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 マスク・オブ・ゾロ
 (THE MASK OF ZORRO)

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1.ゾロは剣と鞭と馬、
そして女性の扱いに長じていなければならない。
武芸の技と紳士としての
<魅力>を磨くことを怠るべからず。

2.敵を攻撃するのに怒りをもってしてはならない。
憎しみはゾロのマスクの下に秘め、
常に微笑みを絶やさぬこと。

3.ゾロは民衆のしもべである。
これを常に肝に銘じ、
彼、彼女らが必要としていることを成すべし。


かつては民衆の英雄ゾロと呼ばれた男ドン・ディエゴ(アンソニー・ホプキンス)。
しかしある日、モンテロによって彼の妻は殺され、赤ん坊だった娘は奪われ、彼もまた投獄される。
20年後。
投獄生活を脱した彼は、ふとした事からモンテロの配下に兄を殺された盗賊あがりの青年アレハンドロ(アントニオ・バンデラス)と出会う。
そして偶然にも、20年前に彼がふとした事で助けられた少年が、そのアレハンドロだった。
彼はアレハンドロを2代目ゾロとして育て上げる事にする。
こうしてディエゴから正義の意志とマスクを受け継いだアレハンドロは、民衆の英雄ゾロとしてモンテロに戦いを挑む……。


実の所、見る前まではこの映画自体よく知らなかったので、さして興味も無かったんですが、ある日なんとなくビデオを借りてから見てみると、いや、とにかく面白い映画でした。
民衆の英雄というのを主人公にしているだけあってか、内容がとても明るい冒険活劇で後味も悪くなく、本当に最後までスッキリと見る事が出来ました。
最初はゾロがつかまった後、再びマスクをとって大活躍かと思いきや、2代目のゾロが主人公という意外性があり、なかなかよかったです。特に冒頭で初代ゾロが非の打ち所がないほどの活躍ぶりを見せているので、2代目のどんくさい所が妙に可笑しくて面白かった。
また見逃せないのが、剣劇などのアクションシーンがよく出来てる。
こういった剣劇映画でのアクションシーンは、えてして動きが大味で大して凄いような感じがしないものなんですが、この映画ではなかなか動きがきびきびしていて、スピード感あふれる剣劇シーンが楽しめました。
また馬車上での活躍など、アクション映画としてもかなり高い水準ではないでしょうか。バンデラスもアンソニーもなかなかがんばっていますね。
またダンスシーンが印象的。やはりメキシコが舞台なだけあってこういったダンスを見ていると情熱的な国といった物が感じられますね。
ストーリーは単純で分かりやすいものなんですが、展開が面白いので最後まで飽きずに一気に見れるいい映画だと思います。

ところで余談ですが、この映画を見る前にバンデラス主演の『THE 13TH WARRIOR』を一月ほど前に見たことがあったんです。
なのでバンデラスの顔は結構鮮明に覚えていたんですが、『マスク・オブ・ゾロ』でバンデラスが頭モジャモジャでヒゲボサボサの格好で初登場した時には、全然印象が違うので『え?これバンデラス?』と思ったものです。その後ヒゲをそって頭も短く刈った時、いわゆる終盤近くになってやっと彼の顔を認識できたほどです。
こうして考えてみると、人間の顔って髪型とひげを生やすだけでまるで印象が変わってしまうものですね。