直訳すると、ゾンビの復讐
この絵は、ドリームキャスト版のパッケージです。 毒島濃すぎ


ゾンビ・リベンジ

ZOMBIE REVENGE

セガ アーケード


NAOMI基盤を使用した上方視点の3Dアクションゲーム『ゾンビリベンジ』です。
内容は簡単に言うと、同社の『ダイナマイト刑事』+『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』ってな感じですか。


このゲーム、アクションが楽しいですね。
いかにも退廃した近未来的町並みを、ゾンビを筆頭に様々なホラー系モンスターが徘徊する。
プレイヤーはそんなおどろおどろしいゾンビやモンスターの群れに、銃を撃ちまくり、殴りまくり、暴れまくる
主に銃を使って攻撃するのが基本ですが、弾薬は豊富に出てくるので、弾切れの心配はほとんどなし。
銃の種類も豊富。
ちなみに、なぜかゾンビも銃を使ってきます。 ビーストバスターズ…。
また、アクションもダッシュ、ダッシュ攻撃、ガード、前転、後方攻撃、緊急回避技など豊富で、さらに色々な接近攻撃やコンビネーション攻撃もあるので、見てて面白い。
ダイナマイト刑事でのノウハウがうまく使われているというべきですか。
また、グラフィックもNAOMI基盤を使用しているので、かなり綺麗。


ただ、このゲームはアクションゲームとしてはなかなか面白いとは思うんですが、しかし惜しむらくは、体力回復出来るポイントが少ないのと、制限時間が異様に厳しいというのが大きなマイナスになっていたと思いますね。
元々体力ゲージの総量が少ない上に、回復できる場所も量も少ない
さらには、エリア内で設定されている制限時間がメチャクチャ短い!
大体この手のゲームでは制限時間はあくまでおまけ的なもので、大抵は敵の攻撃でやられてしまうように設定されているものなのですが、しかしこのゲームでは制限時間の方が敵よりも遥かに手強い。
ちょっともたつくとあっという間にタイムオーバー。
で、ゲームオーバー。
落ち着いてじっくりと進めるなんてほとんど無理です。
このようにタイムと体力の条件が激厳しいので、出来る限りダメージを避けつつ急いで敵を倒し、先に進んで行かなければなりません。
敵の攻撃よりも残り時間の方を心配しながら進めるという、なんかレースゲームをプレイしているような気分
はっきり言って、相当に難しいゲームになっていました。
同社の同タイプのゲームである『ダイナマイト刑事2』が比較的低難度で長く遊べるゲームだったせいか、余計にその難易度が厳しく感じたものです。
私はワンコインでは、3面辺りが限界でした。
これに関しては、もうちょっと何とかしてほしかったですねえ。
なまじアクションゲームとしては爽快感も高く面白かっただけに、この二つの面に関しては非常に残念だったと思います。


さて、このゲームを語る上ではずせないのが、個性的なキャラ。
というか、毒島
プレイヤーキャラは3人いて、それぞれ能力に差があります。
そんなキャラの中で、一人だけダントツに目立つのが、毒島力也(ぶすじまりきや)というキャラ。
メチャクチャ濃いです。
というか、他の二人に比べてこいつだけ異様にキャラが立ってます
見た目はサングラスをかけた『松田優作』で、それにブラックエンジェルズの松田さんを融合させたような感じです。
あとなぜか上半身裸。
彼は、毒島流気功術なる怪しげな技を使います。
ゾンビに向かって『毒島チョップ』だの『毒島キック』だの『毒島流滅殺衝』だの『毒島流華火(はなび)』だの『毒島流成華滅却円』だの『毒島流真空斬』だの『毒島流超真空斬』だの『毒島流一本背負い』だのが炸裂しまくりで、さらにはゾンビ相手に『足四の字固め』をかけたりもします。
しかも、足四の字はボタンを連打しないと返されることがあり、そうなると自分がダメージを受けるというハメに。
ゾンビに足四の字を返される毒島
笑えます
とにもかくにも、あまりに濃い彼のキャラクターは数多くのゲーマー達を魅了し、今はもう亡き『ゲーメスト』というアーケードゲーム誌においては、読者投稿欄に『毒島の部屋』なる専用コーナーまで作られたほどです。
また、毒島が個性的過ぎるので、残りのスティック・ブライトニングとリンダ・ロッタという2キャラは、存在がかすんでます
もっとも、毒島の個性に比べればこの2人はあまりに普通すぎて特徴が無さ過ぎというのは確かですが。
リンダは紅一点という面からすればまだある程度個性的といえるけど、スティックにいたっては見事なまでに無個性
まるでファイナルファイトの某ナイフ使いの如くです(笑)。
そうそう、一つ言い忘れましたが、毒島は名前の通り日本人なので、当然喋るのは日本語なんですね。
でも、他のプレイヤーキャラの喋りやゲーム中に語られるメッセージは英語。
つまり、毒島浮いてます
彼は他のキャラとの意思疎通が出来ているのか、はなはだ怪しいです。
とにかく、このゲームを語る上では毒島力也の存在ははずせないという事です。
いや、このゲームの魅力の半分は、毒島によって築かれているといっても過言ではないかも。
とりあえず、毒島のためにプレイしましょう


ちなみにこのゲーム、家庭用ではドリームキャスト版が出ています。

2002年1月19日


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