あの刑事(デカ)達がますますパワーアップして帰ってきた!
ドリームキャスト版のパッケージ。 濃いです。 ムサイです。 暑苦しいです


ダイナマイト刑事2

 カリブの海賊編

セガ アーケード


 ストーリー
大型客船『BARMUDA(バミューダ)』が、突如『カリブの海賊』と名乗る武装テロリスト達にシージャックされた。
『BERMUDA』は豪華な内装と最新の設備を供えた豪華客船で、この度はセレモニーも兼ねて大西洋を処女航海の途中だったという。
約2000人もの乗客の人質を取ったテロリスト達の目的は一体何なのか?
破壊活動?
要人の抹殺?
あるいは金?
依然として彼等のテロの意図が全くつかめない。
ただ判明しているのは、大統領令嬢である『キャロライン・ヨーコ・パウエル』が人質の中にいる事のみ。
とにかく、彼女だけは何としても最優先に救出しなければならない。
SEALSによる救出作戦の準備が整っていく中、合衆国大統領はある決断を下し、一人の刑事に電話をかけた。
『ヤツ』をテロリスト達にぶつける!
そう、あの男、人間凶器の異名を持つ男。
またの名を『ミスター・ダイナマイト』。

 ブルーノ・デリンジャー!

「前回の事件で娘を救出してくれた君に、重要な任務がある」
大統領直々の電話で舞い上がってしまったブルーノは、
「はい、何でも任せて下さい」
と答えてしまった。
かくして、彼にとって新たなる『悲劇』と『活躍』、そして『喜劇』のステージが用意されたのだった……。



前作で暑苦しいまでに男臭さを四方に振り撒いたブルーノ・デリンジャー、別名『ダイナマイト刑事(デカ)』が再び男度満点で舞い戻る!
今度の舞台は『ダイ・ハード』のブルース・ウィリスもまだ戦った事のない豪華客船だ!
今だかつて無い常軌を逸した海賊相手の大バトルが今、始まる!
もちろん素手で

なお、今回は2人の頼もしい仲間も一緒だ!
元スペツナズのジーン・アイビー軍曹に、両刀使いとうわさされるエディー・ブラウン伍長。
ちなみに前回の相棒だったシンディ・ホリディは、あの事件の後、ブルーノ・デリンジャー警部に「君はこれから『ミス・ダイナマイト』だ!」と言われてショックのあまり寝込んでしまい、欠番だそうである。
合掌……。



ゲームにおいて続編というものは数多く存在するものでありますが、しかし続編として成功したタイトルというのはそれほど多くないものです。
ですが、この『ダイナマイト刑事2』はそんな数少ない成功したタイトルの1つです。
あらゆる点においてますますパワーアップしているこの刑事2は、まさしく『これぞ続編!』と呼ぶにふさわしい内容。
基本的な内容は前作とほぼ同じで、刑事達がテロリスト相手に時には素手で殴り合い、時には武器でボコボコにし、時にはヘンテコなアイテムで敵をタコ殴りにし、そして時には銃器をぶっ放しつつ先に進むというものです。
しかし、そんな一言では片付けられないゲームなのは周知の事実
というわけで、次からはこのゲームの魅力を語っていきます。



 ダイナマイトなプレイヤーキャラ達
前作では2人だったキャラが、刑事2では一気に3人に増加!
しかも前作ではブルーノとシンディの性能差は技のスピードの差(と金的蹴りの有無)くらいで、実質的にはほとんど同キャラ扱いでしたが、この刑事2の3キャラははっきりと性能の差別差が施されており、キャラが変われば戦い方もまるで別物。
もちろんどのキャラも設定からして濃いのはお約束。

 ブルーノ・デリンジャー警部(年齢:43)
ゲーム史上屈指の男臭い主人公といえるかも?
前作から続けて出演の『ミスター・ダイナマイト』ことSFPDの人間最終兵器
犯人検挙率はトップな彼だが、しかし検挙よる金一封よりもそれによって引き起こされる損害賠償の方がはるかに多いという、まさしく人間凶器、そしてリーサルウェポンな男。
『ダイナマイト刑事』の高層ビルテロ事件解決の功績により、警部補から警部に昇進したようです。
趣味は日曜大工で好物は肉という、タフでナイスなアメリカン。
ダイナマイト刑事といえば濃くムサいキャラが多数登場するゲームですが、何気に主人公である彼自身が一番濃いです。
40代のオヤジでありながら紛れもない主役という、昨今の若人な主人公キャラオンパレードな日本のゲームにおいては、非常に貴重な存在(だと思う)。
能力的には3人の中では中間とも言える性能で、打撃も投げもそこそここです。
ただしかし、彼は銃器を筆頭とした武器の扱いのエキスパートで、彼の武器攻撃は他の2人に比べて強力です。
パワーアップするとは銃を7発連続で撃つ『クレイジー7ショット』、DDT2連発からパワースラム、バックドロップ2連発などを使いこなします。
とにかくダイナマイト刑事を語る上では絶対にはずせないワイルドな漢キャラ、それがブルーノ・デリンジャーです。
ちなみに性能的には中級者向けですね。
余談ですが、今回の雰囲気ってダイナマイト刑事というよりダイナマイト特殊部隊という感じがしますな。

 ジーン・アイビー軍曹(年齢:27)
鬼軍曹というあたりが妙にド迫力ですな。
米海軍特殊部隊SEALSの女鬼軍曹
ウクライナ生まれで、16歳でロシアの特殊部隊であるスペツナズに入隊し、それ以降はモサド、GSG9、SASなどを渡り歩いたという、まさしく百戦錬磨にふさわしい経歴の持ち主。 ついでにいうと、中国拳法とサンボの使い手。
趣味は日本のアニメ鑑賞で、現在はオーガスタにある飲食店『トラットリア・陽気なコザックダンサー』というレストランを経営しており、でもってそのレストランの料理はイタリアンという、どうにも理解に苦しむプロフィールの持ち主です。
彼女は関節技のエキスパートで、ゲーム中は組技主体で戦います。
パワーアップ中に出せる『ゴールデン13レッグホールドコンボ』という13連続関節技コンボは必見。
1人の敵に対し、「なにもここまで……」と思えるくらいゴキッ、バキッ、ボキッ、ベキッ、グシャッ、ゴシャッ、ミキッ、メキッ、ゴキャッ、メリッ、とサソリ固めやら股裂きやらボー・アンド・アローやら脇固め(と他多数)といった関節技をバキバキと決めていく様はまことに快感。
それこそ、敵がかわいそうに見えるほどに…。
ただ、その分打撃技の性能はあまりよくなく、打撃戦においては少々苦戦を強いられるキャラです。
どちらかといえば上級者向きですね。
ちなみにマニアックな話題ですが、彼女のキックコンボの2発目は『アンダーカバーコップス』の女敵キャラの攻撃にソックリです。

 エディー・ブラウン伍長(年齢:21)
某俳優にそっくりという声もちらほら。
ムエタイ使いの米海軍特殊部隊SEALSの伍長。
噂によると両刀使い(ゲイ)らしく、何でも彼のムエタイは足を三本使うらしいとか、ゲイバーの盗塁王らしいとか、やおい好きの女性ゲーマーの為に作られたキャラらしいとか、色々な流言蜚語が絶えません。
なお他にも、昔、ある時どこかの刑事に片手を48時間もの間繋がれたまま捜査に協力したこともあったり、アメリカに花嫁を探しに行ったとある国の『星の王子さま』だったこともあったり、ビバリーヒルズのあばれん坊刑事だったこともある、という噂もあります
趣味はレゲェ。
彼はムエタイ使いという名の通り、打撃技主体のキャラです。
とにかく打撃技が強力で、適当に攻撃ボタンを連打しているだけでもガンガン敵を倒せるので、かなり扱いやすい。
また動きもすばやいので、エディーは初心者向けのキャラといえます。
パワーアップすると、殴りまくりなアジアン11フラッシュコンボなどが使えます。



 ダイナマイトなサブキャラ達
ダイナマイト刑事2にはプレイヤーキャラのみならず、彼らを取り巻く魅力満載(?)なサブキャラ達もウリの1つです。

 キャロライン・ヨーコ・パウエル(年齢:12か13)
パウエル大統領の娘で、前作から引き続き登場。
相変わらず前作同様不細工ですけど、このシリーズの紛れもないヒロインです。
彼女の顔のグラフィックはかなり綺麗になっているようですが、しかし見た感じ、今度は別の方面に濃さのベクトルが向いたようで、今作の彼女からは前作とはまた違った意味での不細工さが発散されています
しかも今回はイベントシーンにおいて、彼女の高密度なCG顔と表情の変化が拝めるというオマケまで付いているという…。
まあ、不細工なヒロイン、という面においては非常に希少価値のある存在かもしれないですな。
ちなみに前作ではウルフ本郷の使っている机の中に隠れてやり過ごす(しかも気付かれない!)という離れ業を披露してくれましたが、今回も相変わらずボスの部屋のベッド下に隠れたり、ボスのトランクの中に隠れたりと笑える隠遁術を披露してくれます。
そんな行動の影響なのか、彼女の趣味は机などに潜る事。
将来、合衆国初の女性大統領になるという壮大な夢を持っている(らしい)。

 シンディ・ホリディ
前作『ダイナマイト刑事』でのブルーノの相棒。
前作の事件後、ブルーノからもらった一言により大ショックを受けたようで、今回は欠番となっています。
ただ、ドリームキャスト版においては、とある条件を満たす事により、隠しキャラとして彼女が使えるようになるらしいです。

 パウエル大統領
キャロライン・ヨーコ・パウエルの父親であり、アメリカ合衆国大統領。
この度のテロ事件を解決する為、人間凶器ことミスター・ダイナマイトを投入する事を決定した張本人

 ウルフ本郷(年齢:40〜50くらい)
前作の高層ビル占拠事件の首謀者。
ブルーノに逮捕されてアスカトラズ刑務所に護送されている最中、カリブ海の上空で行方不明になった彼だが、その時バミューダ族という現地の原住民に体を怪しく改造されて蘇った
そしてブルーノ・デリンジャーに復讐すべく、今回のテロを画策した。
早い話が、今作のラスボスも彼だということです。
もはやダイナマイト刑事シリーズの裏の主役といってもいいかも?
体を改造された為、体からマシンガンやロケットランチャーを発射したり、さらにはくるくる回ってテレポートなんかも出来たりします。
強いぞ!
ちなみにバミューダ族という原住民がなぜそのような改造を出来るのかというのは、聞かないでおきましょう。
余談ですが、前回であった彼の顔のどアップなデモ、今回も用意されていたりします。
しかも今回は高密度ポリゴンで彼のツラのどアップが拝めます
本郷マニアは必見!(いるのか?)
ついでに言うと、今回も彼はすぐ傍に大統領令嬢が隠れているのに気付かない相変わらずのおバカさんです。



 ダイナマイトにパワーアップしたアクション
前作『ダイナマイト刑事』では非常に豊富で爽快なアクションがウリの1つでしたが、もちろんこの刑事2でもそれは受け継がれています。
いやむしろ、2になってよりいっそう豊富に、派手にパワーアップしたといえるかも。
刑事2の基本的なルールは前作と同じく、敵を倒しつつ先に進むというスタイルです。
大きく変わったところといえば、攻撃が左右2方向に固定されていた前作に対し、今作では全方向(8方向)に攻撃が可能になったということでしょうか。
見た目は難しそうですが、しかしその代わり全方向に自由にダッシュが出来たり、ジャンプ2回押しによるショートステップが追加されたり、攻撃方向をある程度自動で微調整してくれたりなど、むしろ前作よりもやりやすくなっている感じです。
またアクションも前作よりも反応がよくなったみたいで、キビキビと動く刑事達はプレイしててとても気持ちがいい。
他にも、プレイヤーキャラ達の技なども大きく変化、そして痛快に。
まず、プレイヤーキャラ達の技は、通常技からつかみ技にいたるまで、3人とも全て異なるものになっています。
しかも、それらがPマークでパワーアップ(後述)する事によりさらに変化。
つまり、キャラ毎に全く異なるアクションが楽しめるというわけなんですね。
そんな豊富なアクションを駆使して存分に殴りまくり、存分に蹴りまくり、存分に投げまくり、存分に叩きまくり、存分に極めまくり、存分に武器でぶん殴りまくるのは前作以上にまっことに爽快。
特にパワーアップした時のコンボが気持ちいい。
関節技コンボや武器コンボなどは病み付きになることうけあいです。
マシンガンをぶっ放すブルーノ刑事。 悪人に情けは無用!


 ダイナマイトにパワーアップしたグラフィック
ダイナマイト刑事2を語る上ではずせないのが、グラフィック。
前作はST-Vというセガサターン互換基盤によって製作されていたため、見せ方はうまいけど、お世辞にも綺麗なグラフィックとはいえませんでした。
でもしかし、刑事2はあのバーチャファイター2で有名なMODEL2基盤で製作されており、前作とは比べ物にならないほど綺麗なグラフィックに。
さらにFPSも秒間60フレームにアップ。
もちろん忘れちゃいけない『濃さ』もパワーアップ。
通常、グラフィックがパワーアップしたシリーズモノの場合、前作とは比較にならないくらい『美しい』グラフィック、言い替えれば『美麗』になるというのが定説となっているわけですが、この刑事2においてはグラフィックがパワーアップして『綺麗』になったにもかかわらず、グラフィックの『濃さ』が全く失われてない、いやむしろますます『濃く』、『ムサ苦しく』、そして『泥臭く』なっているから驚き。
前作よりもさらにブッ飛んだ変テコなキャラ達が勢ぞろいとなってますし。
実の所、前作では荒いポリゴンにより必要以上に『濃い』グラフィックを感じさせてくれたともいえますが、でもしかし、刑事2では綺麗になったグラフィックなのにもかかわらず、その濃さを前作以上にさらに感じさせてくれるというのは驚愕すべき事だと思います。
開発者達の努力の結晶というべきでしょうか?
それとも開発者達が『アレ』な感性をご多分に持っていたのでしょうか?
まあとにかく、グラフィックに関しては非常にヨロシ!です。
ちなみにこの刑事2は先ほども言ったように、バーチャファイター2やデイトナUSAなどでおなじみのMODEL2基盤を使用して製作されました。
が、しかしこの刑事2の登場時期は1998年。 時代はMODEL3基盤のゲームが真っ盛りで、ドリームキャスト互換基盤のNAOMI基盤を使用したゲームもちらほら出現している頃でした。
なぜにこんな時期にすでに旧型ともいえるMODEL2基盤で出したんでしょう?
やはり、あまりに高位な基盤で作ると、あのアクの強さと濃さを出しにくいということで、最終的にMODEL2になったんでしょうか?
結果的には成功したとはいえ、なかなか謎ですな。
植木蜂を振り回す刑事。 他ではまず見られんでしょうな。


 ダイナマイトにパワーアップしたゲーム性
ダイナマイト刑事2はよく濃いキャラや笑えるアクションばかりがクローズアップされがちですが、しかしそれ以上に評価したいのが、ゲーム性が向上してて非常にプレイしやすくなっているということ。
前作のダイナマイト刑事は確かに面白いゲームでしたが、幾分作りが荒く感じられたのも事実。
でも刑事2ではそれらの荒さがすっきり改善され、非常にすっきりとまとまっています。
例えば今作ではスタート時に3つのルートから選べるようになっており、どれを選んだかによって展開が変化。
また難易度もルートによって大幅に変わるので、プレイヤーは自分の腕に合わせたプレイを楽しむ事が出来ます。
ちなみに一番簡単なのは上空からパラシュートで降下するルートで、次にボートに乗って潜入するルート、1番難しいのが潜水具を付けて水面下から侵入するルートとなっています。
他にも、当たり判定の改善があります。
前作ではいくつかの技の当たり判定が少々おかしかったり理不尽に思えたりしたものですが、しかし刑事2では非常にしっかりと設定されており、理不尽に感じられる当たり判定などがなくなっているのがいいですね。
例えば前作ではどちらかといえば役立たずだった緊急回避技が、今作ではしっかりと緊急回避として役立つくらい当たり判定が強化されていたり。
そうそう、余談ですが、刑事2の緊急回避技は前作の旋風脚みたいな技から、回転ラリアート+ジャンプアッパーに変更されています。
ただ、回転からジャンプアッパーというアクションが物理法則から微妙に外れたような奇妙な感じがするけど……。
ここら辺の妙なパワーアップ(?)もダイナマイト刑事2というべきですかね。
サメ男にパンチを叩き込む! なぜに彼はサメのかぶりものをしているのか?


 ダイナマイトな演出
ダイナマイト刑事2は演出面においても前作から格段にパワーアップしています。
まず前作でもあったCAUTIONシステム
もちろん刑事2でも健在です。
走りながら敵を倒す、敵の攻撃を間一髪避ける、閉まりかけのシャッターに滑り込む、すれ違いざま敵を海に落とす、敵のだまし討ちを見破るなど、バリエーションも豊富。
しかも今回は成功するとわざわざ画面が4分割し、4つのアングルからそのアクションを見せてくれるという演出までついています。
やけに凝ってますな。
他にも、前作以上に色々な武器が登場したり、とある場所に設置されているスロットマシンを回して絵が揃うとアイテムが出現したり、船内で超巨大なタコ(なぜに?)との決戦があったり、所々でムービーが挿入(後述)されたり、ダメージを受ける毎に服がだんだん破れていったり、エンディングであっと驚く(笑える)展開があったりなど、もう見ているだけでもお腹イッパイになりそうなほどハチャメチャでブッ飛んでて笑える演出がてんこ盛りとなっています。
つまりは、見ているだけでも楽しめる非常に秀逸なゲームというわけなんですね。



 ダイナマイトなデモ(ムービー)
刑事2には前作同様、ゲームの展開に沿ってデモムービーが途中で挿入されます
で、そんなデモムービーでは前作同様、ゲーム中のポリゴンキャラよりもハイクオリティなポリゴンキャラによる劇が展開されます。
例えばボスとその部下とのやり取りなど。
ですが、さすがはダイナマイト刑事2、そんじょそこらのゲームとは一線を画しています。
なにって、主人公側にはこのハイクォリティなポリゴンキャラによるムービーがまるで無い!
いや、もちろん主人公が走ったり部屋に踊り込んだりといったデモムービーはあるのですが、それはあくまでゲーム中のキャラグラフィックを使いまわして動かしているだけ。
しかし、ウルフ本郷だけは別
彼の顔だけはなぜかムービー専用の高密度ポリゴンモデルが用意されていて、ゲーム中はそんな彼の顔面のムービーがテンコ盛り
これでもか!というくらいハイクォリティな彼のポリゴンなツラがイヤというほど拝めます
しかもちゃんと表情が変化するし、リップシンクもしてます。 おまけに彼ムキムキだし。
極めつけはこれ。
ゲームが進むとウルフ本郷はといって船に仕掛けた爆薬を一斉に爆破するのですが、その時、画面には『時間だ…』というセリフと共に彼の口の超どアップが。
画面イッパイに広がるウルフ本郷の口
やめてくれ…。
と思わず呟いてしまうこと必至です。
なぜにこれほどまでにウルフ本郷だけ凝っているのか?
それはやっぱり『それがダイナマイト刑事2だから』なんでしょう。
あ、ついでにいうと、このハイクォリティなポリゴンモデルは、ウルフ本郷のほかに大統領令嬢にも用意されています。
主人公には無いのに…
彼女の不細工なハイクォリティポリゴン顔面のどアップが画面イッパイに広がり、プレイヤーを恐怖のズンドコに叩き落してくれます
いわゆるマウントポジション。 刑事対テロリストというより、どこぞの格闘大会みたい。


 ダイナマイトな敵キャラ達
前作『ダイナマイト刑事』では異様なまでにアクの強い敵キャラがわんさと出てきてプレイヤーを苦戦させて(笑わせて?)くれましたが、今作ではそれがますますパワーアップ
プレイヤーキャラやウルフ本郷、大統領令嬢ばかりがとかくクローズアップされがちですが、なんのなんの、敵キャラも負けじとこれでもかというくらい珍奇なヤツらが大集合しています。
そんな魅力的(?)な敵キャラ達を大紹介。

 ザコキャラ編
ザコキャラはこれといって目立たない存在ですが、しかしよくよく見てみると相当に奇妙すぎるくらい奇妙なヤツらがわんさと溢れています。

 ソウル・ハラキリーズ
ハラキリ魂を持つ、どうひいきめに見てもテロリストには見えないサムライ。
あまりにベタなネーミングが涙を誘う。 何なんですか、ソウル・ハラキリーズって。
コイツは二刀流で刑事達をザクザクと斬ってきます。
他の敵とのコンビネーションプレイがなかなかイヤらしい。

 ザ・ニンジャ
テレポート能力を持つウソくさいニンジャ。
どうやらテレポートはウルフ本郷から習ったらしい。
ハラキリーズ同様刀でザクザクと斬ってきます。

 カニ男
カニの甲羅を身につけた怪しさ満点の男。
どうやら海賊達のアルバイトらしく、本業は米西海岸のチェーン店『カニ大学』の店員なんだとか。

 カメ男
カメの甲羅を身につけた男。
ドラゴンボールの某仙人とは関係ないらしい。
カニ男同様彼はアルバイトらしく、本業は新しい日本の味を提供する和菓子の専門店『海亀屋億年堂』の店員なんだとか。
自分ではカメの甲羅を背負うのがカッコイイと思っているらしい。

 サメ男
上の2人と同類。
本業は怪しいお店で用心棒らしい。

 オオカミ男
オオカミの着ぐるみを身に包んだ男。
某北斗七星マンガに出てくる牙一族とは関係ないらしい
本業は精神病院の看護士達。

 ミゲール
ツルツルでさっぱりとした後ろ姿の男。
ザコキャラです。

 ランボー・マニア
上半身裸にバンダナと、まさしく映画ランボーのマニアなキャラ。
両手にマシンガンを持っており、そこから繰り出される攻撃はなかなか強烈。
でもランボーって両手にマシンガンというスタイルしてましたっけ?

 バグダット・スコルピオ
陽気なイタリアン。
なぜイタリアンはいつも陽気という設定なのかという事については、ツッ込まないでおこう。
ランボー・マニアと同じく2丁マシンガンで攻撃してきます。

 アフガン・ダイナマイツ
一言でいうと、ランボー・マニアの女版。 なんつー名前だ……。
名前の通りアフガンの女戦士というイメージを出そうとしているようですが、でもねえ・…。

 ミスター・アラビアン
名前そのまんまな、アラブの男。
両手に刀を装備しており、コンボでバリバリこちらの体力を減らしてくるので手強いです。

 サハラ・ハーレムズ
ミスター・アラビアンの奥さんです。
6人いるようですが、でもコスチュームはみな同じです。
アラビアンと同じように二刀流の剣を使ってきます。
それにしても、見れば見るほどバラエティ豊かなテロリスト集団ですな。

 ロデオ・ウェスタンズ
ハイ、名前のとおり、西部劇風の男です。
長い銃身の2丁拳銃(マシンガン?)を使い、ランボー・マニアやアフガン・ダイナマイツ、バグダット・スコルピオと同様にバリバリ撃ちまくってきます。
にしても、こんな名前の男っているんでしょうか?
サムライ・ハラキリーズといい、ミスター・アラビアンといい、ウルフ本郷率いるテロリスト達ってこんな名前ばっか

 バミューダ族
バミューダ族と呼ばれる部族の男達。
全身ペイントを施したそのルックスは、どう見ても未開人としか思えないですが、見た目とは裏腹にウルフ本郷を改造しパワーアップして蘇らせるという、侮れない技術を持っているようです。
通常は素手で攻撃してきますが、床に落ちている武器を使って攻撃もしてきます。
なお、ある程度ダメージを与えると、彼等は2人に分裂して襲ってきます。
どういう体の構造してんでしょ?

 ハイバミューダ族
バミューダ族の高位に位置する男達。
両手のマシンガンで、バグダット・スコルピオやロデオ・ウェスタンズと同様に撃ちまくってきます。
しかしながら、あの昔の部族のような全身ペイントに両手マシンガンというスタイルは死ぬほど似合っていません
ちなみにこいつもある程度ダメージを与えると、二人に分裂します。
人間かどうか疑わしいですな

 中ボス編
中ボス達は2対1、もしくは1対1で襲ってきます。
ただ、彼等はなぜか大半がデブキャラで占められています。
なぜに?
中ボスのデザインを担当した人達は、デブキャラに何か思い入れでもあるのでしょうか?
謎は深まるばかりです。

 ペドロ・サ・ブー
後半で出てくる中ボスで、捕らわれた隊長の振りをして突然不意打ちをかましてくる男です。
武器は使ってこず、素手オンリーでこちらを攻撃してきますが、さすが終盤近くで出てくるだけあってけっこう手強いです。
ちなみに彼が隊長のニセモノだと教えてくれるのは、ほかならぬ大統領令嬢です。

 キャプテン・クック・クッ・クー
海賊ですが、なんかスゴイ名前ですな。
マダム・ヤンという奥さんがおり、彼女とペアでこちらを襲ってきます。
その巨体によるパワフルな攻撃はなかなか苦しまされることうけあい。
なお、噂によると彼は奥さんには頭が上がらないらしいです。

 マダム・ヤン
デブなのに職業がベリーダンサーというよくわからない経歴を持つ女性敵キャラ。
夫であるキャプテン・クック・クッ・クーとともにコンビの攻撃で刑事達を苦戦させてくれます。

 明日乃山留吉(アスノヤマトメキチ)
元相撲取り(前頭二枚目)の日本料理シェフで、色々黒い交際を行っていたのがばれて廃業したという経歴を持つキャラ。
実は前回の事件にも出てて刑事達に逮捕されているんですが、しかしその後はスピード出所し、今回、この豪華客船の厨房で刑事達の敵として立ちはだかります。
えらく珍しい名前を持ったデブです。

 ポワレ・ド・サカイ
日系フランス人の、フランス料理シェフ。
もちろんデブです。
料理は哲学』というのが彼の口癖で、人は彼を『料理の哲人』と呼ぶらしいです。
京都にあるレストランのオーナーシェフだった彼は、幻の食材を求めてカリブへやってきた、となっています。
彼の料理は伝統的なフランス料理を下地に、わび、さび、たび(?)、わらじ(??)といった日本の思想的な(?)味わいを織り交ぜたものになっています。
ちなみになぜそんな彼がテロリストの一味として刑事たちを襲ってくるのかはです。

 チャオ・トンミン
中華料理界の武闘派コックとして有名な、中か料理シェフです。
もちろんこいつもデブ。
噂によると、生まれた時に右手に牡蠣ソース、左手になべを持っていたそうで、また14歳の時に家を出て、中国全土を旅しながらその土地の料理人に、辻斬りよろしく辻料理勝負を挑んでいたらしいです。
また、彼の父のハンミンも料理界では伝説的な聖人と呼ばれる男らしいですが、しかし餃子の包み方で口論となり、トンミンは家出。 それ以来会ってないらしいです。
と、こんなすごい経歴を持つ彼が、なぜテロリストとして刑事達を襲うのかはもちろん謎です。

 クラーケン
超巨大なタコ。
真っ赤な体なのは、ポワレ・ド・サカイに捕らえられゆでかけられたところを逃げ出したため、赤くなっているんだとか。
また、その時の怒りがいまだに収まってないため、目に付くものは刑事達であろうと見境なく襲いかかってきます。
スミ放出、触手で捕まえる、子ダコ発射がメイン攻撃。
そんな全長十数メートルの大ダコと殴り合う刑事達……。
どこがテロリスト討伐作戦なんだか

というわけで、以上がウルフ本郷率いるテロリスト集団『カリブの海賊』の面々です。
にしても、見事なまでに統一感のないバラエティ豊かな人員で構成されていますな。
カリブとは何の関係もなさそうな怪しいアラブ人や怪しいアジア人もわんさといるし
ウルフ本郷は一体どこからこんなキテレツな人材をかき集めてきたんでしょうか



 ダイナマイトに増加した武器アイテム類
ダイナマイト刑事といえばヘンな武器アイテム、ヘンな武器アイテムといえばダイナマイト刑事といえるくらい、この手の武器アイテムはこのゲームにとって切っても切れない存在となっています。
で、この刑事2ですが、うれしい事に前作よりもますますそれらのヘンなアイテム数が増加。
もちろんハンドガンやマシンガン、鉄パイプといったこの手のゲームご用達のアイテムも数多くあるのですが、しかしやはり注目したいのは、他のゲームではまず見られないようなヘンテコな武器、そしてアイテムでしょう。

 ハンドガン
刑事の武器といえば外せないのがこれ、ハンドガンですね。
最高3連射する事が可能で、パワーアップすると5〜7連射する事が出来ます。
装弾数は15発で、マガジンを持っていれば再びリロードする事が可能です。 全弾撃ち尽くした後にハンドガン自体を敵に投げつけるのはお約束。
ハンドガンとそのマガジンは次の面に持ち越す事が可能で、なるべく他の武器もしくはキック技で戦い、先で待つ手強い敵のためにハンドガンと弾を温存する、という戦い方も可能になっています。
ちなみに今回もハンドガンを持ったまま敵をつかみ、パンチボタン連打で敵を逮捕する事が出来ます。
面白いのは、今回は同条件でキックボタンを押した場合、敵からちょっとしたアイテムを脅し取る事が出来るということ。
出せ!』といって敵からアイテムを脅し取る刑事達と、アイテムをおそるおそる差し出す敵達はかなり滑稽です。
ただ、あまりやりすぎると金的蹴りなどで手痛い反撃を受ける事があるので注意。
余談ですが、ここではカプセルやバナナといった回復アイテムを入手できる他にも、服のボタン、サイコロ、セガサターンパッド1ドル札といったちょっと首を傾げたくなるような得点アイテムも入手する事が可能です。
にしても、セガサターンパッドを携帯しているテロリストって一体……。
ここらへんがセガらしいというべきか。
そして1ドル札やバナナをテロリストから脅し取る刑事達。 正義ってなんですか……?。

 マシンガン
正確にはサブマシンガンで、ハンドガンの強力版ともいえる存在です。
装弾数は15発で、1度に4連射できるこの銃はなかなかに強力。
あとハンドガンと同様、こちらもマガジンがあればリロードする事が出来ます。 そしてこれまたハンドガン同様、次の面に持ち越す事も可能です。 ただ、ハンドガンのように逮捕は出来ません。
ちなみに前作ではハンドガンとマシンガンは異なるマガジンを使用してましたが、この刑事2では1種類に統一されています。
マシンガンを持っている間は、キックボタンでマシンガンによる殴り攻撃を繰り出すことが可能になっています。

 弓矢
見た通り、矢を射て攻撃する武器です。
通常は一発ずつ発射しますが、近距離に敵がいるときのみ3連射できます。
撃ち尽くすと最後に弓を投げるのは当然お約束。
マシンガン同様、キックボタンを押すと弓で殴る事が出来ます。

 3連装バズーカ砲
3つ連なったバズーカ砲で、装弾数はもちろん3発。 当たると爆発します。
かなり破壊力のある武器ですが、しかし持つと動きが鈍くなる上にダッシュとステップも出来なくなるので、上手く立ち回らないと逆に手痛い反撃を受けるので注意。

 4連装ロケットランチャー
前作でも出てきた、四角いロケットランチャーです。 装弾数はもちろん4発。
こちらも破壊力はかなりのものですが、しかし3連装バズーカ同様に持つと動きが相当遅くなって小回りがきかなくなるので、うかつに拾って痛い目を見ないようにしましょう。

 対戦車ライフル
前作でも登場した、強力無比な対戦車ライフルです。
もちろん前作同様、ヒットした相手を壁まで吹き飛ばす事が出来、さらに他の敵をも巻き込む事が出来ます。
ただ、これも持つとかなり動きが遅くなるので、全方向から攻撃を受けるようになった刑事2では前作より扱いに注意が必要となっています。
なお、キックボタンを押すとこの銃で相手を殴る事が出来ます。
普通に考えると人間相手に対戦車ライフルをぶっ放すなんて非人道的もいい所なんですが、ダイナマイト刑事シリーズでは特に違和感ないというのがさすがというべきか……。

 対艦ミサイル
出た!
まさしく刑事2な武器、対艦ミサイル!
弾は一発しかなく、持つと動きが鈍くなりますが、しかし画面全体を攻撃できる上に超威力
爆発すると画面一杯に爆風が広がり、敵は数十メートルもの上空に吹き飛ばされ、ダイハードもびっくり!な大爆発と汚い花火が拝めます。
ひとかかえもある大きさの対艦ミサイルを生身の人間に向けて撃ち込むなんて、このゲーム以外では絶対にないでしょうな……。

 レーザーガン
レーザーを射出する武器で、持つと動きが鈍くなりますが、一直線上にいる全ての敵を1度に攻撃できます。
相手をしばらく痺れさせる効果があるので、そのスキに攻撃することが可能です。
ピュルルルとレーザーがヒットしてプルプルと痙攣する敵は見ててかなり笑えます。

 水中銃
タコの面で出てくる武器で、連射の出来ないハンドガンのようなものです。 装弾数は6発。
もちろん撃ち尽くした後は銃自体を投げつけます。

 大砲
大昔の大砲そのまんまな外見のくせに、対戦車ライフルと同じ性能を持つという、わけのわからない大砲です。
基本的な性能は対戦車ライフルと全く同じで、もちろんキックボタンで殴る事も出来ます。
大砲を抱えて海賊たちと大立ち回りを繰り広げる刑事達。
もはや刑事とは……。

 バーベル
オーソドックスにパンチボタンで殴り、キックボタンで投げる武器です(投げると壊れる)
バーベル振り回して暴れ回るアクションゲームの主人公(しかも刑事)なんて、ゲーム界広しといえどもこいつら以外おらんでしょう。

 植木鉢
身長ほどもある鉢植えの木で、バーベルと同系統の武器です。
パンチボタンで殴り、キックで投げます。
ダイナマイトな刑事達はこんなものでも武器にしてしまうのです。
鉢植えを武器にする刑事なんて、ここ以外では見れないでしょう。

 掃除機
パンチボタンで殴り、キックで投げます。
掃除機をぶんぶん振り回す刑事達。
刑事って一体……。

 発火プラグ
パンチボタンで殴り、キックで投げる、バーベルと同系統の武器です。
投げると爆発するという、えらくぶっそうな武器です。

 デッキチェアー
パンチボタンで殴り、キックボタンで投げる、バーベルと同系統の武器です。
こんなものを振り回して戦う刑事なんて、ここ以外では…(以下略)

 ロック歌手のマネキン
パンチボタンで殴り、キックボタンで投げる、バーベルと同系統の武器です。
にしても、マネキンを武器にするか?普通。
こんなものを振り回して戦う刑事…(以下略)

 女性歌手のマネキン
パンチボタンで殴り、キックボタンで投げる、バーベルと同系統の武器です。
わざわざマネキンを2種類用意する所が、このゲームらしいというかなんというか……。
こんなものを振り…(以下略)

 気絶した敵
パンチボタンで殴り、キックボタンで投げる、バーベルと同系統の武器です。
刑事2においては、倒れた人間も武器になるのです。
まさに使えるものは敵でも使え、てな状態ですな。
ちなみに敵を拾った時には武器の名前が表示される部分に敵の名前が表示されます(ランボー・マニアとか)。
これすらも武器として…(以下略)

 冷凍マグロ
パンチボタンで殴り、キックボタンで投げる、バーベルと同系統の武器です。
アイレムのアンダーカバーコップスでプレイヤーの度肝を抜いてくれた武器、冷凍マグロが、再びここにおいて日の目を見ることになったのです!
しかも刑事2においては、投げて壊れた後に残った残骸を食べて体力回復する事も出来ると、単に復活させるだけではなく、さらにそこから1段階高い水準に冷凍マグロの価値を引き上げています。
さすがダイナマイト刑事2!

 冷凍牛肉
パンチボタンで殴り、キックボタンで投げる、バーベルと同系統の武器です。
冷凍マグロと同じく、壊れたら食べて体力回復が出来ます。
こんな武器を…(以下略)

 メカジキ
パンチボタンで殴り、キックボタンで投げる、バーベルと同系統の武器です。
冷凍マグロと同じく、壊れた後は食べれます。
わざわざマグロと分別しているあたりが無駄に凝っているというかなんというか
こんな…(以下略)

 鉄パイプ
まあこの手のタイプの武器としては基本的ですね。
パンチボタンで水平振り回し、キックボタンで振り下ろしから振り上げ攻撃を繰り出します。
あまりに普通すぎて刑事2においては無個性に見えてしまうのがスゴイ。

 フランスパン
でた!これぞ刑事2な武器!
鉄パイプと同系統の武器ですが、こんなモンで撲殺された日にゃあ死んでも死にきれんでしょう……
いや、それ以前にこんなのを武器にしたのはこのゲームが最初で最後なのでは?
フランスパンをブン回してテロリスト達をタコ殴りにする刑事達。 そしてフランスパンで張り倒されるテロリスト達……。
はっきりいって異様な光景です。
もはや刑事対テロリストという戦いには見えません
戦っているというより、まるでコント。

 デッキブラシ
鉄パイプと同系統の武器で、前作から引き続き登場。
ですが、他の武器のインパクトが強くて刑事2ではちょっと影が薄くなってしまったかな。
これ自体は冷静に考えるとスゴイインパクト大な武器なのに、それ以上にブッ飛んだ武器が多いせいで目立たない刑事2はホント、スゴイゲームですな。

 ヘアーモデル
長い棒にマネキンの頭が付いたやつで、鉄パイプと同系統の武器です。
こんなのが武器になるとは、まさに何でもあり。
そこらにあるもので、使えるものはとにかく使え!となんか香港のアクション映画を彷彿とさせますな。

 モンキーレンチ
鉄パイプと同系統の武器です。
クラーケンのステージで出てくるのですが、しかし……モンキーレンチを振り回しつつ大ダコとケンカするブルーノ・デリンジャー…。
どうひいき目に見えても、刑事には見えませんな。

 
バミューダ族の島で出てくる、鉄パイプと同系統の武器です。
これを狂気乱舞して振り回しつつ暴れ回るブルーノ、ジーン、そしてエディー。
本当にこれはテロリスト殲滅作戦の一部なんでしょうか?

 木製の棒
カジノでコインを集めたりするあの棒で、鉄パイプと同系統の武器です。
ちなみにこの武器は当然カジノで入手できるのですが、その時の敵はバミューダ族。
違和感ありまくりな光景がそこに展開されます。

 マイクスタンド
鉄パイプと同系統の武器です。
マイクスタンドを振り回して戦う刑事達。
いや、もう何も言うまい
余談ですが、『恋のホットロック』というゲームでもマイクスタンドを武器にしてましたな。

 アイロン
鉄パイプと同系統の武器で、コードの部分を持ち、アイロンを振り回して攻撃します。
ただ、これと懐かしい電話はコードを持って攻撃する為、キックボタンによる縦方向への振り下ろし攻撃が出来なくなっています。
アイロンを振りまわしてオオカミのきぐるみを着た男相手に暴れ回る刑事達。
もはや言葉もありません……。

 懐かしい電話(ナツカシイデンワ)
回転ダイアル式の黒い電話です。
鉄パイプと同系統の武器で、こちらもアイロン同様キックボタンによる縦方向への振り下ろしが出来なくなっています。
ちなみになぜこんな古い旧型の電話が最新設備を搭載した豪華客船に設置されているのか?
謎です
ツッ込まないでおきましょう。

 
前作でも登場した小振りの斧。
パンチボタンで突き連打、キックボタンでなぎ払い連打攻撃が繰り出せます。
相手のガードに関係なくダメージを与える事が可能なので、非常に強力。
特にボス戦では大いに役立ってくれます。
なお、今回は拳銃と同様に斧も次の面に持っていくことが出来ます。 これはうれしい。
ただ、しばらく使っているとそのうち壊れてしまいます。

 赤い斧
別名ファイアーアックス。 火事などの非常事態用として設置されている赤い斧です。
通常の斧と全く同じ性能ですが、しかしこの赤い斧は次の面に持ち越す事が出来ません。
その反面、いくら使っても壊れないという利点を持っています。

 割れたビン
前作でも登場した割れたビンです。 性能も斧と全く同じ。
相変わらずこれを振りまわしていると、刑事とテロリストの戦いというより、そこらのバーでのケンカ風景にしか見えて仕方がないです。

 雨傘
斧と同系統の武器、雨傘です。
雨傘を振り回してテロリスト達と戦う刑事達。
本当に刑事ですか?
いや、それ以前に雨傘と斧が同じ性能というのはどういうことか?

 シシカパブ
大きな串に大きな肉を突き刺して焼いたトルコ料理で、斧と同系統の武器です。
攻撃する部分は串なので、これで突いたり薙ぎ払ったりするのは見た目かなり痛そうなんですが、肉が付いたままのやつを振り回すというのが……。
食べられないのが残念です。
食べ物を体力回復アイテムではなく主に武器として扱っているアクションゲームなんて、他ではまず見られませんて。

 トイレの吸盤
正式名はラバーキャップ、通称カッポンカッポン。 斧と同系統の武器です。
トイレで出てくる武器なんですが、こんなのでトドメを刺された日にゃあ……。
敵があまりに哀れ。
いくらなんでもありとはいえ、刑事がこんなものまで武器にするとは……。

 リンゴ
お皿に乗っているリンゴです。
パンチボタンで投げつけるのですが……なぜ投げる!?
ダメージも微量だし。
なお、キックボタンで食べて体力を微量ながら回復する事が出来ます。
数に限りがあり、無くなったら最後に皿を投げつけます。
ちなみに私の場合はダッシュで敵との距離を置きつつとにかく食べる、食べるというパターンでしたね。
部屋の中を縦横無尽に駈け回りながら、リンゴを時には立ちつつ食べる、時にはダッシュしつつ食べる、時にはジャンプしつつ食べる、時にはダッシュジャンプしつつ食べる刑事達。
そしてそれを追いかけるテロリスト達。
まるでコントのような状況

 肉まん
お皿に盛られた肉まんで、リンゴと同系統の武器(?)です。
もちろんキックボタンで食べる事が可能です。
肉まんを投げて戦うブルーノ・デリンジャー……。
あなたは本当に刑事ですか?

 寿司船
小さな船に盛られた四角い握り寿司(押し寿司?)で、リンゴと同様、投げて使います。
もちろん食す事も可能。
それにしても、なぜこんなのが武器になる!?
こんなモノで昇天させられる敵が哀れでなりません。
死亡診断書の欄には『死因:握り寿司による撲殺』とか書かれるんでしょうか?
こんなのイヤだ……。

 ケーキ
皿に盛られたケーキで、リンゴと同様、ちぎって投げて使います。
当然食べる事も可能。
ですが、こんなの当たって痛いんでしょうか?
ヒットしたら微量ながらダメージ有りというのが、まさしく驚愕です。

 
ケーキやリンゴなどを乗せている皿です。
リンゴなどを使い切った時、最後に投げます。
意外な事に、当てると気絶させやすいという。

 手榴弾
リンゴと同様、投げて攻撃する手榴弾です。
なぜか皿に盛られています。
パンチボタンで投擲、ヒットすると爆発します。
キックボタンで同じく投擲ですが、こちらは一定時間が経ってから爆発するようになっています。 上手く使い分けましょう。
ちなみに残念ながら食べる事は出来ません

 ケースに入ったコイン
カジノにある、小型のバケツに入ったコインで、リンゴ同様投げて使います。
銭形平次よろしくコインを投げて攻撃するエディー……どこがムエタイ使いですか?
ちなみにこちらも残念ながら食べる事は出来ません

 冷蔵庫
一回限りの武器で、投げて使用します。
ヒットすると爆発します。
衝撃を与えると爆発するとは、えらく危険な冷蔵庫使ってますな。

 ブラストシティ筐体
ゲームコーナーにあるセガのゲーム筐体で、冷蔵庫同様に投げて使用します。
ヒットすると同じく爆発するのですが、こんなの置いてて大丈夫なんでしょうか?
自社のゲーム機を武器にするあたりが、ダイナマイト刑事らしいというかセガらしいというか。

 自動販売機
冷蔵庫と同じく、投げて使用します。
相変わらずヒットすると爆発するのですが、自販機って爆発するものでしたっけ?

 各種イス
背もたれのあるイス、ソファ、スツール型のイス、子供用のイス、食堂用の木製イスなど、様々な種類が存在しますが、全て投げて使用する武器です。
投げると壊れてしまうので、一回限りの使用となっています。
そこらへんにある手軽な武器としては、まあ基本ですね。

 テーブル
イスと同様、投げて使用します。
あまりに普通すぎて、これといってコメントが思い浮かびません。

 タル
ポワレ・ド・サカイとの戦闘シーンで出てきます。
イスと同様、投げて使います。

 木箱
イスと同様に投げて使う武器ですが、中に銃や斧などのアイテムがランダムで入っています。

 殺虫剤
前回でも登場した武器で、使うと、敵を咳き込ませる効果があります。
咳き込んでる隙にボコボコにしてやりましょう。

 殺虫剤+ライター
前作でもおなじみ、殺虫剤とライターを組み合わせる事により簡易火炎放射器として使えます。
ただ、刑事2ではこれ以上にヘンテコリンな武器が満載になったせいか、やや印象が弱くなった気がします。
まあそれでも、かなり変な武器に変わりないわけですが。

 テーブルコショウ
前作でおなじみ、コショウです。
振りかけると相手がくしゃみをするので、そのスキに料理してしまいましょう。
ちなみにわずかながらダメージがあるので、これでトドメをさす事も出来ます。
コショウで死ぬテロリスト。
イヤすぎ。


 便器
はい、トイレにある便器です。
イスと同様に投げてから使う武器ですが、敵に当てると気絶させやすいという利点があります。
そりゃそうでしょう。 こんなのブチ当てられたら、気絶するしかないでしょう。
投げられてイヤなアイテムナンバーワンかも。
これでやられたら、やはり『死因:便器による撲殺』となるのでしょうか?

 看板
イスと同様投げて使います。
普通すぎて、書く事無いです。

 ガスボンベ
チャオ・トンミンとの戦いで使える武器で、投げると冷蔵庫同様に爆発します。
爆発系の武器としては、これが一番まともかも?

 炊飯器
明日乃山留吉との戦いで使える武器で、投げると冷蔵庫と同様に爆発します。
投げて爆発するとは、恐ろしく危険な炊飯器ですな。
この中には、一体何が詰まってるんでしょう?
いや、それ以前にガスボンベと同等の効果を持つ炊飯器って……。

 フォークリフト
投げて使う武器です。
これといって特徴はありません。

 ドラム缶
投げて使う武器で、冷蔵庫と同様に爆発します。
冷静に考えると投げるだけで爆発するドラム缶というのもかなりおかしいのですが、しかし他の武器が変すぎて、これが至極まっとうに見えるのがすごいというべきか…。

 室内用運動器具
ジムでの戦いで使える武器です。
投げると爆発するのはお約束。
こんなぶっそうな器具で運動したくないです。

 スタンガン
殺虫剤と同様の効果を持ち、相手を痺れさせる事が出来ます。
武器としてはマトモすぎて、どうもコメントがかけません。

 スロットマシーン
厳密に言うと武器ではないのですが、とりあえず紹介。
カジノに置かれています。
あとバミューダ族の島でも発見できます。 なぜに?
このスロットマシーンを攻撃するとスロットが回転し、絵柄が揃うとちょっとしたアイテムが出現します。 ハズれると何も出ません。
ちなみにスロットは4〜5回ほどプレイ可能です。
敵から逃げつつスロットマシーンを叩いて回す刑事達。
もはや遊んでるとしか思えぬ……。

 カプセル
ライフが少量回復します。
いい忘れてましたが、今回も前作と同様、刑事のライフに上限なんてものはないのです
取れば取るほど増えるので、ライフ満タンでも取りまくりましょう。

 ドリンク
カプセルよりも少し多めにライフが回復します。

 レーション
ドリンクよりもさらにライフが多く回復します。

 清涼飲料水
いわゆるポカリスエット。
ゴキュゴキュと飲むので、少しだけスキが生じます。
バリエーションとして、他にもオロナミンC、ジャワティーなどがあります。
そういえばこの頃のセガって、バーチャファイターキッズを筆頭にジャワティーなどをゲーム中でよく宣伝してましたね。
時代を感じさせますな。

 1ドル札
敵から脅し取ることで入手できます。
ライフがわずかに回復するのですが、なぜなんでしょ?

 バナナ
敵から脅し取る事で入手できます。
銃をつきつけバナナを脅し取りライフを回復するブルーノ。
彼は刑事ですか…?

 Pマーク
赤い色の『P』というマークで、5つ拾うと一定時間パワーアップします。
パワーアップすると通常技から武器攻撃にいたるまで個々の技の切れが向上し、また技の回数も増加。 敵をアチョアチョ撲滅していく事が出来ます。
ちなみに各キャラには得意分野というのがあり、ブルーノ・デリンジャーは武器攻撃、ジーン・アイビーはつかみ技が、エディ・ブラウンは打撃攻撃が大幅にパワーアップ。

 Sマーク
緑色の『S』というマークで、これ1つで『P』マーク5個分に相当します。
つまり、これ1つ拾うと即座にパワーアップするということですね。

というわけで、以上がこのゲームに出てくるアイテム(多分全部)です。
恐ろしく多いですな。
アクションゲーム、それも格闘アクションでありながら、ここまで多彩なアイテムが用意されているとは。
しかもそのうちの3分の1から半分近くが他のゲームではまず見られないような変なアイテム。
とても凝っているというか、無駄に凝っているというか……。
まあとにかく、このようなヘンで面白いアイテムを意識してプレイするようになると、このゲームが更に楽しくなる事うけあいです。
ダイナマイト刑事2をプレイする時は、アイテムを吟味しつつプレイしましょう。
これこそがダイナマイト刑事2を120%楽しむ為のプレイスタイルだ、といっても良いかもしれません。



というわけで、そろそろ結論。
はっきりいって、このゲームには目立つ欠点らしい欠点は無く、誰でも面白く楽しめる非常に完成度の高いゲームだと断言したいです。
前作同様に濃くて変で笑えるキャラ達、かなりブッ飛んでて多彩な武器、派手で豊富で爽快で多彩なアクション、難易度の異なる3種類のルート、適度な難易度、綺麗(?)な画面……。
いや、もちろん個人的には、ゲーム全体のボリュームが多少少ないのと、難易度が少し簡単過ぎると言う不満はありますが、しかしそんなのはこのゲーム全体の優れた完成度から見れば本当に些細な問題であり、これを差し引いてもよく出来たゲームである事には変わりありません。
事実、このゲームがつまらないという声は聞いたことがありませんし、またそれ系の悪意を持った貶める内容のレビューも見た事がありません。
つまり、それだけ万人に好評を持って受け入れられているということなんですね。
とにかく、まだプレイした事のない人は、見かけたら必ずプレイしてみる事をオススメします。
きっと楽しめる事でしょう。
ちなみに私ですが、この刑事2、もちろん刑事1と同じくやりまくりのプレイしまくりで、全ステージワンコインクリアは余裕で出来るくらいやり倒しました。
ある時などは、このゲームを従兄弟と二人同時プレイをし、その従兄弟は初めての刑事2プレイだったにもかかわらず、私のサポートにより2人とも生き残ったままクリアしました。



ところで余談ですが、このダイナマイト刑事2、関節技でボキボキ敵を殺りまくるは銃は撃ちまくるは斧で斬りまくるわ人間相手にゴッツイ対戦車ライフルをぶっ放すわ巨大なミサイルを人間に向けて撃つわと冷静に考えるととんでもないくらい暴力表現が満載なのですが、なぜか全年齢推奨になっているのがスゴイ不思議ですな。

もう1つ余談ですが、このダイナマイト刑事2のレビュー、なんか書いてる文書の半分くらいがキャラとアイテムの紹介に費やされているような……。
そう思いません?

2002年3月6日


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