〜ンの鈍い動きになってしまいます。

 茶色い靴
ストンピング力が約3倍にアップします。
大型ハンバーガーパーツですらも2、3回踏むだけで落とせるので、この靴をつけているとパーツ落とし効率が上がります。
特に大型ハンバーガーが多く登場する面で活躍する靴で、大いに活用しましょう。

以上がゲーム中に登場するアイテム類です。
アイテムは初期装備のコショウ以外は、ピーターペッパーの奥さんが画面端にぶら下げてくれるので、それを取得していきます。
ちなみに出現場所やタイミングは完全にランダム。
アイテム類で必ず覚えておきたいのが、アイテムの使用回数に制限はなくとも、時間制限があるということです。
武器の場合は30秒。
武器の残時間は画面上部に表示されるので、なくなりそうになったら画面端に設置されている新しい武器を取得するようにしましょう。
ちなみにマントと靴も、一定時間経つと消えてしまいます。
こちらの明確な残時間は表示されないので注意。


 敵の種類が豊富になった
さて、上では豊富なアイテム類を紹介しましたが、当然それだけのアイテムを使わなければならないほど、敵の種類も豊富になっています。
前作では、敵はウィンナー、タマゴ、ピクルスの3種類のみで、その上敵毎の個性というものも皆無でしたが、しかし今作では敵の種類は大幅に増加し、そしてどいつもこいつも個性的。 そして、どいつもこいつもカワイイでやんの。
そんな敵キャラ達、多彩な動きや攻撃でピーターペッパーを亡き者にしようとしてきます。
食材達の逆襲再び、ですな。
ざっと敵キャラを紹介してみましょう。

 ウィンナー
前作から引き続き登場の、おなじみ目玉付きウィンナーです。
確か前作ではMr.Hotdogって名前になってましたね。 関係無いけど。
コイツはステージ内を適当に歩き回っているだけで、特に攻撃などはしてきません。
動きも遅いので、攻撃せずともジャンプして簡単に避ける事も可能と、言うなれば最弱の敵って事です。
ウィンナーさん歩くの図。 右には武道…もとい、ブドウさんもいます。
 タマゴ
ウィンナー同様、前作から引き続き登場、卵です。
いや、目玉焼きというべきですかね。
前作での名前はMr.Eggでしたっけ。 これまた関係無いけど。
コイツもウィンナーと同様、特にこれといった攻撃はしてこず、遅い動きで画面を適当にチョコチョコ歩き回るだけです。
なんですが、個人的に見た目がやたらにかわいいです。
なもんですから、gifアニメなんかも作ってしまいました。
タマゴ歩き。 小さいです。
 ピクルス
前作から引き続き登場の、ピクルスです。
前作での名前はMr.Pickleでしたけど、今作でも同じなのかな?
ウィンナーやタマゴと同様に遅い動きで画面を歩き回りますが、上記の2匹とは違い、ごく稀にジャンプをします。
といってもその速度は非常にゆったりしたものなので、注意してれば当たる事は無いでしょう。
でも油断は禁物。

 タマネギ
さて、ここから新敵キャラです。
ごく普通(?)の、目の付いたタマネギです。
ウィンナーやタマゴと同じく、ノロノロと画面中を歩き回るだけなので、まったくもって問題の無い敵です。
とりあえずは、丸っこいのでカワイイです。

 ニンジン
はたしてハンバーガーに関係ある食材なのかどうかは分かりませんが、とりあえずはニンジンです。
ウィンナーと同じく、特別な攻撃は無く画面中を歩き回るだけですが、しかしウィンナーよりも僅かに移動速度が速いという特徴があります。
もっとも、その差は微々たるモノなので、特に気になるほどでもないのですが…。
上のフロアでにんじんさんとネギさんの大行進。 フライ返しで返してやりましょう。
 枝豆
ハンバーガーのどこらへんに使われているのかいささか気になりますが、とにかく枝豆です。
移動速度はそれほど速くないのですが、しかし背が高く、上への当たり判定が大きいため、特にハシゴ近辺では注意したい敵です。
もちろん、その背の高さゆえ、ジャンプで避ける事は出来ません。
あと、稀に中の豆を飛ばして攻撃してくる事があります。

 
ハンバーガーとの関連はいささか謎ですが、とにもかくにも梨です。
これといった攻撃はありませんが、しかしコイツは移動速度がかなり速く、ドタバタチョコマカと速い動きで画面中を走り回るので要注意です。
リボンをつけているので、女なんでしょうかね…?
リボン付き梨がせわしなく走り回る。 ちょっと落ち着け。
 ネギ
もはやハンバーガーとは関係の無い具の世界に突入しているような気がしますが、それにしてもネギです。
こいつは背が異様に高く、上方向への当たり判定がやたらにデカいため、段差の低い場所だと、上のフロアにいても当たってしまうほどです。
また、コイツはそんな長身で突然パタリと倒れ込んでプレイヤーを押し潰そうとしてくる事があります。
背が高いせいか、倒れ込んだ時に当たり判定がけっこう前の方まで伸びるので、近距離でコイツと対峙するのはけっこう危険。
幸い移動速度自体はかなりニブイので、近付きさえしなければ大丈夫ですが、とにかく当たり判定の大きさには注意したい敵です。
ネギさん軍団大行進。 ネギバーガー作りまくり。
 トウモロコシ
ハンバーガーに使うとボロボロこぼれて食べ辛そうだなあという気もしますが、何はともあれトウモロコシです。
コイツは、歩く速度自体は遅いのですが、しかし通常移動の他に、葉の部分を広げて画面中を飛び回るという動作をしてきます。
斜め方向に飛行するので、コイツ単体ならまだしも、他の敵がいる場所や複数でプルプル飛びまわられると、非常に厄介な存在となります。
エイヤッとトウモロコシをフライ返しでひっぱたく! 飛びまわるんじゃない!
 カボチャ
パンプキンバーガーって昔あったようななかったような気もしますが、はてさてカボチャです。
コイツは移動速度が鈍重な上に特にこれといった攻撃もしてきませんが、図体がむやみにデカいのが特徴。
またその図体ゆえに結構な耐久力も有しているので、『強い敵』ではなく、『邪魔な敵』という表現がピッタリな奴です。
というか、ホントに邪魔です。

 カイワレダイコン
モスバーガーあたりのハンバーガーでは使われていそうな気がする、どこからどう見てもカイワレダイコンです。
コイツの特徴は、5匹で登場し、並んで動き回るという事。
並んで歩くので、横の判定がけっこう大きいです。
ただ、5匹合わせて1セットとなっているため、扱い敵には1匹の敵と同じで、どれか1匹でも攻撃したら全て倒せます。
移動速度は遅く、また特にこれといった攻撃はしてこないので、敵の中では比較的弱い方ですね。
カイワレダイコン軍団登場の巻。 規則正しく歩いとります。その後ろに枝豆もついていく。
 ブドウ
もはやハンバーガーとは次元の違いすぎる食物になってますが、もうそれはそれはみたまんまブドウです。
移動速度こそ遅いコイツですが、たまに粒を飛ばして攻撃してきます。
粒の速度はかなり速いので、なかなかにイヤらしい手強い敵です。
こんなの挟んだハンバーガーって、はたして存在するんですかね?
ブドウバーガーって、なんかイヤだなあ…。

 スイカ
ウォーターメロンという名でおなじみ、誰がなんと言おうとスイカです。
コイツは歩き回っている時に、突然ビョンと飛びかかってくるのが特徴。
飛びかかりの速度はかなり速く、至近距離だと避けきれません。
また、耐久力も少々高いので、かなり厄介な敵です。

 タケノコ
英語名バンブーな、どうしようもないくらいタケノコです。
コイツの特徴は、タケノコの分際でロケットに変化するというもの。
しばらくマップ上を歩き回ったあと、その場に停滞し、成長して大きな竹になります。 そしてその竹はロケットのように噴射しつつゆっくりと画面上方に飛んでいきます。
厄介なのは、竹になると縦の判定が異常に大きくなるという事と、耐久力が大幅にアップする事、そしてロケット噴射の速度がかなり遅いという事で、竹化されると通路をふさぐ敵として相当に邪魔な存在となります。
ちなみに竹化したあとに倒すと、なぜかまたタケノコの形態に戻って吹っ飛んでいくのが変過ぎです。
タケノコ大繁殖。 竹化してロケット噴射で飛んでしていきます。 おまいは何がしたいんだ!?
 ライター
みたまんま、ライターです。
とうとう敵のネタが食物からはずれて無機物になってしまいました。
コイツは炎を飛ばして攻撃してきます。
耐久力はけっこう高いのですが、しかしその場から一切動かないので、見つけたらさっさと倒してしまいましょう。
なお、コイツは1度倒したらそのステージ内では2度と出現しません。
ライターの炎攻撃。 コショウごときで破壊される情けないライターです。
 シャンプー
もちろんそのまんま、シャンプーです。
コイツも食物とは関係一切ナッシングですな。
特徴はライターと全く同じで、その場から一切動かず、シャンプー液を飛ばしてきます。
ライター同様、倒したらそのステージ内では2度と出現しないので、発見次第さっさと処理してしまいましょう。
シャンプーの攻撃! 右のスイカ、ウィンナーピクルスが彼を見守っとります。
 ハンマー
トンカチです。
とうとう日曜大工用品まで登場ですか。
コイツの行動パターンはネギに似ており、ステージ内をゆっくりと移動しつつ、たまにパタリと倒れ込んできます。
ネギと異なるのは、耐久力がかなり高いという事と、倒れこんだ時の衝撃でプレイヤーは強制的にジャンプさせられてしまうという事です。
特に強制的にジャンプさせられてしまうというのはかなり厄介で、敵の多いステージでは命取りになる事も珍しく、衝撃は画面外からも効果があるので、ネギよりも格段にタチの悪い敵です。
登場するステージは決まっており、またライターやシャンプー同様倒したら2度と出現しないので、登場したらすかさず倒してしまいましょう。
トンカチが動き回る。 ところでハンマーが歩き回るゲームってこれ以外にあるのか?
 ハゲタカ
いよいよ生物まで登場です。
しかもハンバーガーと関連性ゼロなハゲタカ。
コイツは画面をゆっくりと横切るように飛行し、プレイヤーとX座標が合うと持っている石を落としてきます。
ちなみにX座標が合っていれば、プレイヤーがこいつの上にいてもお構い梨に石を落としてくるのが間抜けです。
なお、コイツは攻撃を当てても移動方向を反転させるだけで倒せないなので、ムリして攻撃を当てようとはせず、うまく立ちまわって出来る限りこいつの下に行かないようにしましょう。
ハゲタカ大接近。 コショウをブチ当てて方向転換させてしまえ!
 フグ
とうとう海洋生物まで登場。
コイツはハゲタカと同じく、画面をゆっくりと横切るように浮遊します。
特にプレイヤーに向かって攻撃などはしてきませんが、しかし攻撃を当てると4倍くらいに膨れて当たり判定が大きくなるという特徴を持っています。
ハゲタカ同様攻撃しても倒せないうえに、前述したように攻撃すると逆に厄介な存在となるので、近付かないようにしましょう。
フグが膨れてます。 その上ではネギさんがパタリと倒れてます。
というわけで、以上がこのゲームに登場する敵キャラタチです。
それにしても、見事なまでにハンバーガーと関係の無い敵が多すぎ
せめてハンバーガー関連の食物であるトマトとか、ケチャップとか、レタスとか、チーズとかも入れてやれよ!てな感じですな。


 敵を挟むと本当に具になる
前作から大きくパワーアップし、そしれ大きな売りとなった要素の一つに、『ハンバーガー挟み』があります。
スーパーバーガータイムでは前作同様、ハンバーガーパーツを落として敵を挟み潰してしまう攻撃が出来るのですが、今作で面白いのは、敵を挟み潰すと『本当にハンバーガーの具になってしまう』という事です。
潰した敵はカツレツのような具に変化し、もちろんその具の分だけハンガーガーのボリュームも増加。
それまでハンバーグ一枚しか挟まってなかったハンバーガーが、敵を挟みこむ事により最高5段重ねの超ボリュームなハンバーガーになる!!
先ほどは、グラフィックのパワーアップにより前作に比べてハンバーガーのうまそさがアップしたとかきましたが、それに加えてこの『具だくさんシステム(勝手に命名)』の導入により、これがもう本当にマジでうまそうに見える!!
ていうか、こんなデッカいハンバーガー食ってみてェ!!
…という気分にさせてくれる事必至です。
そんなわけなので、このゲーム、ハンバーガーショップの近辺に置いたら、そのショップのハンバーガーの売上が上がるかもしれませんな(笑)
超ビッグバーガーの完成! こんなハンバーガー食ってみたいなあ。

 スクロールするようになった
前作からの変化の一つに、画面がスクロールするようになった、というのがあります。
前作バーガータイムは固定画面制のゲームだったのですが、今作ではハンバーガーのサイズが大きくなったせいか、ほとんどのステージが数画面の広さとなっており、それに伴い画面がスクロールするようになっています。
この手の面クリア型ゲームでスクロールを採用するのは、当時にしてはけっこう珍しいものでしたね。
ちなみにこのゲームのスクロールは少々特殊で、スクロールアウトした敵は消滅する、アイテムはスクロールに関係ないなど、ちょっと変わった特徴を持っています。
ともあれ、スクロールする事によりステージに広がりが出来、前作よりもスケールの大きくなった感があります。


 ステージ数が大幅にアップ
これはまあ当然といえば当然なんですが、全6面構成だった前作から、5エリア4ステージの、全20面構成となりました。
ステージ数は3倍以上、しかし大多数のステージはスクロールするので、感覚的にはそれ以上。
……って、8年ぶりに出たんだから、ボリューム増加するのは当然といえば当然なんですが。
ただ、個人的に好感が持てるのは、ステージ数のボリュームは増加していても、それがけっして多すぎるわけでななく、適度な量に設定されている、という事ですか。
この手の面クリア型ゲームでよくあるのが、やたらに大量のステージが用意されてて、オールクリアまで相当長時間プレイしなければならないというものですが、しかしスーパーバーガータイムでは全20面のみで、プレイ時間はせいぜい30分ほど。
適度な長さで終了できるので、プレイがだれないというのが、短時間集中型プレイが好きな私にとってはうれしかったものです。
実際、軽い気持ちで一回プレイして終れる長さなので、ヒマつぶしがてらよくプレイしてたものですし、また長くないのでワンコインクリアもそれほど苦労することなく実現できたものです。


 ボス戦がある
スーパーバーガータイムにはボス戦があります。
ボス戦は各エリアの4ステージ目になり、ラスボスを含め全部で5体のボスと戦う事になります。
簡単にボスの紹介。

 エリア1ボス−蜂の巣
みたまんま、蜂の巣です。
何故空に浮かんでいるのかは、聞かないでおきましょう。
蜂の巣は、中から蜂を飛ばして攻撃してきます。
蜂は一定時間停滞後、プレイヤーに体当たりをかましてくるのですが、そのタイミングが不規則で、慣れないと多少苦戦するかも。
蜂達の攻撃。 ハンバーガーを投げて蜂の巣を撃墜しろ!

 エリア2ボス−鳥の巣
そのまんま、鳥の巣です。
何故空に浮かんで(以下略)
にしても、生き物の巣がボスのゲームなんて、スーパーバーガータイムくらいなのでは。
鳥の巣は画面上部に羽撃ち出し、それを降らせて攻撃してきます。
こいつを倒すと、今度は親鳥が出現。
コイツは羽を扇状に撃ち出して攻撃してきます。
ハンバーガーを投げて鳥の巣と戦うコック。 冷静に考えたらはっきりいって異様な光景です。 親鳥登場! でもあんまり強くないの。

 エリア3ボス−魚
何の魚介類なのかは知りませんが、とにかく魚です。
画面を左右に横切りつつ、小魚を撒き散らしていきます。
自分の子供を攻撃手段にするという、言語道断なボスです。
魚さん魚さん。 フンの垂れ流しのように見えますが、一応小魚を出してるんですよ。

 エリア4ボス−ドクロ風船
もはや生物ですら無くなってますが、なにはともあれドクロマーク入りの風船です。
画面下から大量の小型風船に混じって出現します。
小型風船は攻撃する事で破壊できます。
ドクロ風船。 風船がボスキャラってのも、なんかしまりが無いなあ…。

 エリア5ボス−キング
正式な名前がわからないので、王冠をかぶっているのから、とりあえずキングと名付けました。
このゲームの正式なストーリーはよく知らないのですが、なんとなくゲームの雰囲気やコイツのツラがまえから察するに、ハンバーガーに満ち溢れたハンバーガーランドで食物の反逆が起き、そしてそれを首謀者がキングで、ピーターペッパーは元の平和なハンバーガーランドを取り戻すためにハンバーガーを作りつつ食材達と戦っている、という感じなんでしょうね、多分(どんなストーリーだ…)
頭にソフトクリーム、首飾りにメロンというイカれっぷりがナイスですな。
下から上がってくる手に乗っかりつつ、顔に攻撃を当てていくと倒せます。
手に掴まれるとミス。
キング(仮名)の掴み攻撃。 こいつを倒すと、やっぱり死因は『ハンバーガーによる撲殺』と書かれるのでしょうか?

とまあ、以上がピーターペッパーを苦しめるボス敵達です。
……なんですが、コイツラはボスとか言いつつ、どいつもこいつも実は激弱だったりします
どのボスもコツさえ掴めば簡単に倒せるもので、むしろ通常のステージの方が難しいくらい。
ラスボスなんぞは最弱もいい所で、『え?これガラスボス?』といえるほどの弱さ。
というか、何気にエリア1のボスが一番手強かったりして
コンなんでいいんでしょうかね?

ちなみにボス戦でのピーターペッパーの攻撃ですが、
ハンバーガーです。
ハンバーガーが攻撃手段とは、このゲームらしいですな。
え?ハンバーガーでどうやって攻撃するのかって?
決まってるじゃないですか、ハンバーガーを投げつけて攻撃するんですよ。
つまり、
ハンバーガーをぶつけるピーターペッパー
ハンバーガーを喰らってダメージを受けるボス
ハンバーガーによって倒されるボス
となるわけですな。
……ムチャクチャでんがな。
食べ物を武器にするゲームはうっでぃぽこやプーヤンなどいくつかあるものですが、しかし料理を武器にするゲームはこのゲームくらいかも。
つーか、ボス戦うんぬんの前に、ハンバーガーを投げるんじゃない
あと、ボスもハンバーガー喰らって倒れるんじゃない


 ランダム性もある完成度の高いアクションゲーム
私がこのゲームで良いと思う部分の一つに、『ランダム性が強い』というのがあります。
このゲームでは、ステージ構成、ハンバーガー構成、そのステージで出てくる敵の種類こそ毎回同じですが、しかしアイテムの出現場所や敵の出現場所などは基本的にランダムとなっているため、毎回違った展開でゲームが進行されます。
アイテムの出現が不規則なため、時には武器が豊富に出る場合もあれば、時には全然出ない場合もある。 プレイヤーの近くに武器が出る事もあれば、まるで離れた所に出現する事もある。
敵も、目の前に出現する場合もあれば、遠くで出現する事もある。 一気に大量に出現する事もあれば、ちょっとずつ小出しで出てくる場合もある。
クリアするためのパターン化が出来ないわけであり、手順を覚えてしまえば安心という安易なゲーム展開にはならない、と。
つまり、先に進むためには各々のアクション、各々の武器をしっかりと使いこなし、敵の特徴をしっかりと頭に叩きこみ、マップの構成を知り、うまく立ち回って敵を倒す、うまく立ち回ってハンバーガーを作る、と、アドリブ性とアクション性の高いゲームが展開されるわけです。
これぞアクションゲームの楽しさ
毎回違った展開でゲームが進行するので、マンネリにならず、その上油断したら序盤で死ぬ場合も十分ありえるなど、毎回適度に緊張したプレイが楽しめるんですよね。
おまけに、全般的な難易度自体もそれほど高くなく、コツを掴んである程度やりこめば、ワンコインクリアする事も十分可能
実際、私も当時はよくワンコインクリアしてたものです。
もちろん、前述したランダム性のおかげで100%というわけではなく、途中で死ぬ事も多かったですが。
ともあれ、この適度に難しい難易度、そして適度なランダム性は、よく出来ていると思いますね。
ピクルスをコショウでうりゃうりゃ味付けだ! ウマイ具になれよ。

 楽しくて明るいミュージック
このゲーム、音楽がいいです。
このゲームのメインテーマは2つありますが、そのどちらも良し。
個人的には、エリア2とエリア4で使われている曲がひょうきんで特に好きです。
このゲームをやった後は、無意識にこのゲームの曲を口ずさんでしまう事も。
バブルボブルやスノーブラザーズなど、この手のポップな雰囲気の面クリア型アクションゲームではえてして明るめの曲が良く使われるものですが、このゲームも同じく、明るく楽しい音楽で、ノリが良くてプレイして楽しい気分になるんですよね。
あと、効果音もなんかいいです。
特に敵を倒した時の『ピーポーッ』という効果音がひょうきんでナイスです。


 ヘンなエンディング
このゲームは1週エンドで、ラスボスを倒すとエンディングとなります。
で、そのエンディングですが、ハンバーガー車に乗ってのパレード
……変過ぎ。
最後までハンバーガーずくし
いやはや、ここまで徹底してハンバーガーハンバーガーされると、ある意味すがすがしいともいえるかも。
とにかく、このゲームがいかにハンバーガーを前面に押し出したゲームなのかというのを、ゲーム中のみならず、エンディングでもイヤというほど味あわせてくれます。
いや、笑えるんですけどね。
ハンバーガー車に乗っての凱旋。 てゆーかどんな車だ。

というわけで、スーパーバーガータイムの良い所をざっと紹介して見ました。
うーむ、個人的に好きなゲームだったせいか、読み返してみると見事なまでにベタ誉めしまくりですな。
ちょっと大げさかも。
でも、私にとっては、それだけ楽しく面白いゲームだったのは事実。
しかしながらこのゲーム、明るく楽しげな雰囲気、2人同時プレイ可能、カワイイキャラ、おいしそうなハンバーガー、適度な難易度など、どれを取ってもハズす要素の無い内容だったと思うんですが、なんで売れなかったんでしょうかねえ。
ファイナルファイトなどのヒットタイトルの影に隠れて、プレイする人ほとんどいなかったんでしょうか。
それとも、元々の出回りが少なかったとか。
結局は、まるで話題にならずにいつのまにか消えてしまってましたし…。
当時よくゲームセンターに行ってた人の中でも、このゲームをプレイした事のある人ってあまりいないんじゃないでしょうか。
家庭用に移植もされませんでしたしねえ。
関連で出たといえば、サントラCDが同社の『エドワードランディ』とのカップリングで出ただけでしたっけ……。
まさに悲運としかいいようがないゲームです。
私はこのゲームをかなりやりこんだものですが、完成度はかなり高く、プレイしてみると面白いゲームだったので、当時はこのゲームの置いてあるゲームセンターに行ってよくプレイしてました。
もちろん、ワンコインクリアを実現するくらいはやり込みました。
でもその後すぐに消えてしまったので、別れは早かったですが(悲)

とにかく、マイナーだけど楽しいゲームなので、もしプレイする機会があるのなら、1度プレイしてみましょう。
面白いですよ。
楽しいですよ。
ウマそうですよ。
おいしそうですよ。
ハンバーガーが食べたくなりますよ
ホントに。
スイカの飛びかかりがピーターペッパーを襲う! ピンチ!


 おまけ
まあ役立つ事はないでしょうが、ここでは私がプレイによって得た、ゲームのちょっとした攻略法を載せておきます。
このゲームをプレイする機会があり、そしてその中でワンコインクリアを目指せる方なら、役立ててください。
もっとも、そんな人まずいないでしょうが……。

 アイテムとスクロールの関係に注意
マイナーだけどかなり重要な要素です。
このゲームのスクロールするステージでは、あくまでフロアとハンバーガーの部分のみがスクロールするだけで、画面端のアイテム置き場はスクロールに関係なく、必ず画面の一定の位置に固定されるという事を覚えておく必要があります。
スクロールでフロアやハンバーガーの位置は変わっても、アイテムの位置は変わらないわけですね。
例として、ステージが上のほうにスクロールしている時に、画面下の部分に出現したアイテムをとろうとした場合、いちいち画面を一番下までスクロールさせないと取れないようになっている、など。
スクロールするステージでは、画面端に近付く事により画面がスクロールしてしまうので、画面端まで行くにはスクロールが止まるまで移動しなければならないんですよね。
これは横スクロール時も同様で、ステージの左端にいる時に画面右端のアイテムを取ろうとすると、画面を右に目一杯スクロールさせないとアイテムのある場所まで到達できない、と。
スクロールする面では移動に時間を取られて武器の残時間がすぐになくなってしまうので、これを頭にいれておき、現在所持している武器の残時間と新しい武器を取るまでにかかる時間を考慮してプレイしなければなりません。
さすがに最終面近くまで来ると、敵の攻撃も量も熾烈になります。
 固定敵はすぐに倒せ
特定のステージでは、シャンプー、ライター、ハンマーという敵が登場しますが、この3種の敵は他の敵と違い、最初からステージのある場所に存在して、1度倒すと2度と登場しないようになっています。
したがって、後々邪魔にならないためにも、この3種の敵は、ステージ開始時に一目散にそいつらの元に駆け寄り、さっさと倒してしまう必要があります。
特にハンマーは画面内のみならず、画面端にいても強制ジャンプさせられてしまうので、開始したら即破壊しておく必要があります。
また、ライターやシャンプーもハンマーほどではないにしろ、プレイヤー目掛けて正確に攻撃を飛ばしてくるので、コイツらも他の敵がまだ出揃っていないスタート直後にさっさと破壊しておきましょう。

 アイテムの残り時間に注意
以外に見落としがちなのが、アイテム、特に攻撃アイテムの使用可能な残時間。
武器は全て30秒間使用可能で、時間がすぎると無くなって素手になってしまいます。
素手状態で敵を攻撃する事は一切出来ず、逃げ回るしかないので、いかに素手にならず武器所持の状態を維持していくかというのが重要。
この30秒という武器使用可能な時間ですが、狭いステージの多い前半ではそうでもないのですが、後半、特にスクロール範囲の広いステージでは、思った以上に短く感じてしまいます。
長距離を移動しなければならないため、移動するだけで武器の使用時間がどんどん減っていくんですよね。
スクロール範囲の広いステージの場合、大体武器の残時間が10を切ったら新しい武器を取りに行った方がいいです。
なぜなら、武器の出現はランダムなので、ともすればかなり遠くまで武器を取りに行かなければならないこともよくあるので。
タケノコだらけの面。 ついでにブドウだらけの面でもあります。
 スクロールアウトを駆使する
以外に知られていない(というかこのゲーム自体知ってる人ほとんどいない)のですが、このゲームではハンマー、シャンプー、ライターといった固定的以外の全ての敵は、画面の外に消える、つまりスクロールアウトする事により、消えてしまいます。
で、消えた敵はまた新しく赤い光とともに新たな敵として画面内に登場すると。
覚えておきたいのは、これをうまく使えば、ピンチな状況を脱したり、邪魔な敵を一掃出来るという事。
例えば、画面上方に敵が密集しているので、いったん画面を下にスクロールさせて画面上部の敵をスクロールアウトで全て消してしまうなど。
また、敵の攻撃が全般的にとても激しいステージの場合、とにかく頻繁に画面をスクロールさせるようにすると、あまり敵が画面内に溜まらないようになります。
敵はスクロールアウトで消してもすぐに新たに画面内に出現しますが、しかし一時的には画面内から敵の数を減らせるので、スクロールアウトを使うと、これまで非常に難しかった局面が、多少なりとも簡単になる事も少なくないので、ぜひ活用していきたい所です。

 ハシゴは意外に動き辛い
上下の移動にはハシゴを使いますが、このゲームでは、ハシゴで移動している間は左右に動けないという性質を覚えておく必要があります。
つまり、ハシゴに乗っている間は、左右に移動したくとも出来ない、という事。
ハシゴから降りるには、はしごに繋がっているフロアにY軸を合わせた状態で左右に移動しなければならないのですが、実はこの軸合わせがけっこうシビアで、少しでもずれていると動けません。
これがなかなかクセモノで、このせいでハシゴからなかなか動けず、その間に敵に当たってやられる、という事態も珍しくないんですよね。
とにかく、ハシゴに乗っている間は左右の移動が制限される、という事を頭に叩き込んで起きましょう。
そして、ジャンプする事でハシゴから離れる事が出来るというのも覚えておきましょう。
フロアにY軸がなかなか合わせられない時や、敵が近付いてフロアに逃げるひまがない時などは、思い切ってジャンプしてハシゴから離れてしまうという手が使えるのです。
とにかく楽しいゲームだ、プレイすれ!!

それにしても、1万7000字かあ。
こんなマイナーなゲームのレビューをここまでダラダラと長く書ける、いや、書く人って、私くらいのものか。
アホですな。


2003年3月22日


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