ステージ7で出てくる新たな敵キャラの名前忘れてしまいました……。
『デビルワールド』は血で血を争う対戦ゲームだ! 8×8ドットの目玉焼き。でもなんとなくおいしそう。


デビルワールド

任天堂 ファミコン


このゲーム、ファミコン初期のソフトなんですが、なんだか他のマリオやポパイ、アーバンチャンピオンやアイスクライマーなどに比べると結構マイナーだったみたいで、あんまり話題にはならなかったような気がしますね。
私的には、当時のファミコンソフトの中でもかなり面白い部類のソフトだったんですけどねえ。。
またそれだけでなく、非常に印象深いソフトでもありました。


ゲームは面クリア型のアクションで、パックマンのようなドットイート型のステージと、画面内に散らばる『本』を特定の位置に戻すというステージの2種類があり、3ステージ目はボーナスステージとなります。
ドットイート型のステージはもちろん画面内に散らばるドットを全て回収するとクリアになるんですが、ドットは通常の状態では回収できず、特定の地点に設置してある十字架を装備していないと回収できないようになっています。
また、十字架を所有している間は敵を倒す事の出来る炎も吐けます。
十字架は一定時間で消えてしまいますが、消えた後も特定の場所に行けば何度でも取得出来るので、いかに十字架を常に手放さずにいるかというのがゲームの勘所。 この十字架を絡めた条件設定がなかなか面白い。
次のステージは、画面の四隅に置かれている『本』を祭壇らしき場所に戻すというステージ。
この本は十字架と同じように持っていると炎が吐けるのですが、十字架のように一定時間でなくなるということはないです。 しかし、ステージ中心部の祭壇らしき場所に収めてから次の本を取るまでの間は、完全に無防備になるので注意が必要です。
そして本を全て祭壇に納めるとステージクリア。
画面中心に立っている悪魔らしきキャラが、こうもりに化けて逃げていきます。
次はボーナスステージで、画面内にある6つの箱を回収するか、時間が無くなる、もしくはミスすると終了します。
ちなみに画面中央部にある箱以外のいずれかには1UPが一つ隠されていて、ここでプレイヤーのストックを増やせます。 優先的に回収しましょう。
そしてここをクリアすると一週クリアで、再びステージ1にループします。
いうならこの3つのステージで1セットという形ですね。
週を重ねる毎に次第に敵の種類や数が増えていくので、難しくなっていきます。 ついでに言うと、面の色も変わったりします。


さて、このゲームならでは特徴といえば、『迷路が上下左右に動く』(スクロールする)という事。
で、迷路の壁とスクロールの壁に挟まれるとミスになります。
この壁が動くという仕組みがなかなか面白い。
迷路の動きは完全にランダムなので、既存のドットイート型のゲームのように毎回パターン化するという作戦が通用せず、また迷路の動きばかりに気を取られていると今度は敵にやられてしまうなど、常に油断出来ない展開なので、プレイするたびに違った展開が楽しめたものです。
また、ドットイートのステージでは、十字架を持たないとドットを回収できないようになっているのが面白い。
いかに十字架を手放さずドットを効率よく回収していくかという戦略性もあって楽しいです。


このゲームでは2人同時プレイが出来るようになっているんですが、これが非常に面白い。
もちろん基本は協力プレイで、2人が力を合わせてステージを効率よくクリアしていくという形になっているんですが、このゲームのキャラクターはお互いすり抜ける事が出来ないので、お互いがぶつかると押し合いへしあいになります。
なので、壁の側で押し合いになったまま片方(あるいは両方)が壁につぶされてしまうという事がよくあります。
そして、先ほど挙げたように十字架か本を所持している状態で吐く炎は敵を倒す事が出来るといいましたが、これをもう片方のプレイヤーに当てると、当てられたプレイヤーはその場で一定時間固まってしまいます。 そして炎は連続で当てる事が出来るので、うまくすればずっと相手をその場に固める事も出来たりします。
もちろん固まっている間は動く事が出来ないので、壁につぶされたり敵にやられたりする可能性が高い。
と、いうことは、当時『マリオブラザーズ』で協力プレイよりも殺し合い(いわゆる対戦)の方が流行ったように、このゲームでもこういったお互いの足を引っ張り合うという、最大の敵は隣にいるといったプレイスタイルの方が普通のプレイよりもはるかに面白かったので、対戦ゲームとして認識している友人も多かったです。
また、途中までは協力プレイと偽って、ある面から突然裏切ってこちらを殺しにかかるという、裏切り行為もけっこう流行りました。
まあもっとも、その後の友情にひびが入って崩壊するというのはお約束ですが……。
まあとにかく、対戦ゲームとしては初期の傑作『マリオブラザーズ』に引けを取らないくらい面白いものと言い切っても良いくらいです。


さて、このゲームはファミコン初期に作られたものなのですが、私自身の中ではかなり印象深いゲームなんです。
その根拠はゲーム性が優れていたからとか、対戦が面白いとかそういったものではなく、敵を倒した時に出現する『目玉焼き』がとっても美味そうに見えたから(笑)
このゲームの基本的な敵キャラは『メダマン』という大きな目玉のモンスターなんですが、こいつを炎で倒すと『目玉焼き』に変化し、そしてその目玉焼きはプレイヤーが食う事が出来ます。 もちろん得点も入ります。
この目玉焼き、サイズはたったの8*8ドットしかないくせに、グラフィックがえらく美味そうに見えるんですよね。
これをプレイした後、無性に目玉焼きが食べたくなったものです。
なので私の場合、このゲームをプレイする時にはステージをクリアする事よりも、目玉焼きを食べる事に全力を注ぐというプレイスタイルでした。
全くもってこんなおバカな理由でこのゲームを印象深く覚えているのって、きっと私くらいのものでしょう。

2000年11月3日


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